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8月26日:コケの学会で奥入瀬にやってきました [植物]

奥入瀬にやってきました。
お~い~らぁぁ~せぇ~! 地~味~

緑の林、苔むす遊歩道、爽やかな清流!
と言いたいところですが、4日前の大雨で水の流れは濁って荒れています。
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第43回日本蘚苔類学会青森大会に参加しました。
会場と宿泊は、星野リゾート奥入瀬渓流ホテルです。
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明るいラウンジには、岡本太郎作の暖炉があります。

コケ観察ツアーに参加しました。
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講師のお一人は、国立極地研究所名誉教授で南極観測隊長も務められたスゴい先生。

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アオモリサナダゴケというのを教わりました。
青森で見つけられたらしいのですが、日本中でみられるそうです。

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ネズミノオゴケ。
たくさん見られました。

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ジャゴケには主に3種類あって、うろこ模様が大きいのがウラベニジャゴケ。
ほんとに裏は紅色です。
もむとマツタケの匂いがすると教わりやってみると、ほんとにマツタケです!

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みなさん、とても熱心です。

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苔むしたテーブルとベンチ。
このテーブルだけで、コケが50種類はあるでしょうとのことでした。

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クサゴケのなかにかわいいキノコ発見。
ミズゴケノハナというキノコに似ています。

ここは比較的ゴージャスホテルで、夕食と露天風呂(温泉)はよかったです\(^o^)/
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夜は記念講演。

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暖炉は、夜はライトアップされてきれいでした。

明日は、カヌーを教わります。
朝4時15分ロビー集合。早い!(*_*)

7月23日:箱根越えの古道を歩く-中世石仏群と箱根権現-(植物編) [植物]

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ヤマホタルブクロ。

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ヤマホタルブクロのがくは、山型に曲がっています。
普通のホタルブクロは、反っているらしいです。

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ハコネナンブシノは、ここ芦之湯で発見され名付けられたものだそうです。
こういうのを、「type locality は芦之湯」というとのことです。

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実がおもしろいハコネバラ、またの名をサンショウバラ。
富士・箱根周辺を中心に分布するフォッサ・マグナ要素の植物だそうです。

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細い葉のハコネタケ。〇〇〇タケと言いますが、竹ではなく笹です。

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ツチアケビという大変珍しい無葉らん。初めて見ました。
きのこのナラタケから栄養を摂ると教わりました。
キノコから栄養摂るって、どんだけ~(*_*)!

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リョウブの幹です。
野尻湖ではこの若葉でリョウブご飯を作るとうかがいました。

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こんな生え方をしているのは、アブラチャンです。

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白い骸骨みたいなのが、タンナサワフタギ。

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ヒコサンヒメシャラの幹は横に入る線が特徴で、丹沢が東限だそうです。
ヒコサンは大分の英彦山です。

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何か心惹かれるヤマアジサイ。

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こちらはタマアジサイ。たくさんありました。

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発見者の名をとってオオクボシダ。日本でも小さなシダとのことです。

5月28日:秦野盆地と渋沢丘陵を歩く(植物編) [植物]

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ハコネウツギは何故か箱根にはありません。
海岸性の植物だそうです。

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スイカズラ。

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震生湖のヤマグワの実です。

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湖畔にはキショウブが咲いています。

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クサイチゴだそうです。
これは美味しかったですね!
みずみずしくて甘くてベリー系の味です。
まあ、イチゴ自体ストロベリーですが(^_^;)

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ヘビイチゴは花床(かしょう)が白く、日当たりの良いところに出る。

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一方、ヤブヘビイチゴは花床が赤く、日当たりの悪いところに出るそうです。

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これが卯の花だそうです。
香りはあまりわかりませんでした。

5月18日:四季の森公園 → ポール・マッカートニー公演 [植物]

今日は初夏のお天気です。
神奈川県立四季の森公園でJFIK(全国森林インストラクター神奈川会)の皆さんによる
“身近な草木と仲良くなろう!” に参加しました。

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参加者の皆さんです。
最近は、公園の日蔭にテントを張ってくつろぐ姿がみられますね。
広い公園ではいいかも!

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ヤマボウシです。白く見えるのは花ではなく苞(ほう)だそうです。
私は「山帽子」だと思っていたのですが、「山法師」だと教えていただきました。

先月、台湾に行ったときに山に似た木がありました。
ガイドさんの話では、台湾の人は「四月(五月?)の雪」と呼んでいるそうです。

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シランの花。
育てやすいランだそうです。

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水たまりで遊ぶ子供たち。

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ハルジオン(手前の白い花)とヒメジョオン(中央のまだ蕾のもの)が並んでいます。
このように、咲く時期はヒメジョオンの方が遅いです。

葉っぱはヒメジョオンはハルジオンのように茎を抱かず、すんなりでます。
ヒメジョオンの茎の断面は中実で、花は天を向いてまっすぐ咲く傾向があります。

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おお~っ、この一群はヤブレガサではないですか!
野尻湖ではまだあんなに小さかったのに(5月13日参照)。
小さいものをテンプラでいただきましたが、good!でしたよ。

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ナワシロイチゴ。
花はこれ以上は開かないそうです。
知らなかったので外来種と思いきや、在来種とのことでした。

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トリカブト。
どれがそうだか、わかる方はわかりますよね。
「これだけで3人はいける!」と先生はおっしゃっていました(*_*)。

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フタリシズカ。
2輪でますが、1輪や3輪もあります。
白くみえるのは、花ではなくて雄しべだそうです。

野尻湖でヒトリシズカも見ましたが、こちらは葉にもっとツヤがあります。
咲く時期は、フタリシズカの方が遅いです。

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マムシグサの花は成長過程で雌雄が変わります。
雄花、雌花の見分け方は、雄花には切れ目があります。

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シソ科のタツナミソウ。

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ムラサキサギゴケは、ここが2つに分かれています。
分かれていないとトキワハゼ。

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四季の森公園の風物詩、カワセミウオッチャーの皆さん。
ときどきシュレーゲルアオガエルの鳴き声が聞こえてきます。

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今日、私は初めてカワセミが魚をキャッチする瞬間を目撃しました!!
突撃! バシャン! マッ、マジかよっ!?
青線がカワセミの飛行ルートです。

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小魚をくわえたカワセミ。
このあとすぐに飲み込んでしまいました。


さ~あ、これからポール・マッカートニーのコンサート行くぞ~っ!
ポール、今日は大丈夫かな?

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国立競技場前です。
公演は今日も中止でした。

まさか、去年見た人の呪い?(>_<)

名残惜しいので、写真だけでも撮りましょう。
お大事に、はやく元気になりますように。

誰も怒っている人はいません。
神ですから。

中学2年の時、初めて買ったレコードが Yesterday でした。
美しいメロディと、Johnの歌詞が韻を踏んでいるのに感動しました。

今日は、カワセミの猟を見られたので幸せです\(^o^)/。

5月1日:今日から5月 [植物]

いよいよ今日から5月です!
清々しいです!駅周辺にも新しい花が出てきました。
私は連休はトルコに遺跡の勉強に行くんですよ~

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線路沿いにハルジオンがたくさん出てきました。

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茎は中空です。葉は茎を抱く様に付きます。
ヒメジョオンとの違いです。

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ムラサキケマンはちょっと遅かったか・・・
ケマンは黄色のもあります。

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カタバミもいろいろ種類があるらしいです。
教わったんですが、忘れました。

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ポピー(ひなげし、虞美人草)はこの季節のものですね。

フランス語では「コクリコ(coquelicot)」です。

皐月仏蘭西の野は火の色す 君もコクリコわれもコクリコ by 与謝野晶子
鉄幹を追ってフランスにやってきた晶子の歌です。やっぱり皐月ですか。

ってネタは、昨日のNHKの「歴史秘話ヒストリア」でした。スンマヘン(>_<)!

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スペイン語では「アマポーラ(amapola)」
イタリアでもそう呼ばれていたみたいですが・・・
去年の5月に撮影したナポリのアマポーラです。
あらゆるところに咲き乱れていました。

やっぱり、5月はいいわ~

4月10日:キュウリグサが咲いていました [植物]

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可憐なキュウリグサ。
いつも伊勢原駅近くの垣根沿いの20mくらいの間に出てきます。


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この淡い青がステキ!


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「何か撮ってるんですか~?」
「キュウリグサです。もむとキュウリの匂いがしますよ~」
「あらホント!知らなかったわ」

なんか和んだ一瞬でした。

4月16日:病院の裏で自然観察 [植物]

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今日は知り合いの先生に胃カメラをしていただきました。
で、続けて家内の胃カメラを私がしています。
家内は胃カメラを頑強に拒んでおりまして、なんと今回が初めてです。
上部食道にBarrett上皮がありますが、まあ粗大病変なしですね。

私は胃カメラは基本的に鎮痙剤なしで施行しています。
最近は幽門洞に噴霧する鎮痙剤も上梓され、症例によっては使用します。


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病院の裏の坂道を下ったところです。


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伊勢原に赴任しこの桜を見つけた日の清涼な雰囲気を思い出します。


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病院の裏では春夏秋冬、さまざまな変化がみられます。


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オオイヌノフグリは春早くから咲いています。


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今はカラスノエンドウのまっ盛りですね。
カラスノエンドウはアブラムシがたくさんつきます。
葉柄のつけねの小さな葉が托葉(たくよう)です。
托葉の裏の黒っぽくみえるところから蜜を出すそうです。


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トウダイグサもこれから沢山でてきます。
おいしそうに見えますが、食べられません。

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ヒメオドリコソウは外来種です。オドリコソウとは別の植物です。
隣のタンポポを見てみましょう。


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がくが反り返ったセイヨウタンポポですね。
4月23日植物編のカントウタンポポと比べてみてください。

4月23日:三浦半島・衣笠を歩く-相模武士三浦党と藤祭り-(2) [植物]

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マツの花。上の赤いのが雌花で将来のマツボックリ。下が雄花だそうです。


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ウラシマソウは長いヒゲが付いてます。


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オオシマザクラは葉っぱが細くとがっています。
日本には9種類のサクラの原種があります。
ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンをかけたもので、実はなりません。


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お~、カントウタンポポ!
がくが反り返りません。
ニッポンのタンポポです\(^o^)/


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ナツトウダイ。初めて知りました。
名前は夏でも、開花は春です。


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メダケ。
竹と笹の違いは?
大きくなっても皮がついているのは笹だそうです。
だからメダケは笹なんですよ~ 竹ではありません。


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シャガの大群です。