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12月26日:横浜中華街で上海蟹 [レストラン]

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横浜中華街で中華のコースをいただいてきました。

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店は「翡翠楼」。緑色がイメージカラーのようです。

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関帝廟の真裏にあります。

今年はいろいろ温泉の研究に明け暮れましたが、最後は横浜万葉倶楽部の温泉(湯河原からの運び湯)で締めようと計画し、その前哨戦です。

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広東式豪華五種冷菜の盛り合わせ。

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蟹肉入りフカヒレスープ。

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自家製ヒスイ蒸し餃子。

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大海老の紅白盛り合わせ(チリソース&マヨネーズ)

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国産フカヒレの姿煮込み

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上海蟹の姿蒸し

もう30年も前ですが、紹興酒につけたいわゆる「酔っ払い蟹」を食べたことがあります。「酔蟹」と書いて「すいはい」と呼んでいた記憶がありますが、「蟹」の音読みは「かい」なので「すいかい」かもしれません。

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豚ヒレ肉の四川唐辛子炒め。

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メニューにないもの。北京ダック的な皮に包まれていましたが・・・

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タラバ蟹の葱生姜炒め。

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翡翠楼名物元祖翡翠チャーハン。
ほうれん草で色付けしているとのことでしたが、普通のチャーハンの方が美味しい[ふらふら]

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杏仁豆腐。

以上8800円。フレンチなどに比べるとコスパは良いですね[わーい(嬉しい顔)]
この後帰るのが面倒なので、桜木町ワシントンホテルに投宿しました。

2月3日:ミシュラン3つ星の「Kei」 [レストラン]

先月、パリのレストラン「Kei」がミシュラン三つ星を獲得したニュースが流れました。
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以前から気に掛けていたレストランですが、素直に喜ばしいです。

まだ行ったことはありませんが、場所は1区です。
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1区にあるというだけでも、タダモノではないんじゃないか?と思わせます。

2018年に仏像のメンバーとパリに行った際、こことラ・トゥール・ダルジャンを考えたのですが、結局はホテルから歩けるルイ13世(Lous XIII)(一つ星)にしました。

やっぱり、星付きレストランの料理は違います。

以前からNHKのBSなどでも有望な日本人フレンチシェフとして取り上げられていましたが、自分のやりたいことでここまで到達できるとは、なんともウラヤマシイです。

実は2019年11月にパリに行ったときも予約したかったのですが、
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一人で行けそうなレストランを選んでしまい、予約しそびれてしまいました。

左に写っているのが「Kei」ですが、
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もう三つ星になっちゃったから、行けないかな~

8月19日:「いきなり!ステーキ」に行ってみました [レストラン]

ここは、小田急線のとある駅近フードコート。
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「いきなり!ステーキ」があります。

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創業時からの店のモットーは、コレ。

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言いたいことはわかりますが、別にそれってフツーのことだと思いますが[犬]

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昼間から、お客さんはまあまあ入っています。

サーロイン200gを頼んでみました。
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そんなに安くありません。むしろ高め?
ただ、どんな肉がでてくるのか・・・?

これです。アンガス牛をロンドンで食べ損なったので、ちょっと期待[猫]
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付け合わせはコーン、オニオンとか選べますが、ジャガイモにしました。

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サーロインというと、脂の旨味を期待してしまいますが・・・
悪くはありませんが、さほどのインパクトはなし。ただし、さすが日本だけあって、

今年の5月にセネガルで食べた固くてマズいク〇サーロインより100倍マシです[ドコモ提供]
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この時はこの数時間後にホテルをチェックアウトしたため夕食代が加算されておらず、ゴチになりました[わーい(嬉しい顔)]

ステーキソースは、ナシでも行けます。
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試しにかけてみるとやや塩辛いソースで、他に甘口ソースがありました。

ビールと一緒で2400円。やっぱりちょっと高い気がしますね。
これだったら安いハンバーグに行っちゃいます。

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JALと提携してるっていうのは、スゴいことです。

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経営に暗雲が・・・という話も聞きますが、どうなのでしょう?

ニューヨークにも出店したそうですが、

「17年2月、「いきなり!ステーキ」は鳴り物入りでニューヨークに進出した。ステーキは20ドル(約2200円)前後。高級店は廉価なランチでも50ドル前後(約5500円)なので、半額以下だ。皮肉なことに、安さはニューヨークではまったく武器にならなかった。」

「ニューヨーカーの低所得者は20ドルのステーキは高すぎて手が出せない。スーパーで買って家で食べる。金持ちは高級レストランで食べる。中間層も自分たちのステーキ文化へのこだわりがある。そもそも米国人は立ってナイフやフォークを使うことを嫌がる。」

「米国のステーキ文化を無視して、日本で流行ったからと「立ち食い」式で始めたところで、客を呼び込めるわけがない。慌てて立ち食いではなくテーブルに切り替えたが、客足は回復しなかった。」

「ペッパーフードサービスの18年12月期連結決算は米国事業の不振から約25億円の損失を計上したのが響き、最終損益はマイナス1億2100万円と8年ぶりの赤字に転落した。」

と、記事には書いてありますね[ドコモポイント]

3月16日:パリの日本人シェフ [レストラン]

そういうわけで、今年の5月の連休にはフランスに行く計画をしていますが、
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パリでは日本人の経営するゲストハウス( ↑ )を予約してあります。

パリの右岸の西のはずれにある「ドリームハウス」というところです。
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Google mapのstreet viewでは、あの白い建物の2階です。

1日の宿泊料は、わずか20ユーロ(2500円)!
余ったお金で、ミシュランの星付きレストランのディナーをいただく計画なのです。

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2017のMichelin guideから、ゲストハウスに近い店を探してみます。

ところが!(>_<)

こちらは一つ星のFrédéric Simonin。
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でも、2人からでないと予約出来ないみたいなのです[ドコモポイント]
こういうところ、結構あるんですね。

そんな中で、見つけたのがココ ↓ !
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やはり一つ星のLa Scène Thélèmeさんです。

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ここなら1人から予約オッケーです\(^o^)/

それからしばらくたった昨日、店のHPから予約を試みました。
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ん? 何やら前と違う事が書いてありますが・・・

Yoshitaka Takayanagi?
新しい日本人シェフが就任したらしいですね[猫]

この方です ↓
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なんでも私が行く5月から新しいメニューでスタートだとか・・・[犬]

それはそれで大変結構なことなのですが、
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ありゃ~、ディナーの予約が2人からになっちゃったんですよ~っ!(*_*)
あの~、とってもメーワクなんですが・・・(>_<)

フランスの一流の店で、日本人シェフは増えているようですね。
フレンチの料理人の厳しい態度と日本人の性格は合っている気がします。

フランスに行くとやたらyuzuとかshiso(あるいはohba)とか出てきます。
チョコレートやグラス(=アイスクリーム)でも使われています。

トピック化しているのでしょう。
最近は京野菜だけでなく、komatsunaなんていうのもありますからね。

確かに日本のハーブ、調味料や食材はユニークで、なんといっても美味しいです。

サンショウ、醤油、味噌・・・
なんといっても、元祖Umamiの国ですからね。

でも、山椒やシソって庭に植えてますが[犬]

レストランのレベルを変えるか、一人で入れる店をまた探さないといけません。
Michelinの星付きレストランは、やっぱり魅力なんですよね~

くっ〇~、komatsunaなんてジュウシマツの餌ではにゃーか![猫]



【付記】

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マルセイユに夕日の見えるステキなレストランがあります。

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とてもよかったので、2017年と2018年と2回行きました。

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Peronというレストランで、夕日はこんな感じ。
Michelin guideに載っていますが、星付きではありません。

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ここでシソが出てきました。店の人は「ohba」と言っていました。
少し成長しすぎて堅かったです。日本ではこういうシソは出さないかな?

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この店ではお茶も南部鉄瓶で出てきました。
魚料理用のナイフとフォークは、日本製を使っているそうです。

12月3日:ダチョウ倶楽部の寺門ジモンがすごい!(*_*) [レストラン]

今年6月に偶然行ったフィレンツェのレストラン、「Da Lino」。
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キアニーナ牛を出す店ですが、この肉は一人前では注文できません。

お店で見せてもらった寺門ジモンのマンガの本、「ネイチャー・ジモン」。
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作者は素晴らしい牛肉フェチで、「美味しんぼ」の牛肉版とも言える本です。

この本は、寺門ジモンさんと新人マンガ編集者が最高の牛肉そして最高の人生を探して旅をする物語なのです。

全9巻ですが、その最終章の舞台こそが・・・、
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フィレンツェなのです!

しかもフィレンツェの名店をいくつか回り最後にたどりついた店が、
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「Da Lino」というわけです。

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店の中の様子も、

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よく描かれています。

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帰国後さっそく読んでみましたが、作者の常人の域を越えた熱意が感じられました。

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ピンボケですが、フィレンツェの街中でよく見た「CHIANINA」の文字。

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でも、こういう事もあるみたいですね。

先日訪れた神戸三宮にも、「神戸牛」の看板はたくさんありました。
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神戸で出される牛だから神戸牛ということなのかな?

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でも、首尾よくキアニーナ牛をいただけたようです。

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寺門ジモンさんとLinoさん。

ただし最高のキアニーナ牛をたいらげた後に作者が語ったのが、
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激しく同意!!
今のところ、日本のステーキが一番です! 日本人でよかった~\(^o^)/

とは言いつつも、
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新たな探求の旅に出る作者なのでした。

毎年年末にかけて奥様とヨーロッパで過ごされる方がおられて、昨年はパリ、今年はフィレンツェでお過ごしだそうなのです。晩秋のトスカーナ、ウラヤマシス(*_*)

先月教えてさしあげたら、速攻行かれたそうです。
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この店の近くにお住まいの40年も通っている日本人の方と偶然出会われて、意気投合。
裏メニューと1kgのビステッカをたいらげられたとか。

いつかこんな時間を過ごしてみたいものです。

夏のシーズンのフィレンツェは大変観光客が多く、
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次来るときは冬にしようかなと考えたのですが、

ビステッカと一緒にいただいた店員さんイチオシの、
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ズッキ―二の花のフリット(fiori di zucca fritti)も捨てきれず、

「やっぱり来年もこの時期に来よう!」と、中国国際航空の安いチケットをポチッとクリックしてしまいました。

8月6日:Joël Robuchon [レストラン]

今日のLe Figaroのトップニュースは、ジョエル・ロブションの死。
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73歳、癌を患っていたと、記事には書かれています。

ロブションの店が恵比寿にオープンして友人とランチに行ったのは30年位前で、栃木の日赤病院に勤務していた時です。当時はロブションという名前も知らず、ただディナーは半年先まで予約が取れないと聞かされ驚いたものです。

その時のランチは大変美味しく、感激させられたことを覚えています。

その後、六本木のラトリエ ドゥ ジョエル・ロブションにMRさんと行ったのは(←テヘへ(^_^;))伊勢原協同病院に勤務してからのことですから、多分2000年代の前半か?

ロブションがお寿司屋さんのカウンターに刺激されて作ったという店ですが、フランス人にはウケても日本人にはどうだか?料理の内容も感激とまではいかなかったかも・・・

ロブションは日本に良く来ていてテレビにも映っていましたが、人柄の良さそうな人という印象でした。

今年の1月21日のポール・ボキューズについで、フランスは2人の偉大なシェフを失ったことになります。
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ボキューズの葬儀にはマクロン大統領も出席し、日本からも彼に学んだ何人ものフレンチ・シェフが参列したとLe Figaroは報じていました。

今年の5月にリヨンを訪れた時にポール・ボキューズの店に行きたかった(←食事ではなく写真撮影です(^_^;))のですが、ワイナリーツアーに参加しチャンスを逸しました。

フランスのロブションの店にも行ってみたいとは思っているのですが、ミシュランの三つ星レストランでは、1回のディナーで二百ユーロ以上は覚悟しないといけませんからね~

いやいやお金がどうこうというよりも、そういうものを味わう基本的技量が備わっているか?という点で満足いかないので、行きたくても行けないのです。

その点、この方はスゴイ!
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昨年読んだ本のなかで、一番オモシロかったかもしれません。

この中で著者は、ロブションの店で味わった料理とエピソードを「忘れられない味 「ジャマン」の「仔羊の田園風 フレッシュ香草のサラダ添え」」と書いています。

1月21日:Paul Bocuse [レストラン]

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フランス料理のシェフのポール・ボキューズ氏が亡くなりました。

今日のLe Figaroのトップ記事はアフガニスタンのホテル襲撃事件ですが、2番目の記事として伝えています。マクロン大統領も弔意を表していると書かれています。

ポール・ボキューズ氏は日本のフレンチ関係の人たちとの交流も深く、日本の懐石料理も参考にしていたシェフです。

最近、「辻調」の愛称の調理師学校でも有名な辻静雄氏の本を読んだのですが、
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辻調でもレクチャーされたようですね。

というのはヤフコメの投稿で知りました。
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ずいぶん多くの方が哀悼の意を表され、日本の支店(?)やリヨンのポール・ボキューズの店に行かれた方もたくさんおられるようです。

実は私も5月にリヨンのポール・ボキューズの店に行きたいと思っていたのです。
もう50年以上もミシュランの3つ星をとり続けているとてつもないレストランです。
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美食の街リヨンの中でも「Autour de Lyon」の部に掲載されていることからわかるように、レストランPaul Bocuseは市のハズレにあります。

ココです。
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リヨンの街にはポール・ボキューズの名を冠した市場もあります。

ミシュラン・ガイドの解説は、フランス語が読めなくても大丈夫。
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Google翻訳でバッチリです[猫]

右側は英語にしておいたほうが訳が正確で、フランス語の勉強にも役立ちます。
↓ こういう事が書かれているみたいですね。
Temple of the great kitchen, institution of old-fashioned service. Paul Bocuse's restaurant is a real monument. Classical among classiqies, each plate embodies one of the most beautiful pages of French gastronomy. The great chef is in history: what better tribute than these three stars since 1965!

ちなみに日本語にすると、こんな感じです[犬]
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12月3日:ミシュランガイド 東京 2018 [レストラン]

12月1日、「ミシュランガイド 東京 2018」が発売されました。
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本の裏表紙には「2017年12月8日初版」となっていますが、一足早く購入しました。

気になるのは、先日行った「アシエット」さんが掲載されているか?です。
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ありました!まだ調査員にはバレてないみたいですね(笑)

料理は美味しかったですし、シェフも良い方でしたからね(^_^) 職員の接遇態度は別として(>_<) でも12月になってもHPのワインリストはいまだに9月のままで、ワイン名の誤記も直されていません( ゚Д゚) 指摘されても関心はないということですかね?

2018年版で3つ星とされている店は12店、2つ星は55店、1つ星は166店のようです。
これらはたぶん公式にはネット上には公表されないと思いますが、本ブログでは3つ星店だけ載せてみたいと思います。

カテゴリー別では日本料理が6店で、麻布 幸村、神楽坂 石かわ、かんだ、虎白、まき村、龍吟、ついで寿司が3店で、すきやばし次郎本店、鮨 さいとう、鮨 よしたけ、フランス料理が2店でカンテサンス、ジョエル・ロブション、ふぐが1店で臼杵ふぐ 山田屋です。

これらの店では、すきやばし次郎本店はよくNHKの番組に出てきますね。30年以上前になりますが、ジョエル・ロブションだけ行ったことがあります。

余談ですが、フグは臼杵のものかは知りませんが大分駅付近に美味しい店が何軒もあります。値段も手ごろで、肝もいただけて、味、ボリュームともに驚きの質だと思います。

2014年版と比べて、料理のカテゴリーは増えて以下のように41種になっています。

穴子、居酒屋、イタリア料理、イノベーティブ、インド料理、うどん、うなぎ、欧風料理、お好み焼き、おでん、おばんざい、蟹料理、カレー、韓国料理、牛肉料理、餃子、串揚げ、精進料理、すき焼、寿司、ステーキハウス、スペイン料理、蕎麦、タイ料理、ちゃんこ鍋、中華料理、鉄板焼、天ぷら、どじょう、鳥料理、とんかつ、日本料理、ピッツェリア、ふぐ、フランス料理、ベトナム料理、ペルー料理、ポルトガル料理、焼鳥、洋食、ラーメン

青い字で示したものは2014年版でも掲載されていたカテゴリーで、黒字がその後追加されたカテゴリーです。2014年版にあって2018年版にないカテゴリーは、新日本料理、現代風イタリア料理、現代風スペイン料理、現代風フランス料理、ヨーロピアン です。つまり2014年版ではカテゴリーは青字の25種でした。

2014年には「現代スペイン料理」というカテゴリーはあっても「スペイン料理」というカテゴリーはありません。これらが十分推敲されて発刊されたのか疑問は残ります。

日本のミシュランガイドは「東京」以外には、「京都・大阪」「横浜・川崎・湘南」
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「関西」「北海道」「宮城」「富山・石川」「広島」「福岡・佐賀」などもあります。

ミシュランガイド日本版の疑問点は、11月3日にご紹介した「世界のミシュラン三ツ星レストランをほぼほぼ食べ尽くした男の過剰なグルメ紀行」にも詳しく書かれています。 

カテゴリーに「ラーメン」が入っているのは、今の世界の関心をみると妥当でしょう。

「アジアにラーメンよりうまい麺は存在するのか?」を考えてみると、自分が日本人であるためかもしれませんが、今のところ、麺、つゆ、具のいずれの点でもラーメンを上回るものには出会っていません。アジア、ヨーロッパでもラーメンは人気です。価格も手ごろですしね。

本家と同様にこのガイドには、ホテル42軒の評価も出ています。
でも高いホテルばかりで、ほとんど参考になりません。

参考までに列挙すると、マンダリン・オリエンタル、ザ・リッツ・カールトン、アマン、ザ・ペニンシュラ、シャングリラ、コンラッド、パークハイアット、椿山荘、ウェスティン、ニューオータニ、オークラ、フォーシーズンズ、帝国ホテル、ANAインターコンチネンタル、ヒルトン東京、星のや、ハイアットリージェンシー・・・などです。

この点では本家のフランス版が、パリはもちろん地方都市でもホテル選びに大変有用なのとは大きく違うところだと思います。

フランス版には、30ユーロ以下で美味しく食べられるレストランが載っています。
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フランスのレストランでmenu(=定食)が29ユーロと半端な価格のことをときどき見ましたが、これで謎が解けました。

例えばこれは、ノルマンディのエトルタのレストランの29ユーロのmenuです。
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冒頭にあげた「アシエット」もそうですが、ミシュランガイドでは「ビブグルマン」といって「コストパフォーマンスの高いレストラン」も掲載しています。東京2018年版でも多分300軒近く載っていると思いますが、本書はこの辺が役に立つかもしれません。

11月23日:最近の回転寿司あれこれ [レストラン]

こちらは、とある駅近の回転寿司の「元気寿司」。
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たしかもともと栃木の会社で、もう30年以上お世話になっています。

今は「グルメ杵屋」という会社に吸収されていますが、昔ながらのこのマークは健在。
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中はこんな様子で、以前見られた回転レーンはもうありません。

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客がパネルで注文をオーダーすると、

奥の調理場から上下2段のレーンで、スーッとお寿司が到着するのです。
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これはさすがに、まだ外国にはないでしょう\(^o^)/

寿司がレーンを回転し客が選ぶというアイデアは、外国では斬新なものらしいです。
こちらは、イタリアのジェノヴァの回転寿司。
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外に「Kaiten」と出ていましたが、イタリア人に「Kaiten」なんてわかるのかな?(*_*)

こちらは、フランスのル・アーブルの回転寿司。
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パリではこれをマネてフランス料理をレーンに乗せて客に選ばせる店もできたそうですが、いくらジャポニスムといってもコレはウケなさそうですね( ゚Д゚)

いずれも、日本人がやっているものではありませんでした。
外国のスシ店は猛烈に増えていますが、まだ日本人経営の店には遭遇していないです。

元気寿司がハワイに出店したときは、家族で行った覚えがあります。

これらの国のスシ店で出される酢飯は日本の酢飯に近いもので、あのパサパサのコメとは違うもっちりした感触が外国で受け入れられていることを感じさせられます。

お店の会計は、いつも株主優待券で済ませています。
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「元気寿司」時代は回転寿司しか使えませんでしたが、合併された今はうどんはもちろん関連するお蕎麦屋さんでも使えてとっても便利(^_^)

最近の株価は1100円くらいで推移し、今は無配です。買値はよく覚えていませんが、確かそのくらいか?昔は配当もありましたが、いつの間になくなっちゃったのかな?

なにしろ年間20000円のお食事券目当てで買った株ですが、これだけは昔から変わらず続いています。もう30年も保有しているので、じき減価償却しそうです。

外国のスシ店のネタもおもしろいですが、日本の新しいスシも楽しいです。
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「蒸し牡蠣アヒージョソース炙り」、220円。ウマし!(^_^)

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「炙り三昧(まぐろ、えび、サーモン)」、180円。マヨネーズも炙っています。

フランスでは甘い醤油がありましたが、「元気寿司」の醤油も少し甘めですね。

今年の7月にパリでゴージャスな回転寿司の前を通りましたが、場所を忘れてしまい残念。中はちょっと暗くしてあってパブ風でした。

フランスのミシュランガイド2017にも星付き寿司店が掲載されていますが、パリの人々がどんなふうに星付き寿司店でスシを味わっているのか見てみたいものです。
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「快適な広場Louvoisの端にあるこのポケットレストラン(8席のみ)は訪れる価値があります。 設定のために、禅と甘やかさ、もちろん...しかし、特にシェフの偉大な才能:優れた職人、それは高品質の製品と最初の鮮度、精密なchirgicaleで動作します。」(Google翻訳)

しかしmenuの安いので95ユーロか・・・(*_*)( ゚Д゚)(*_*)

11月11日:成城学園前の「アシエット」さんにお邪魔しました [レストラン]

11月3日の記事でご紹介した「ミシュラン東京横浜湘南2014」を参考に、成城学園前の「アシエット」さんにお邪魔しました。

ここは星付きレストランではないのですが、下の画面左上の舌をペロッと出したアイコンはミシュランのアイドルの「ビブグルマン」といって、「5000円以下で特におすすめの料理を提供している」という店を表すものです。
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また右上のマークは「レストランの快適度」で1~5まであって、3は「非常に快適」と書いてあります。

まあこういうのも、当のレストランにとってはどうなのか?という気もします。ミシュラン掲載を拒否する店もありますが、ミシュランは拒否られても掲載する方針だそうです。

日本版ミシュランのさまざまな疑問点は11月3日にご紹介した本にも書かれていますが、まあ何事も経験してみないとわかりません。

話は変わって、こちらはエトルタの素敵なレストラン。
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その名も「L'huîtriere(=カキ屋さん)」です。

このデザートにでてきた各種チーズの盛り合わせ。
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左のドロっとしたものはチーズケーキにするようなチーズ。時計回りに、カマンベール、青カビ系、焼きリンゴを餃子のようにチーズでくるんで焼いたもの。

これが「Assiette fromagère」となっていました。
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というわけで「アシエット」は「(小)皿」とか「(皿に盛った)料理」といった意味です。

駅前では、もうイルミネーションが始まっています。
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そういえば相模大野駅のクリスマスツリーも、華やいだ雰囲気でイイですね~(^_^)
町田はまだみたいですが。

お店は駅から歩いて1、2分のところの細い道にあります。
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入店すると受付の女性(50代?)が、黙ってこちらを見ているだけで言葉を発しません。
こちらから声をかけて初めて言葉を発しましたが、いい感じではありませんね(>_<)

家内は、「あれ?違うところに来ちゃったのかな?」と思ったそうです。

このようなことはフランスではあり得ないことで、日本人はやらない人も多いですが、お店に入った時は必ず「Bonjour!」「Bonsoir!」と挨拶するようにガイドブックに書かれていますし、そもそもお店の人がまず先に挨拶します。

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きれいなお花のある席に案内されました。

前菜の「蝦夷鮑のサラダ、キャビア添え」
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アワビの肝とキャビアが美味しかったです(^_^)
ちなみにこのコースは10000円です。

この粉末は、なんとオリーブ油を粉にしたものだそうです!
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口の中でオリーブ油の味がします。
よくわかりませんが、ナイス・サプライズでした。

給仕の男性はソムリエバッジを付けていました。「ワインの写真を撮っていいですか?」と聞くと、「まず注がせてください。それからテーブルに置きます」と言い、注ぎ始めました。イヤな感じ満載です( ゚Д゚)

これがそのワイン。
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ローヌ地方の「ケランヌ(Cairanne)」という所のワインです。

ココです。
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グルナッシュというブドウを主に使ったワインのようです。
フランスのワイン銘醸地の中では、ロワール、ローヌは印象が薄くよくわかりません。

パンはシェフが焼いた海藻入りの甘めのもので、家内は気に入っていましたが、
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私は甘くないバゲットみたいなほうが好きです。でも美味しかったです。

「フォワグラの洋風茶碗蒸し、舞茸のコンソメロワイヤル」
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ソムリエ君は「フランのようなものです」と言っていました。「フラン」はスペイン料理などで見るプリンのようなものですが、これは「洋風茶碗蒸し」という発想がいいですね。味もマイタケの香りとコンソメの塩味とコクが素晴らしかったです。

「オマール海老のグリエ、ニューバーグソース」
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パプリカの下にオマール海老がいます。「ニューバーグ」というのは海老を使ったソースだそうで、もしかしたらオマールの一部を使ったのかもしれません。ソムリエ君は料理の名前を言うだけで、説明ゼロ。ただの運搬係でした。

そういえばワインリストを持ってきたときも、ぶっきらぼうに置いてゆくだけ。
ソムリエって、ワインの特徴とか料理とのマリアージュとか助言するんじゃ?

もしかして、バ・イ・ト?( ゚Д゚)
それにしても、おもしろ味ないね~(>_<)

「和牛トモサンカクのステーキ、マディラソース」
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柔らかくて味もよく、マデイラソースと合って素晴らしすぎる!(*_*)
これぞニッポンの牛肉だ\(^o^)/

「ともさんかく」というのは、図の部位の希少なお肉だそうです。
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こういうこともソムリエ君は一言も言わないので、帰ってネットで調べます(^_^;)

デザート。
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シュー生地に栗をのせたものと、バニラアイスクリームです。

料理は美味しい!満足です。
ただ、料理が出てくるスピードがやや速いです。

給仕のソムリエ君は、話す速度が早く発音が不明瞭で聞き取りにくいです。
また表情が固く、話が膨らみません。

終わっていない皿を、無言でかたづけようとしました。
また「ただ今、水をお持ちします」と言ったきり忘れ、言わないと持ってきません。

他のテーブルも一つだけ担当していましたが、歩く歩幅が大きく速さも速すぎて落ち着きが感じられない雰囲気でした。

帰りも、私のコートと家内のスカーフが一緒のハンガーにかけられていました。
コートを取り違えていたものと思われます。

アシエットさんのHPを見ますと、ワインリストがいまだに「9月」のままです(>_<)
171111ワインリストが9月.jpg
店内のワインリストはさすがに「11月」となっていましたが、ゲストは店内で初めて11月のワインリストを知る始末で、HPに出す意味ナシ!

し・か・も・・・

「Chateau Barbeiranne」が「バルべランヌ」ではなく「バルヴェランヌ」です!
171111バーべランヌ.jpg
もしかしてこの部分、あの “ソムリエ野郎” が担当してんのか?(*_*)(>_<)( ゚Д゚)

ここを選んだ本当の理由は・・・
171111本当の理由.jpg
お店の名前が「アシエット」なんで、じつは目次のトップに出てたんです(^_^;)

オーナーシェフが挨拶に見えましたので、HPの件だけお伝えしました。
「ありがとうございました。また何かあったら教えてください!」と、丁寧な対応。

お店の外までお見送りしていただきました(^_^) ちなみに受付の女性も一緒でしたが、シェフより先にサッサと店内へ消えました。写真に写らなくてよかったです(^_^)
171111アシエット11.jpg
料理とシェフはいいお店でした。あとは良い職員に恵まれれば・・・
ミシュランの調査員に気付かれないうちに、よくなって欲しいです(^_^;)
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