8月6日:北八つの森でコケ三昧 [植物]
昨日で演題発表は終了し、今日は皆さん待望のコケの観察会です。
今日も良いお天気のようです。
日の出前からもう鳥たちは鳴き始め、日が昇ると止んでしまいました。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
朝食後、白駒池めざして北八つのコケの森を歩きます。
亜高山針葉樹林帯でみなさん林床の観察です。
コメツガ、シラビソ、オオシラビソ、トウヒ系の林床は次の3種類あるそうです。
1)コケ型 2)ササ型 3)草木型
ここは1)と2)の混合地帯です。
コメツガの葉はコメというように小型で、まっすぐ伸びるトウヒに比べると幹はやや曲がります。オオシラビソは東北地方ではアオモリトドマツとも呼ばれ、蔵王で樹氷ができる木です。葉をもむと柑橘系の爽やかな香りがします。シラビソの樹皮は白っぽくてツルっとしています。
皆さん熱心にコケの講義を聞いています。
ダチョウゴケ。
キヒシャクゴケ。
ムツデチョウチンゴケ。
白駒の奥庭という溶岩の多い場所にやってきました。
ここは土が少ないため、高い木は育ちません。
よく岩に付いているのがクロゴケです。
白駒池に到着。解散場所の駐車場までは歩いてすぐです。
はるばるスペインからお越しのコケガールさん。
日本でコケの研究をしているそうです。好きな食べ物、タコ。
(ちなみにSTAP細胞を発表したあの研究機関です)
キノコのfairy ring を教えてあげたらビックリしていました。
キノコが丸い菌輪を形成しているのがおわかりですか?
夜通しダンスをしていた森の妖精が、夜明けとともにキノコに変身したものです。
昨日演題を発表し「がんばったで賞」を受賞した天然コケガールのお二人。
関西の大学で森林生態学をご専攻中だそうです。
コケガールさん:地衣類にも行かれるそうですけど、普段は何をやってはるんですか?
S医師 :私は医師なんです。
コケガールさん:へぇ~、岩石やってはるんですか~
S医師 :( ゚Д゚)(*_*)(>_<)( ゚Д゚)(*_*)(>_<)
コケの学会は本日で終了。皆さん三々五々と解散です。
来年の会場は・・・、なんと屋久島です
私は引き続き「地衣類研究会」に参加するべく、麦草ヒュッテに移動します。
ここで二日間、地衣類三昧の時間をすごす予定。
ちいるい?って聞きなれない言葉ですが、下の写真は4Nで行ったキノコ狩り(野尻湖)の際に、看護師さんに地衣類のレクチャーをしているところです(2007.10)。
指さしているのはウメノキゴケというよくある地衣類です。
桜の木にはえていても、松の木にはえていてもウメノキゴケなんですよ~
地衣類の多くは〇〇ゴケという名前がついていますが、コケではありません。
菌類と藻類の共生体です。コケは植物ですが、地衣類は植物ではないのです。
両者が混同される一例をご紹介します。
2013年8月に北八つでコケの勉強会があり、家内と参加しました。
ご指導いただいたのは、東大教授で国立科学博物館所属の樋口先生です。
昨年の日本蘚苔類学会では、十和田湖でカヌーをご一緒させていただきました。
(2014年8月27日「十和田湖でカヌー」参照)
そこにNHKの取材が入ったんですが、ディレクターの関心は「コケガール」!
BS1の「にっぽん百名山」の「蓼科山」で放映されたのですが、「あたりはコケの繁殖が盛んです」とのナレーションの部分の画像が、なんとコケではありません!(>_<)
何だよ~ これ地衣類じゃん! コケちゃうで~(*_*)
これがその時の撮影風景。
オレンジの女性が、コケには全く興味ナシ!のコケたディレクターです。
NHK~、まじめにやれや~
私達夫婦も、コケガールを引き立てるその他大勢の役で映ってあげました。
まあ、私なんぞはカスみたいなものですが(黄色矢印)。
昨年の奥入瀬の地元取材チームの関心も「コケガールはなぜコケに萌えるのか?」でしたが、やはりコケではなくコケガールが興味の的ですね。
コケは女性ファンが多く、このようなブームもコケの勉強会などを開く学会の先生方や
北八つの山小屋のみなさんの活動があってのことです\(^o^)/
地衣類研究会では「さすがに地衣類ガールはいないでしょうね?」と言ったら、
「ちいママ、来てくれるかも・・」とおっしゃられたのはオヤジギャグを飛ばしまくっている某東大教授の先生です(^_^)
というわけで、地衣類は認知度は低いですがときどき美しい姿も見せてくれます。
今回は、初学者でも20種類はわかるようにご指導くださるそうです。
今日も良いお天気のようです。
日の出前からもう鳥たちは鳴き始め、日が昇ると止んでしまいました。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
朝食後、白駒池めざして北八つのコケの森を歩きます。
亜高山針葉樹林帯でみなさん林床の観察です。
コメツガ、シラビソ、オオシラビソ、トウヒ系の林床は次の3種類あるそうです。
1)コケ型 2)ササ型 3)草木型
ここは1)と2)の混合地帯です。
コメツガの葉はコメというように小型で、まっすぐ伸びるトウヒに比べると幹はやや曲がります。オオシラビソは東北地方ではアオモリトドマツとも呼ばれ、蔵王で樹氷ができる木です。葉をもむと柑橘系の爽やかな香りがします。シラビソの樹皮は白っぽくてツルっとしています。
皆さん熱心にコケの講義を聞いています。
ダチョウゴケ。
キヒシャクゴケ。
ムツデチョウチンゴケ。
白駒の奥庭という溶岩の多い場所にやってきました。
ここは土が少ないため、高い木は育ちません。
よく岩に付いているのがクロゴケです。
白駒池に到着。解散場所の駐車場までは歩いてすぐです。
はるばるスペインからお越しのコケガールさん。
日本でコケの研究をしているそうです。好きな食べ物、タコ。
(ちなみにSTAP細胞を発表したあの研究機関です)
キノコのfairy ring を教えてあげたらビックリしていました。
キノコが丸い菌輪を形成しているのがおわかりですか?
夜通しダンスをしていた森の妖精が、夜明けとともにキノコに変身したものです。
昨日演題を発表し「がんばったで賞」を受賞した天然コケガールのお二人。
関西の大学で森林生態学をご専攻中だそうです。
コケガールさん:地衣類にも行かれるそうですけど、普段は何をやってはるんですか?
S医師 :私は医師なんです。
コケガールさん:へぇ~、岩石やってはるんですか~
S医師 :( ゚Д゚)(*_*)(>_<)( ゚Д゚)(*_*)(>_<)
コケの学会は本日で終了。皆さん三々五々と解散です。
来年の会場は・・・、なんと屋久島です
私は引き続き「地衣類研究会」に参加するべく、麦草ヒュッテに移動します。
ここで二日間、地衣類三昧の時間をすごす予定。
ちいるい?って聞きなれない言葉ですが、下の写真は4Nで行ったキノコ狩り(野尻湖)の際に、看護師さんに地衣類のレクチャーをしているところです(2007.10)。
指さしているのはウメノキゴケというよくある地衣類です。
桜の木にはえていても、松の木にはえていてもウメノキゴケなんですよ~
地衣類の多くは〇〇ゴケという名前がついていますが、コケではありません。
菌類と藻類の共生体です。コケは植物ですが、地衣類は植物ではないのです。
両者が混同される一例をご紹介します。
2013年8月に北八つでコケの勉強会があり、家内と参加しました。
ご指導いただいたのは、東大教授で国立科学博物館所属の樋口先生です。
昨年の日本蘚苔類学会では、十和田湖でカヌーをご一緒させていただきました。
(2014年8月27日「十和田湖でカヌー」参照)
そこにNHKの取材が入ったんですが、ディレクターの関心は「コケガール」!
BS1の「にっぽん百名山」の「蓼科山」で放映されたのですが、「あたりはコケの繁殖が盛んです」とのナレーションの部分の画像が、なんとコケではありません!(>_<)
何だよ~ これ地衣類じゃん! コケちゃうで~(*_*)
これがその時の撮影風景。
オレンジの女性が、コケには全く興味ナシ!のコケたディレクターです。
NHK~、まじめにやれや~
私達夫婦も、コケガールを引き立てるその他大勢の役で映ってあげました。
まあ、私なんぞはカスみたいなものですが(黄色矢印)。
昨年の奥入瀬の地元取材チームの関心も「コケガールはなぜコケに萌えるのか?」でしたが、やはりコケではなくコケガールが興味の的ですね。
コケは女性ファンが多く、このようなブームもコケの勉強会などを開く学会の先生方や
北八つの山小屋のみなさんの活動があってのことです\(^o^)/
地衣類研究会では「さすがに地衣類ガールはいないでしょうね?」と言ったら、
「ちいママ、来てくれるかも・・」とおっしゃられたのはオヤジギャグを飛ばしまくっている某東大教授の先生です(^_^)
というわけで、地衣類は認知度は低いですがときどき美しい姿も見せてくれます。
今回は、初学者でも20種類はわかるようにご指導くださるそうです。
2015-08-07 23:27
8月5日:不正請求隠蔽工作がずっコケた医師たち( ゚Д゚) [植物]
朝起きると、高台にある保養所から湖らしきものが見えたので行ってみました。
フライを振っています。いいな~
湖の近くでキノコ発見。
フウセンタケ科と思ったのですが、ツバらしきものがありますね~(>_<)
テングタケ科なのかな? ツボがないけど(*_*)
今日は朝から勉強です。学会奨励賞受賞の広島大学の先生の「海を越えて島へ渡ったコケ植物ーDNA情報から海洋島のコケ植物の起源を探るー」を聞いてみました。
一度も大陸とつながったことのない島を「海洋島」というそうです。
その海洋島である小笠原諸島の維管束植物の固有種は40%もあるのにコケの固有種は5%しかなく、同じ海洋島のハワイの48.6%より著しく低いです。
種子植物と違い、なんとコケの胞子は海を越えて少々の距離なら届くらしいですね!
発表の最後の言葉が、「現在就活中ですので、どこかありましたらお願いします!」
こんな真面目な研究をしている先生が就職先もなく困っているのに、伊勢原協同病院では不正を指摘されたにもかかわらず隠蔽工作がずっコケて刑事告発にまで至ったような医師たちを雇っていて、トンでもないですね~( ゚Д゚)
そういう医師たちはコケにされて当然で、消えてもらうべきです(^_^)
午後はポスターセッション。
キノコの世界ではDNA分析により、形態的に全く異なる種が同じ属に再編成されたり、あるいは逆に形態上よく似たキノコが違う属に分類されることがあります。時には属ごと消滅してしまうことも。
コケの世界でも似たようなことがあり、分類学は大きな変貌をとげているそうです。
病院も変わらないとな~(>_<)
夜は表彰式&懇親会で、楽しくすごしました。
フライを振っています。いいな~
湖の近くでキノコ発見。
フウセンタケ科と思ったのですが、ツバらしきものがありますね~(>_<)
テングタケ科なのかな? ツボがないけど(*_*)
今日は朝から勉強です。学会奨励賞受賞の広島大学の先生の「海を越えて島へ渡ったコケ植物ーDNA情報から海洋島のコケ植物の起源を探るー」を聞いてみました。
一度も大陸とつながったことのない島を「海洋島」というそうです。
その海洋島である小笠原諸島の維管束植物の固有種は40%もあるのにコケの固有種は5%しかなく、同じ海洋島のハワイの48.6%より著しく低いです。
種子植物と違い、なんとコケの胞子は海を越えて少々の距離なら届くらしいですね!
発表の最後の言葉が、「現在就活中ですので、どこかありましたらお願いします!」
こんな真面目な研究をしている先生が就職先もなく困っているのに、伊勢原協同病院では不正を指摘されたにもかかわらず隠蔽工作がずっコケて刑事告発にまで至ったような医師たちを雇っていて、トンでもないですね~( ゚Д゚)
そういう医師たちはコケにされて当然で、消えてもらうべきです(^_^)
午後はポスターセッション。
キノコの世界ではDNA分析により、形態的に全く異なる種が同じ属に再編成されたり、あるいは逆に形態上よく似たキノコが違う属に分類されることがあります。時には属ごと消滅してしまうことも。
コケの世界でも似たようなことがあり、分類学は大きな変貌をとげているそうです。
病院も変わらないとな~(>_<)
夜は表彰式&懇親会で、楽しくすごしました。
2015-08-06 06:00
8月4日:コケの学会で北八ヶ岳にやってきました [植物]
蒸し暑い東京を脱出し、林床検査科の研修で北八つの麦草峠にやってきました。
第44回日本蘚苔類(せんたいるい)学会に参加するためです。
まずはカレーライスでお昼ご飯。
さすがに冷やし中華はやってなかったな~
北八つの森は「日本の貴重なコケの森」にも選定されるほどコケの美しいところです。
オプショナルツアーで亜高山帯のコケと、地獄谷のとある珍しいコケを見に行きます。
Garminは山専用ナビも出していますが、カーナビではこんな小さな池も載っています。遊歩道まではでていませんが、ヒュッテを目的地にすれば山で迷った時も使えそうです。
天然記念物のヒカリゴケ。光っているのがわかりますか?
実は原糸体が光を反射していて、蛍のように発光しているわけではありません。
フジノマンネングサ。
名前の語尾にコケがつかない数少ないコケ。
美しいイワダレゴケ。
カギカモジゴケ。
ヨシナガムチゴケ。
茎の腹面からムチのような枝を出します(中央右の細長いもの)。
スジチョウチンゴケ。
デジカメの顕微鏡モードは接写が簡単です\(^o^)/
セイタカスギゴケ。
実は先頭を行く講師の先生が、名札を置いてくれてるんですよ~(^-^);
私はコケを観察するフリをして、キノコ&野草も撮影。
ベニタケの仲間。ベニタケ(Russula sp.)やハツの仲間はここはこの季節、多いです。
ベニタケは同定に顕微鏡観察を要し、見つけたらとりあえず「仲間」で逃げておきます。
1cmもないような不明菌。可憐です。
ハナビラダクリオキン? キクラゲの仲間です。
樹木は広葉樹のようなのでコガネニカワタケと言うべきか?
カニコウモリでしょうか?
地獄谷の上にやってきました。私は2回目です。
ここにはナンジャモンジャゴケという大変珍しいコケがあるんです。
とにかく、苔大杉~\(^o^)/
その後、宿泊場所の府中市民保養所「やちほ」に向かいます。
学会場の長野県南佐久郡佐久穂町と東京の府中市は姉妹都市だそうです。
ステキな白樺の林に囲まれ、「フォーシーズンズホテルか!」と見まごうゴージャスさ。
お庭&お風呂も立派で、府中市民、チョ~ウラヤマシス(*_*)
記念講演は前学会長の樋口正信東大教授。
講演はダジャレとギャグのオンパレードです(^_^)
夜は6名の同室の方とコケ談義。
私のようなアマチュアもいれば、コケの仕事や研究をされている方もおられます。
コケの同定は肉眼では限界があり、顕微鏡観察が必須だそうです。キノコと同じだな~
コケ玉は日本のoriginalで、世界で大人気とのことです。コケは栽培・維持が困難で、これをクリアすればコケの需要は増大する見込みで、産学共同研究が望まれるそうです。
たいへん勉強になりました。
第44回日本蘚苔類(せんたいるい)学会に参加するためです。
まずはカレーライスでお昼ご飯。
さすがに冷やし中華はやってなかったな~
北八つの森は「日本の貴重なコケの森」にも選定されるほどコケの美しいところです。
オプショナルツアーで亜高山帯のコケと、地獄谷のとある珍しいコケを見に行きます。
Garminは山専用ナビも出していますが、カーナビではこんな小さな池も載っています。遊歩道まではでていませんが、ヒュッテを目的地にすれば山で迷った時も使えそうです。
天然記念物のヒカリゴケ。光っているのがわかりますか?
実は原糸体が光を反射していて、蛍のように発光しているわけではありません。
フジノマンネングサ。
名前の語尾にコケがつかない数少ないコケ。
美しいイワダレゴケ。
カギカモジゴケ。
ヨシナガムチゴケ。
茎の腹面からムチのような枝を出します(中央右の細長いもの)。
スジチョウチンゴケ。
デジカメの顕微鏡モードは接写が簡単です\(^o^)/
セイタカスギゴケ。
実は先頭を行く講師の先生が、名札を置いてくれてるんですよ~(^-^);
私はコケを観察するフリをして、キノコ&野草も撮影。
ベニタケの仲間。ベニタケ(Russula sp.)やハツの仲間はここはこの季節、多いです。
ベニタケは同定に顕微鏡観察を要し、見つけたらとりあえず「仲間」で逃げておきます。
1cmもないような不明菌。可憐です。
ハナビラダクリオキン? キクラゲの仲間です。
樹木は広葉樹のようなのでコガネニカワタケと言うべきか?
カニコウモリでしょうか?
地獄谷の上にやってきました。私は2回目です。
ここにはナンジャモンジャゴケという大変珍しいコケがあるんです。
とにかく、苔大杉~\(^o^)/
その後、宿泊場所の府中市民保養所「やちほ」に向かいます。
学会場の長野県南佐久郡佐久穂町と東京の府中市は姉妹都市だそうです。
ステキな白樺の林に囲まれ、「フォーシーズンズホテルか!」と見まごうゴージャスさ。
お庭&お風呂も立派で、府中市民、チョ~ウラヤマシス(*_*)
記念講演は前学会長の樋口正信東大教授。
講演はダジャレとギャグのオンパレードです(^_^)
夜は6名の同室の方とコケ談義。
私のようなアマチュアもいれば、コケの仕事や研究をされている方もおられます。
コケの同定は肉眼では限界があり、顕微鏡観察が必須だそうです。キノコと同じだな~
コケ玉は日本のoriginalで、世界で大人気とのことです。コケは栽培・維持が困難で、これをクリアすればコケの需要は増大する見込みで、産学共同研究が望まれるそうです。
たいへん勉強になりました。
2015-08-05 15:58
4月12日:萌黄色の里山へ [植物]
今朝はマスターズで松山選手5位!よかったですね(^_^)
全英と違いマスターズは、いつも爽やかさがgoodなのでよく見ています。
昨日は久しぶりに暖かい1日となりました。
四季の森里山研究会の見学会「萌黄色の里山へ」に参加してきました。
じつは前日の土曜日に全国森林インストラクター神奈川会による「すみれの仲間の観察会」がやはりここで催されていたのですが、参加できずに残念に思っていたところです。
「萌黄色」という言葉は源氏物語にはすでに出てくるらしいですね。
四季の森公園では、若葉の黄緑が爽やかです。
どの色が「もえぎいろ」なのでしょう?
6月に花が咲くヤブデマリだそうです。
ヒトリシズカが清楚な姿を見せていました。
白く見えるのは雄しべで、花弁ではありません。
可愛いヤブレガサ。たくさんあります!
テンプラにしたいところですが、県立公園ですので採集はできません。
可憐なニリンソウの群落。
おひたしにしたいところですが・・・
シャガの学名は Iris japonica だそうです。
と言っても中国原産で日本に伝わり、その分布は人為的なものらしいですね。
キノコがありました!
ムジナタケに似ていますが、図鑑にはムジナタケがみられるのは夏~秋とあります。
滝は枯れていますが、不動の滝のあったところです。
昔、ここを水源として稲作が行われていたらしいです。
八重のヤマブキです。
いつものように、カワセミウオッチャー・ウオッチングをしてみました。
手前の花はユキヤナギですね。
全英と違いマスターズは、いつも爽やかさがgoodなのでよく見ています。
昨日は久しぶりに暖かい1日となりました。
四季の森里山研究会の見学会「萌黄色の里山へ」に参加してきました。
じつは前日の土曜日に全国森林インストラクター神奈川会による「すみれの仲間の観察会」がやはりここで催されていたのですが、参加できずに残念に思っていたところです。
「萌黄色」という言葉は源氏物語にはすでに出てくるらしいですね。
四季の森公園では、若葉の黄緑が爽やかです。
どの色が「もえぎいろ」なのでしょう?
6月に花が咲くヤブデマリだそうです。
ヒトリシズカが清楚な姿を見せていました。
白く見えるのは雄しべで、花弁ではありません。
可愛いヤブレガサ。たくさんあります!
テンプラにしたいところですが、県立公園ですので採集はできません。
可憐なニリンソウの群落。
おひたしにしたいところですが・・・
シャガの学名は Iris japonica だそうです。
と言っても中国原産で日本に伝わり、その分布は人為的なものらしいですね。
キノコがありました!
ムジナタケに似ていますが、図鑑にはムジナタケがみられるのは夏~秋とあります。
滝は枯れていますが、不動の滝のあったところです。
昔、ここを水源として稲作が行われていたらしいです。
八重のヤマブキです。
いつものように、カワセミウオッチャー・ウオッチングをしてみました。
手前の花はユキヤナギですね。
2015-04-13 12:16
3月30日:春の奥多摩に行ってきました [植物]
春の奥多摩を歩いて来ました。
昨年秋は鳩ノ巣駅から古里(こり)駅まで歩きましたので、
今日は鳩ノ巣駅から鳩ノ巣渓谷を経て、奥多摩駅まで歩きます。
東京は桜の満開宣言が出たそうですが、こちらのソメイヨシノはまだ咲いていません。
青梅までは咲いていましたが、奥多摩線沿線になるとまだウメですね。
ヤシオツツジ。
日光ですと5~6月ですが、もう見られています。
これは桃でしょうかね?
これは先日、逗子で教わったカンヒザクラですね。
「もしもし、どうして下向いて咲いてるんですか~?」
返事がない。ただのサクラのようだ。
しばらく行くと、キブシを見つけました。
コケです。
えっ? 言われなくてもわかる?
そ~なんですよね~、コケももっとわかると面白いんですが。
細長い「蒴(さく)」を出しているのが、おわかりですか?
私は日本蘚苔類学会には入ったのですが、コケは初心者中の初心者でして・・・
今年の学会は、8月に北八ヶ岳で行われます。
まだ奥多摩は寒いのでしょうか?
マメヅタ(これはシダの仲間)の胞子葉が見られました。
すると・・・
お~っ、これはタマゴケではないでしょうか!
宇宙人みたいなユーモラスな姿がカワイイ!です。
七重八重 花は咲けども山吹の 実の一つだに なきぞ悲しき
こんな歌を通りすがりの家の娘さんが詠むんですから、日本の教育が昔からいかにスゴかったかってことですよね\(^o^)/w
それに比べて、太田道灌ゆかりの伊勢原市の連中はなんて情けないんだ!などとボヤいておりますと、ふと妙な考えが浮かんできました。
もしかして保健福祉部長さんも市長さんも、神奈川県厚生連のたくらみは全部わかっているんじゃないだろうか!? 部長さんはわかっていて検証委員会で何も言わず、厚生連の悪質性を暴き出すためにわざと・・・
そんなことも知らずにオレはブログで吠えていたのか・・・( ゚Д゚)
そう思うと、私は山吹を差し出した娘さんの心情を理解できなかった太田道灌に思いをよせ、しみじみとヤマブキをみつめたのでした。
最近は、物事を素直に見ないというか、だんだん深読みするというようになりまして、実はこれはタイのカリプソ寺にお参りしてからのことです。あれ以来どうも物事にはウラがあるんじゃないかとしばしば考えるようになりまして、これもカリプソ寺の仏像さんたちのありがたい御利益ではないかと思っています。
しばらく行くと白丸(しろまる)ダムがあります。
そばでは馬酔木(「あせび」または「あしび」)が、良い香りを放っていました。
マルハナバチが盛んに蜜を求めてやってきていました。
ニワトコの新芽は食べられますが、ちょっと遅かったかな?
この枝の髄をカットし、キノコのひだをはさみさらに薄切し胞子を顕微鏡観察します。
キケマンが結構みられました。
華鬘(けまん)は仏具とのことですが、どういうものかは知りません。
ご存じ、ダイコンの花(諸葛菜)。
今日の目的の一つ「もえぎの湯」までやってきました。
ここで渓流の音を聞きながら露天風呂に入ってお蕎麦とビール、最高なんだよな~(^o^)
ん? (*_*)( ゚Д゚)(*_*)
なんということでしょう!
そういえば鶴巻温泉駅前の「弘法の里湯」も月曜が休館日だったかも(>_<)
トホホ・・・、ここもそうだったのか( ゚Д゚)orz
そうですか、そうですか、いいですよ、ほか行きますから!
道端の観音様にお参りして、奥多摩駅まですぐです。
駅のそばのお蕎麦屋さん「寿々喜」にお邪魔しました。
いい雰囲気ですね。
お~、ビールはKIRINだ。明日はウズベキスタン戦ですね(^_^)/
私は、横浜球場行きますけど・・・
奥多摩駅からJRで帰ります。
いい季節ですね~
昨年秋は鳩ノ巣駅から古里(こり)駅まで歩きましたので、
今日は鳩ノ巣駅から鳩ノ巣渓谷を経て、奥多摩駅まで歩きます。
東京は桜の満開宣言が出たそうですが、こちらのソメイヨシノはまだ咲いていません。
青梅までは咲いていましたが、奥多摩線沿線になるとまだウメですね。
ヤシオツツジ。
日光ですと5~6月ですが、もう見られています。
これは桃でしょうかね?
これは先日、逗子で教わったカンヒザクラですね。
「もしもし、どうして下向いて咲いてるんですか~?」
返事がない。ただのサクラのようだ。
しばらく行くと、キブシを見つけました。
コケです。
えっ? 言われなくてもわかる?
そ~なんですよね~、コケももっとわかると面白いんですが。
細長い「蒴(さく)」を出しているのが、おわかりですか?
私は日本蘚苔類学会には入ったのですが、コケは初心者中の初心者でして・・・
今年の学会は、8月に北八ヶ岳で行われます。
まだ奥多摩は寒いのでしょうか?
マメヅタ(これはシダの仲間)の胞子葉が見られました。
すると・・・
お~っ、これはタマゴケではないでしょうか!
宇宙人みたいなユーモラスな姿がカワイイ!です。
七重八重 花は咲けども山吹の 実の一つだに なきぞ悲しき
こんな歌を通りすがりの家の娘さんが詠むんですから、日本の教育が昔からいかにスゴかったかってことですよね\(^o^)/w
それに比べて、太田道灌ゆかりの伊勢原市の連中はなんて情けないんだ!などとボヤいておりますと、ふと妙な考えが浮かんできました。
もしかして保健福祉部長さんも市長さんも、神奈川県厚生連のたくらみは全部わかっているんじゃないだろうか!? 部長さんはわかっていて検証委員会で何も言わず、厚生連の悪質性を暴き出すためにわざと・・・
そんなことも知らずにオレはブログで吠えていたのか・・・( ゚Д゚)
そう思うと、私は山吹を差し出した娘さんの心情を理解できなかった太田道灌に思いをよせ、しみじみとヤマブキをみつめたのでした。
最近は、物事を素直に見ないというか、だんだん深読みするというようになりまして、実はこれはタイのカリプソ寺にお参りしてからのことです。あれ以来どうも物事にはウラがあるんじゃないかとしばしば考えるようになりまして、これもカリプソ寺の仏像さんたちのありがたい御利益ではないかと思っています。
しばらく行くと白丸(しろまる)ダムがあります。
そばでは馬酔木(「あせび」または「あしび」)が、良い香りを放っていました。
マルハナバチが盛んに蜜を求めてやってきていました。
ニワトコの新芽は食べられますが、ちょっと遅かったかな?
この枝の髄をカットし、キノコのひだをはさみさらに薄切し胞子を顕微鏡観察します。
キケマンが結構みられました。
華鬘(けまん)は仏具とのことですが、どういうものかは知りません。
ご存じ、ダイコンの花(諸葛菜)。
今日の目的の一つ「もえぎの湯」までやってきました。
ここで渓流の音を聞きながら露天風呂に入ってお蕎麦とビール、最高なんだよな~(^o^)
ん? (*_*)( ゚Д゚)(*_*)
なんということでしょう!
そういえば鶴巻温泉駅前の「弘法の里湯」も月曜が休館日だったかも(>_<)
トホホ・・・、ここもそうだったのか( ゚Д゚)orz
そうですか、そうですか、いいですよ、ほか行きますから!
道端の観音様にお参りして、奥多摩駅まですぐです。
駅のそばのお蕎麦屋さん「寿々喜」にお邪魔しました。
いい雰囲気ですね。
お~、ビールはKIRINだ。明日はウズベキスタン戦ですね(^_^)/
私は、横浜球場行きますけど・・・
奥多摩駅からJRで帰ります。
いい季節ですね~
2015-03-30 18:24
1月11日:冬の雑木林を歩く [植物]
今年初めての四季の森公園での自然観察会です。
今日のテーマは、「冬の雑木林を歩く」です。
マンリョウです。
マンリョウは葉の下に実をつけるので、食べられにくいと言われているそうです。
ネットからさがしてきたセンリョウの画像です。
マンリョウと違い、実は葉の上につけます。
ヒャクリョウ。別名カラタチバナです。
葉は細長く、ギザギザがありません。
ジュウリョウ。別名ヤブコウジ(藪柑子)。
ヒャクリョウより背が低く、葉はギザギザがあります。
イチリョウというのはアリドオシのことだそうです。
トゲが細く、アリをも貫くのでこの名がついたそうです。
これも林床にしばしば見られます。
ヤツデの葉は9つに裂けている(時に7つ)のが普通です。
♪ ここのつで~も、ヤ・ツ・デ(八つ手)!
樹名は確認できませんでしたが、葉痕の観察もおもしろいです。
維管束痕が白く見えています。
コゲラです。
冬は木の葉が落ちているものが多く、エサをさがす鳥たちがよく見えます。
ロウバイが香っていました。
そういえば鎌倉では、12月にもう咲いていました。
ミツマタ。
ベニシダは冬も元気です。
(キノコ編)
冬にみつかるのは硬質菌ばかりです。
クロコブタケ(Hypoxylon truncatum)。
よくみられます。
不明硬質菌。裏は管孔ではなく、ヒダになっています。
おなじみのカワラタケ(Coriolus versicolor)。
我が家では、昨年収穫済みのシイタケ栽培の木から、
またシイタケが出てきました。
今日のテーマは、「冬の雑木林を歩く」です。
マンリョウです。
マンリョウは葉の下に実をつけるので、食べられにくいと言われているそうです。
ネットからさがしてきたセンリョウの画像です。
マンリョウと違い、実は葉の上につけます。
ヒャクリョウ。別名カラタチバナです。
葉は細長く、ギザギザがありません。
ジュウリョウ。別名ヤブコウジ(藪柑子)。
ヒャクリョウより背が低く、葉はギザギザがあります。
イチリョウというのはアリドオシのことだそうです。
トゲが細く、アリをも貫くのでこの名がついたそうです。
これも林床にしばしば見られます。
ヤツデの葉は9つに裂けている(時に7つ)のが普通です。
♪ ここのつで~も、ヤ・ツ・デ(八つ手)!
樹名は確認できませんでしたが、葉痕の観察もおもしろいです。
維管束痕が白く見えています。
コゲラです。
冬は木の葉が落ちているものが多く、エサをさがす鳥たちがよく見えます。
ロウバイが香っていました。
そういえば鎌倉では、12月にもう咲いていました。
ミツマタ。
ベニシダは冬も元気です。
(キノコ編)
冬にみつかるのは硬質菌ばかりです。
クロコブタケ(Hypoxylon truncatum)。
よくみられます。
不明硬質菌。裏は管孔ではなく、ヒダになっています。
おなじみのカワラタケ(Coriolus versicolor)。
我が家では、昨年収穫済みのシイタケ栽培の木から、
またシイタケが出てきました。
2015-01-12 13:42
12月14日:里山の冬支度 [植物]
今日も寒いですね。
東京では例年より20日も早い初雪を記録したそうです。
NPO四季の森里山研究会による自然観察会に行ってきました。
テーマは「里山の冬支度」です。
木々はもう来年にむけての冬芽をつけています。
冬芽には、次の3種類があるそうです。
(1)鱗芽:春に芽吹く部分が芽鱗で被われている。
写真はコブシ。毛皮のようなもので被われている。
(2)裸芽:若葉の元になる部が芽鱗に被われず、毛などがはえているもの。
写真はニワトコ。
(3)隠芽:冬芽が葉痕や樹皮の中に隠れているもの。
写真はネムノキ。
3月30日の記事でご紹介した「冬芽ハンドブック」にはひたすら冬芽が載っています。
カマキリのように卵嚢で冬越しするものもあれば、
ヨコヅナサシガメのように成虫のまま集団で冬越しするものもいます。
タンポポのロゼットです。他にオオバコのロゼットも見られました。
こうやって使用エネルギーを抑えて冬を越しています。
ロゼットだけの図鑑も市販されています。
キノコも冬は硬質菌が多く、これはヌルデタケの仲間でしょうか?
ヒメシワタケに似ていますが、わかりません。
コウヤクタケの仲間です。
冬の森もその眼でみれば、見る楽しみがあります。
来週は、野尻湖の森に出かけてみたいと思います。
かなり雪が降っているようです。
東京では例年より20日も早い初雪を記録したそうです。
NPO四季の森里山研究会による自然観察会に行ってきました。
テーマは「里山の冬支度」です。
木々はもう来年にむけての冬芽をつけています。
冬芽には、次の3種類があるそうです。
(1)鱗芽:春に芽吹く部分が芽鱗で被われている。
写真はコブシ。毛皮のようなもので被われている。
(2)裸芽:若葉の元になる部が芽鱗に被われず、毛などがはえているもの。
写真はニワトコ。
(3)隠芽:冬芽が葉痕や樹皮の中に隠れているもの。
写真はネムノキ。
3月30日の記事でご紹介した「冬芽ハンドブック」にはひたすら冬芽が載っています。
カマキリのように卵嚢で冬越しするものもあれば、
ヨコヅナサシガメのように成虫のまま集団で冬越しするものもいます。
タンポポのロゼットです。他にオオバコのロゼットも見られました。
こうやって使用エネルギーを抑えて冬を越しています。
ロゼットだけの図鑑も市販されています。
キノコも冬は硬質菌が多く、これはヌルデタケの仲間でしょうか?
ヒメシワタケに似ていますが、わかりません。
コウヤクタケの仲間です。
冬の森もその眼でみれば、見る楽しみがあります。
来週は、野尻湖の森に出かけてみたいと思います。
かなり雪が降っているようです。
2014-12-14 20:02
11月7日:カヤツリグサ科ハンドブック [植物]
カヤツリグサ科ハンドブックを購入してみました。
著者は、神奈川県立生命の星・地球博物館の方です。
ウオーキングの時に、以前から気になっていたものです。
カヤツリグサ系の植物はなかなかいい写真がとれません。
時にはピントも合わず、何を取ったのか不明な写真すらあります(>_<)。
この本を読んで知ったのですが、こういうときにはスキャナーがいいそうですね。
さっそくやってみました。
スゲの仲間なんでしょうね~
こっちはカヤツリグサ科じゃなくて、イネ科なんですかね?
イネ科植物のハンドブックも必要になりそうです。
【追記】
結局、買っちゃいました。
上の写真の植物はオヒシバらしいですね。
(11月9日記)
2014-11-07 13:00
9月21日:シダを知ろう [植物]
今日は「林床検査科」の研修で(^_^;)、県立四季の森公園で行われた
JFIK全国森林インストラクター神奈川会主催の「シダを知ろう」に参加しました。
シダ類は、陽の射しにくい「林床」では重要な植物です。
一応図鑑は持っていますが、初心者のうちは一個一個教わらないとわかりません。
シダは1万3千種ほどあり、このうち日本には600種類あるそうです。
四季の森公園には30種類ほどみられるそうで、今日は楽しみにしてました\(^o^)/
ヤブソテツの仲間。
ミドリヒメワラビ。
ベニシダの胞子嚢群(ソーラス、sorus)は若い時は赤いそうです。
私はシダの葉の裏にある茶色いものが胞子だと思っていたのですが、
胞子はもっと小さく、これは胞子の入った袋(嚢)とのことです。
これはよく見ますね。ノキシノブです。
小さなシダですが、名前はトラノオシダと立派です。
面白い形のカニクサ。
子供がカニを釣るのに使ったことから命名されたらしいです。
これは知ってます。ジュウモンジシダです。
野尻湖では若いものを山菜として採取し、テンプラでいただきました\(^o^)/
イヌワラビはよく見られるシダだそうです。
軸に溝があります。
タチシノブの栄養葉と胞子葉。
どっちがどっちだったか忘れました(>_<)
ヒバの葉のようなカタヒバです。
しょうぶ園にありました。
細いニラのようなものが、ニラシダです。
水田などに生息するそうですが、数は減っているそうです。
今日見たシダはその他、ゼンマイ、オニワラビ、ホシダ、ミゾシダ、イノデ、
シケシダ、オオイタチシダ、オクマワラビ、イヌシダ、スギナ、トクサ、
オオハナワラビ、イワガネゼンマイ、ゲジゲジシダ、コウヤワラビでした。
結構ハードでした (*_*)。
番外編:
ツリフネソウ。たくさんありました。
黄色いキツリフネソウもあります。
カナムグラというホップの仲間。
赤いミズヒキの・・・
裏は白い!
だから紅白で「ミズヒキ」というそうです。
知りませんでした (*_*)。
顕微鏡モードで撮ったミズヒキの花です。
何というキノコでしょう? カサの端の条線が目立ちますね。
シロハツではないかと思いますが、自信はありません。
う~ん、早くこういうキノコをたちどころに名前が分かるようになりたいです。
修行あるのみです。
今日も来てます!
今日のカワセミさんは、何度も魚を取る仕草を見せてくれました。
とってもサービス精神旺盛でした(^o^)/
いや~、まだまだ林床検査科としては修行が足らんですな~
秋は始まったばかり!今年はガンガン行きますよ~(^-^)
JFIK全国森林インストラクター神奈川会主催の「シダを知ろう」に参加しました。
シダ類は、陽の射しにくい「林床」では重要な植物です。
一応図鑑は持っていますが、初心者のうちは一個一個教わらないとわかりません。
シダは1万3千種ほどあり、このうち日本には600種類あるそうです。
四季の森公園には30種類ほどみられるそうで、今日は楽しみにしてました\(^o^)/
ヤブソテツの仲間。
ミドリヒメワラビ。
ベニシダの胞子嚢群(ソーラス、sorus)は若い時は赤いそうです。
私はシダの葉の裏にある茶色いものが胞子だと思っていたのですが、
胞子はもっと小さく、これは胞子の入った袋(嚢)とのことです。
これはよく見ますね。ノキシノブです。
小さなシダですが、名前はトラノオシダと立派です。
面白い形のカニクサ。
子供がカニを釣るのに使ったことから命名されたらしいです。
これは知ってます。ジュウモンジシダです。
野尻湖では若いものを山菜として採取し、テンプラでいただきました\(^o^)/
イヌワラビはよく見られるシダだそうです。
軸に溝があります。
タチシノブの栄養葉と胞子葉。
どっちがどっちだったか忘れました(>_<)
ヒバの葉のようなカタヒバです。
しょうぶ園にありました。
細いニラのようなものが、ニラシダです。
水田などに生息するそうですが、数は減っているそうです。
今日見たシダはその他、ゼンマイ、オニワラビ、ホシダ、ミゾシダ、イノデ、
シケシダ、オオイタチシダ、オクマワラビ、イヌシダ、スギナ、トクサ、
オオハナワラビ、イワガネゼンマイ、ゲジゲジシダ、コウヤワラビでした。
結構ハードでした (*_*)。
番外編:
ツリフネソウ。たくさんありました。
黄色いキツリフネソウもあります。
カナムグラというホップの仲間。
赤いミズヒキの・・・
裏は白い!
だから紅白で「ミズヒキ」というそうです。
知りませんでした (*_*)。
顕微鏡モードで撮ったミズヒキの花です。
何というキノコでしょう? カサの端の条線が目立ちますね。
シロハツではないかと思いますが、自信はありません。
う~ん、早くこういうキノコをたちどころに名前が分かるようになりたいです。
修行あるのみです。
今日も来てます!
今日のカワセミさんは、何度も魚を取る仕草を見せてくれました。
とってもサービス精神旺盛でした(^o^)/
いや~、まだまだ林床検査科としては修行が足らんですな~
秋は始まったばかり!今年はガンガン行きますよ~(^-^)
2014-09-21 22:30
9月15日:里山の秋を楽しむ [植物]
NPO四季の森里山研究会のウォーキングに参加しました。
テーマは「里山の秋を楽しむ」です。
まずは秋の七草のひとつのハギ。
実はハギは木だそうで、「秋の七草」はホントは「六草一木」らしいです。
葛です。根は葛根と呼ばれ、漢方薬の葛根湯の成分の一つ。
花は、ファンタ・グレープの香りと教わりました。本当にピッタリです!
外国で増えすぎて、侵略的外来種ワースト100に指定されご迷惑をおかけしているそうです。
ヒガンバナは黄色のものもあるそうですが、写真でしか見たことはありません。
花の時期に葉はなく、葉の時期に花はなくハミズハナミズの別名があるとのことです。
ヤマホトトギスの花。
デジカメ(RICOH-Pentax WG-3 GPS)の顕微鏡モードで撮ってみました。
同じく顕微鏡モードで撮ったキンミズヒキ。
結構、ピントは合います。
シュロソウです。
キツネノマゴ。
ハナトラノオ。
ゴンズイの実です。
他に、ヤマボウシ、コブシ、ミズヒキなども赤い実をつけています。
お~、今日はカワセミ来てます!
カワセミウオッチャーの方も待った甲斐がありますね~
秋といえばキノコも魅力です。これはテングタケ(Amanita pantherina)です。
数日前に雨がバッチリ降り、四季の森公園にもいっぱいキノコが出ていました。
今はテングタケが爆発してます。あちこちでたくさん出ていました。
この液を吸った蚊に刺されるとテング熱にかかります。
ってウソですけど、スンマヘン!(^_^;)
テングタケは毒キノコですが、毒抜きして食べる強者もおられるそうです。
天狗さんも食べてるのかな?
薄い肉色のキノコが、林床に林立してます。
「林床検査科医」としては、燃える~\(^o^)/
柄がとても強靭でした。「日本のきのこ」(山と渓谷社)の写真ではシックリこなかったのですが、「都会のキノコ図鑑」(八坂書房)の写真はピッタリです。
カレバキツネタケに間違いありません。学名がLaccaria vinaceoavellanea。
「色や姿は良くないが味は良い」と書いてありました。
「ママ~、キノコがいっぱいあるよ~」
テングタケ科のようですが、ツボはありますがツバがありません。
ツルタケ(Amanita vaginata)でしょうか?
ちなみに、ツボとかツバは以下の図をご覧ください。
階段の柵に背着しています。シカタケ(Dartonia mollis)に似ています。
木のまわりの地上に生えていました。木はコナラだと思うんですが・・・
図鑑をみてもわかりません。
ベニタケの仲間(Russula sp.)です。
何かのハツ系だと思います。
同心環紋が特徴的ですが、名前はわかりませんでした。
こんな遊歩道の両サイドには、キノコがいっぱい出ています。
テーマは「里山の秋を楽しむ」です。
まずは秋の七草のひとつのハギ。
実はハギは木だそうで、「秋の七草」はホントは「六草一木」らしいです。
葛です。根は葛根と呼ばれ、漢方薬の葛根湯の成分の一つ。
花は、ファンタ・グレープの香りと教わりました。本当にピッタリです!
外国で増えすぎて、侵略的外来種ワースト100に指定されご迷惑をおかけしているそうです。
ヒガンバナは黄色のものもあるそうですが、写真でしか見たことはありません。
花の時期に葉はなく、葉の時期に花はなくハミズハナミズの別名があるとのことです。
ヤマホトトギスの花。
デジカメ(RICOH-Pentax WG-3 GPS)の顕微鏡モードで撮ってみました。
同じく顕微鏡モードで撮ったキンミズヒキ。
結構、ピントは合います。
シュロソウです。
キツネノマゴ。
ハナトラノオ。
ゴンズイの実です。
他に、ヤマボウシ、コブシ、ミズヒキなども赤い実をつけています。
お~、今日はカワセミ来てます!
カワセミウオッチャーの方も待った甲斐がありますね~
秋といえばキノコも魅力です。これはテングタケ(Amanita pantherina)です。
数日前に雨がバッチリ降り、四季の森公園にもいっぱいキノコが出ていました。
今はテングタケが爆発してます。あちこちでたくさん出ていました。
この液を吸った蚊に刺されるとテング熱にかかります。
ってウソですけど、スンマヘン!(^_^;)
テングタケは毒キノコですが、毒抜きして食べる強者もおられるそうです。
天狗さんも食べてるのかな?
薄い肉色のキノコが、林床に林立してます。
「林床検査科医」としては、燃える~\(^o^)/
柄がとても強靭でした。「日本のきのこ」(山と渓谷社)の写真ではシックリこなかったのですが、「都会のキノコ図鑑」(八坂書房)の写真はピッタリです。
カレバキツネタケに間違いありません。学名がLaccaria vinaceoavellanea。
「色や姿は良くないが味は良い」と書いてありました。
「ママ~、キノコがいっぱいあるよ~」
テングタケ科のようですが、ツボはありますがツバがありません。
ツルタケ(Amanita vaginata)でしょうか?
ちなみに、ツボとかツバは以下の図をご覧ください。
階段の柵に背着しています。シカタケ(Dartonia mollis)に似ています。
木のまわりの地上に生えていました。木はコナラだと思うんですが・・・
図鑑をみてもわかりません。
ベニタケの仲間(Russula sp.)です。
何かのハツ系だと思います。
同心環紋が特徴的ですが、名前はわかりませんでした。
こんな遊歩道の両サイドには、キノコがいっぱい出ています。
2014-09-15 16:32