SSブログ

1月11日:冬の雑木林を歩く [植物]

今年初めての四季の森公園での自然観察会です。

150111四季の森公園.jpg
今日のテーマは、「冬の雑木林を歩く」です。

150111マンリョウ.jpg
マンリョウです。
マンリョウは葉の下に実をつけるので、食べられにくいと言われているそうです。

   ネットからさがしてきたセンリョウの画像です。
   センリョウ122.jpg
   マンリョウと違い、実は葉の上につけます。

150111ヒャクリョウ(カラタチバナ).jpg
ヒャクリョウ。別名カラタチバナです。
葉は細長く、ギザギザがありません。

150111ジュウリョウ(カラタチバナ)250.jpg
ジュウリョウ。別名ヤブコウジ(藪柑子)。
ヒャクリョウより背が低く、葉はギザギザがあります。

   イチリョウというのはアリドオシのことだそうです。
   アリドオシ120.jpg
   トゲが細く、アリをも貫くのでこの名がついたそうです。
   これも林床にしばしば見られます。

ヤツデの葉は9つに裂けている(時に7つ)のが普通です。
150111ヤツデ.jpg
♪ ここのつで~も、ヤ・ツ・デ(八つ手)!

150111葉痕.jpg
樹名は確認できませんでしたが、葉痕の観察もおもしろいです。
維管束痕が白く見えています。

150111コゲラ.jpg
コゲラです。
冬は木の葉が落ちているものが多く、エサをさがす鳥たちがよく見えます。

150111ロウバイ250.jpg
ロウバイが香っていました。
そういえば鎌倉では、12月にもう咲いていました。

150111ミツマタ.jpg
ミツマタ。

150111ベニシダ.jpg
ベニシダは冬も元気です。

(キノコ編)

冬にみつかるのは硬質菌ばかりです。
150111クロコブタケ.jpg
クロコブタケ(Hypoxylon truncatum)。
よくみられます。

150111硬質菌.jpg
不明硬質菌。裏は管孔ではなく、ヒダになっています。

150111カワラタケ.jpg
おなじみのカワラタケ(Coriolus versicolor)。

   150112シイタケ120.jpg
   我が家では、昨年収穫済みのシイタケ栽培の木から、
   またシイタケが出てきました。