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9月21日:シダを知ろう [植物]

今日は「林床検査科」の研修で(^_^;)、県立四季の森公園で行われた
JFIK全国森林インストラクター神奈川会主催の「シダを知ろう」に参加しました。

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シダ類は、陽の射しにくい「林床」では重要な植物です。
一応図鑑は持っていますが、初心者のうちは一個一個教わらないとわかりません。

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シダは1万3千種ほどあり、このうち日本には600種類あるそうです。
四季の森公園には30種類ほどみられるそうで、今日は楽しみにしてました\(^o^)/

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ヤブソテツの仲間。

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ミドリヒメワラビ。

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ベニシダの胞子嚢群(ソーラス、sorus)は若い時は赤いそうです。
私はシダの葉の裏にある茶色いものが胞子だと思っていたのですが、
胞子はもっと小さく、これは胞子の入った袋(嚢)とのことです。

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これはよく見ますね。ノキシノブです。

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小さなシダですが、名前はトラノオシダと立派です。

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面白い形のカニクサ。
子供がカニを釣るのに使ったことから命名されたらしいです。

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これは知ってます。ジュウモンジシダです。
野尻湖では若いものを山菜として採取し、テンプラでいただきました\(^o^)/

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イヌワラビはよく見られるシダだそうです。
軸に溝があります。

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タチシノブの栄養葉と胞子葉。
どっちがどっちだったか忘れました(>_<)

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ヒバの葉のようなカタヒバです。

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しょうぶ園にありました。
細いニラのようなものが、ニラシダです。
水田などに生息するそうですが、数は減っているそうです。

今日見たシダはその他、ゼンマイ、オニワラビ、ホシダ、ミゾシダ、イノデ、
シケシダ、オオイタチシダ、オクマワラビ、イヌシダ、スギナ、トクサ、
オオハナワラビ、イワガネゼンマイ、ゲジゲジシダ、コウヤワラビでした。
結構ハードでした (*_*)。

番外編:

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ツリフネソウ。たくさんありました。
黄色いキツリフネソウもあります。

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カナムグラというホップの仲間。

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赤いミズヒキの・・・

140921ミズヒキの裏は白い.jpg
裏は白い!
だから紅白で「ミズヒキ」というそうです。
知りませんでした (*_*)。

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顕微鏡モードで撮ったミズヒキの花です。

140921何というキノコでしょう?.jpg
何というキノコでしょう? カサの端の条線が目立ちますね。

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シロハツではないかと思いますが、自信はありません。

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う~ん、早くこういうキノコをたちどころに名前が分かるようになりたいです。
修行あるのみです。

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今日も来てます!
今日のカワセミさんは、何度も魚を取る仕草を見せてくれました。
とってもサービス精神旺盛でした(^o^)/

いや~、まだまだ林床検査科としては修行が足らんですな~
秋は始まったばかり!今年はガンガン行きますよ~(^-^)