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5月14日:今年も山菜2023(2) [山菜]

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翌日は山菜を求め、LAMPさんを出発。本日の参加者は12名で二班に分かれ、私たちは新潟の新井方面へ、もう一班は斑尾高原方面へ向かいます。

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季節柄、山に生えているフジの花を採ってかき揚げにします。
ニセアカシアの花のかき揚げも美味しいです。

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ウド発見\(^o^)/

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本日の収穫です。これら以外にウドが大漁!

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ウドの天ぷら、サイコーです[わーい(嬉しい顔)]

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今回は、ウドの醤油漬けも作ってみました。ウドは30秒位ゆがきました。大先生から「お醤油だけだと塩辛すぎるので、水で薄めた方が良い」と伺いましたが、塩辛いのは好みなのでお醤油を少しのみりんで薄める程度にして、ジップロックに入れ冷蔵庫で一日保存しました。

ウドのwildな香りが味わえ、ご飯が進みます。
みりんで少しの甘さとまろやかさが加わった気がしました。

5月13日:今年も山菜2023(1) [山菜]

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タングラム斑尾東急リゾートにやってきました。

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いつも山菜でお世話になるLAMPさんは近頃サウナを造設して、これが好評でなかなか予約が取れません。

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部屋からの眺めはなかなか良いです。

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ホテルには、大浴場と露天風呂があります(ホテルHPより)
かすかに塩素の匂いがありました。

温泉分析表によると、
 源泉名:延徳温泉(←中野市にあるようです)
 泉 質:含硫黄-カルシウム・ナトリウム-塩化物温泉
    (弱アルカリ性低張性高温泉)

 「温泉水を補うために加水しております」
 「衛生管理のため循環ろ過装置を使用しております」
 「衛生管理のため塩素系薬剤を使用しております」

とのことでした。

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夕食ビュッフェは豪勢でした。

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福神漬け(カレー用)、松前漬け、梅ナメタケを醤油のかわりにまぐろのお寿司に乗っけて頂いてみたところ、とても美味しかったです。このようなユニークな「味変」を経験できるのも、ビュッフェならではと言えるでしょう。

右はバナナチップスです。甘酸っぱさとローストしたかすかな苦みとパリパリした食感が素晴らしい。売っていれば購入したいと受付けの方に尋ねたところ、「自家製」とのことでした。作ってみたいです。

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売店も充実。クーポン1000円、いただきました[わーい(嬉しい顔)]

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お土産を買いました。

5月20日:今年も山菜2022(3) [山菜]

野尻湖から東京に戻り、楽しみはなんといってもコレ(↓)[わーい(嬉しい顔)]
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山菜の天ぷらです。お蕎麦と一緒に頂きます。

ノカンゾウはバター炒め。
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パルメザンチーズがとても合います。

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ワラビは前日のうちに重曹とともにアク抜きをして、

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カツオブシとお醤油で頂きます。

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ニリンソウのおひたしはポン酢で頂きました。

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ハンゴンソウもおひたし。

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ヤブレガサの天ぷらはパリパリで美味!

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黒姫駅前のおそば屋さんで買った「かんずり」です。

ウドの天ぷらは、それはもうサイコー[わーい(嬉しい顔)]の天ぷらですが、
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今回は「かんずり」を付けて頂きました。
辛みがあって、あじなものでした。

次は秋のキノコが楽しみです。

5月19日:今年も山菜2022(2) [山菜]

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朝食後、赤倉観光ホテルからいつものゲストハウスLampへ移動しました。

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スタートまで時間があるので、湖畔を散歩。

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お気に入りの場所の傍には、

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地衣類のアカミゴケが住んでいる木製のクイがあります。

驚いたことに今日のゲストは私を含めて2名。
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ガイドさんとマンツーマン状態です。

斑尾方面の日当たりの良い斜面で、ウド発見![わーい(嬉しい顔)]
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ウドはその香りが魅力的で、味も大好きです!
もうこれだけで山菜採りの目的達成[犬]

ガイドさんによると、ウドを見つけたら周囲にもあることが多いそうです(矢印)。
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地下茎でつながっているらしい。キャッホ~[わーい(嬉しい顔)]

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ヤブレガサはクセがなく、天ぷらはパリパリしてgood!

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ハンゴンソウは、5月中旬ともなると良く採れます。

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ワラビもたくさん出ていて、採りきれません。

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こういう斜面で、びくがすぐにいっぱいになります。

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山菜の女王ミヤマイラクサ(=アイコ)もたくさんありました。

林の中でみつけたコシアブラは、少し育ちすぎ。
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これもう少し若ければホントに美味しいので、タラノメと並んでファンが多いです。

いっぱい採れたので、お昼で早くも山を下りることにしました[わーい(嬉しい顔)]
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ガイドさん行きつけのおそば屋さん。すごい人気です。

この店には、私のお目当ての「かんずり」があるのです[黒ハート]
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塩漬け唐辛子を雪にさらした後、発酵させて作るものです。
今回は、山菜の天ぷらをコレで頂こうという計画です。

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Lampに戻り、本日の仕分けをします[わーい(嬉しい顔)]

ついでに、ガイドさん自慢のサウナを見学させてもらいました。
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じつはサウナ客が増えすぎて、山菜客が宿泊できなくなってきているのです[もうやだ~(悲しい顔)]

水風呂完備のサウナ群。
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こういうのを自力で作っちゃうのがスゴい!

ここに通って10年以上になりますが、ガイドさん達はまだまだ進歩させたいそうです。

5月18日:今年も山菜2022(1) [山菜]

今年も山菜を採りに、野尻湖へやって来ました。

今回の宿泊は、いつもの野尻湖ゲストハウスLampではなく赤倉観光ホテルです。
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Lampへは、車で20分ほどです。

ここは以前スキーをするために宿泊しましたが、
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この季節に来るのは初めてです。

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昭和天皇ご夫妻も宿泊された、老舗クラシックホテルです。

部屋の窓からすぐ前に見えるのが私設ゲレンデ。
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遠くに野尻湖が見えます(矢印)

野尻湖からもこのホテルが見えます。
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これは、野尻湖畔から妙高山方面を望んだ写真。

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中央を望遠で捕らえるとこんな感じです。

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さらにアップにすると、こう見えます。

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水を張ったアクアテラスは、ここの売りの一つ。

誰もいないので撮影した天空の露天風呂。
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とてもよい景色で、冬は目の前が一面の銀世界になります。
硫黄泉を1300m位遠くから運んでいるとのことで、湯の花が良い感じです。

アクアテラスを望むレストラン。
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平日ですが、なかなかの盛況でした。旅行客の足が戻ってきている感じです[犬]

夕食の内容をご披露します。

アペリティフその1:「グリーンピースとチーズのクリームのタルトレット」
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フォークが添えられていましたが、食べにくい[猫] ここはスプーンでしょう。

アペリティフその2:「天使の海老のコンフィ、グリーンアスパラのポシェ」
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ニューカレドニアに行かれた方はご存じかも知れませんが、ニューカレドニアには「天使の海老」と呼ばれる海老があります。はたして隣の席の給仕は「ニューカレドニアの海老でございます」と解説していましたが、こちらの給仕は全く何も説明せずスルー[ふらふら] たぶんバイトなのでしょうが、事前のミーティングもやっていないのかな?[ちっ(怒った顔)]

「ポシェ(pocher)」とは英語のpoachにあたり、poached eggと言うように「低温でゆでること」とのこと。一方boiled eggのboilは100度で煮るらしいです。

「あさりとムール貝のパスタ ブイヤベース風」
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スープパスタなのですが、「ブイヤベース」って魚のスープじゃん! スープに魚使っておらずアサリとムール貝だけだったら笑う~ てか、だから「ブイヤベース”風”」なのか? 熱くて食べにくく、配膳がテキトーなのでは?[もうやだ~(悲しい顔)]

ただし、美味しかったのは認めてあげます。

お魚は本来のコースが「日本海産平目のアロマート 青海苔のソース」でタイトル的には魅力的だったですが、「カナダ産オマール海老のポワレ ニューバーグソース」に変更も出来ますと言われ、こっちに変更。
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中央に黒っぽく見えるものはジャガイモを千切りにしてお焦げ風にしたもの。美味[わーい(嬉しい顔)]
左上のキャベツっぽく見えるものは全残し。

ここで、なんとオーダーしたものと違うものが運ばれてきました![がく~(落胆した顔)] どうもテーブルを間違えたらしい。「間違えました。申し訳ございません。」と言っていましたが、ここは給仕が時々変わります。 おそらく4人くらいの違う給仕がサーブしてくれたのですが、いい人もいましたがバイト?という人も・・・[ドコモポイント]

「信州深雪和牛のサーロインのグリル」
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文句なしの美味しさ[わーい(嬉しい顔)] トリュフと赤ワインのソースも良かったですが、実はこの手のソースでトリュフの風味を感じた事がありません。白馬東急で出てきた黒ニンニク使っても、あんまり変わらんのではなかろうか?[犬] 右の紫色のものは塩。 付け合わせの野菜はニンジン、ゴボウ以外は全残し 油がスゴすぎて、翌朝胃がもたれました。

デザートの「宮崎マンゴーのヴァシュラン パッションソース」の写真撮り忘れましたが、これは酸味が心地よくとても美味しかったです。

ただし「宮崎マンゴー」というと、宮崎の街で見たそのまんま東の看板思い出します。
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高くて良い印象はありません。美味しいのかもしれませんが、ボリ杉[ちっ(怒った顔)]

マンゴーならフィリピンが一番!いろいろなマンゴーがありますが、美味しさ、一年中OK(←台湾だとマンゴーのない季節があります)に加え、安いですからサイコーです。日本が輸入したら、宮崎はたちうち出来ないのでは?

ベトナムに行った時にライチを日本に輸出する予定と聞いていました。まだ見たことはありませんが、東南アジアの果物をもっと輸入したらかなりウケると思いますが[わーい(嬉しい顔)]

食後にコーヒーをオーダーしたら、しばらくして別の給仕がまたコーヒーか紅茶か聞きにきました[がく~(落胆した顔)] シツケ~っ! てか、職員間の連絡すこぶる悪し[パンチ]

ここは多分シェフはいいのでしょうが、スタッフは素人集団ですね。

多分以前は良かったのかもしれませんが、コロナで経費削減となり優秀な人を雇えなくなったのではないか?と想像しました。

5月16日:野尻湖で山菜採り2021 [山菜]

今年も野尻湖に、山菜採りにやってきました。
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宿泊はいつものゲストハウスLAMPさん。

こちらのゲストハウスでは、注文すれば山菜ディナーをごちそうしてくれます。
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前夜の夕食の様子ですが、沢山のお客さんがいます。

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今日採れた山菜を天ぷらでいただきます。

ゲストハウスのシェフが工夫して作ったお総菜。
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山菜のペッパーとパルメザンチーズの和えものが、大変おいしかったです。

翌朝、山菜採りスタート。
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本日はガイドさん2名と、ゲスト4名。

車を降りた所のこの光景にビックリでした[がく~(落胆した顔)]
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この斜面一面にミズバショウが咲いています。

こんな感じです。
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ミズバショウは平らなところに咲く姿はよく見ますが、ここは斜面から水が湧き出ているため斜面でありながらミズバショウが咲いているのです。

コゴミ(左)のそばに、毒草で有名なトリカブトがありました。
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トリカブトは、これだけあれば2~3人はイケるかも~[ドコモポイント]

一方、こちらは食べられるニリンソウ。
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葉っぱがトリカブトとソックリです[がく~(落胆した顔)]

皆さんでニリンソウを採取しています。
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ニリンソウとトリカブトは恐ろしいことに混在することがあるため、ニリンソウの花を確認して採ります。トリカブトが薄紫色花をつけるのはもっと後です。

「山菜の女王」とも称されるミヤマイラクサ。
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愛称は「アイコ」です。

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山の上には、雪が沢山残っています。

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残雪の脇には、フキノトウが出ていました。

クレソンを採っています。
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この時期のクレソンは辛みが強く、ワサビのようで素晴らしい![わーい(嬉しい顔)]

キャッホ~!エノキタケが沢山採れました[わーい(嬉しい顔)]
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このように秋でなくても、山にはキノコが出ます。

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エノキタケは、このように柄の褐色が強いのが特徴。

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つる状の山菜イワガラミ。

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この斜面で「山菜の王様」のウドを探します。

ワラビは結構ありますが、ウドが見つかりません[ふらふら]
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ガイドさんはこの斜面でウド6本ゲット、私はゼロ[もうやだ~(悲しい顔)]
実力の違いを見せつけられました[わーい(嬉しい顔)]

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ガイドさんが最後に、ウドを2本恵んでくれました[わーい(嬉しい顔)]

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山菜ではありませんが、ヒトリシズカの大群がありました。

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本日の収穫[わーい(嬉しい顔)]

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東京に戻ると、エノキタケを早速いつもの佃煮にします。

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山菜の天ぷら、サイコー![わーい(嬉しい顔)] 右はニリンソウのおひたしです。

5月3日:新緑の妙高で山菜三昧 [山菜]

今日は連休初日で、総勢20名の山菜ツアーです。
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ガイドの先生からブリーフィングを聞き、Let's go!

車を走らせ、新緑がまばゆい妙高へやってきました。
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向こうは谷間の残雪とヤマザクラがキレイです。

カタクリはたくさん見られます。
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カタクリは、ここまで育つのに9年かかるとか!(*_*)

よって、採取は「一人二本まで」に限定。球根を傷つけない採取法の説明です。
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球根が残れば、カタクリはまた生えるそうです。

うまくカタクリが採れました。
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私は採取は遠慮しました(^_^;) そういえば藤沢の料理屋さんでも出てきたな~
  ⇒「藤沢の幸庵さんに行ってきました」
    http://lone-wolf-dies-hard.blog.so-net.ne.jp/2016-04-26

昨日ご紹介したウバユリの球根です。
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この部分を食べます。

オオイタドリ。テンプラ用。
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「いたるところで採るのでイタドリ」とは先生の弁。

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コゴミとニリンソウが咲き乱れる南向きの斜面。

ニリンソウは花がないと、毒草のトリカブト(←致死性(>_<)!)と酷似しています。
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両者が混在していることもあり要注意ですが、花があれば鑑別は容易です。

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ニリンソウを摘んでうれしそうな二人組。

コゴミは、このくらいの開いていないものが食べ頃。
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手前のうす青い花は、キクザキイチゲで毒草だそうです。

コゴミの採り方の動画をアップしましたので、ご覧ください。
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https://www.youtube.com/watch?v=csbT2LMb0kc
先生はいつも、山菜を採りすぎないよう気を配っておられます。

この時期、山菜の王者といえばやはりウドでしょう!
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https://www.youtube.com/watch?v=EnQ3JveXEFg
↑ 皆さんの一番の興味もウド。この香りを求めてやってきたようなものです。

ウドは捨てるところがありません。上部の芽と葉は素晴らしいテンプラに、茎の皮はキンピラに、茎と根はゆでて和え物に、余れば醤油で佃煮にと、優秀な山菜なんです。

二人の間にウドが3本あり、このうち2本を採取します。
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ガイドさんが持っているのが枯れた昨年のウド。軽く人の背を越します。

ウド、GET!だぜ!
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歓声がわきます(^_^)

ウド~\(^o^)/
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幸せそうですね(^_^)

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お弁当タイム。

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こういう残雪のそばには、フキノトウが出ています。

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水たまりにはオタマジャクシがたくさんいました。

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新緑の中で満面の笑みの山菜ガールさんたち(^_^)

こちらはリョウブという樹の芽を採っているところ。
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LAMPでもときどき出てきますが、炊き込み御飯にすると美味しいです。
  ⇒「今年も野尻湖で山菜三昧」
    http://lone-wolf-dies-hard.blog.so-net.ne.jp/2016-04-30

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いつもはもっと採りますが、今回は写真を撮るのに専念しました(^_^;)

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宿に戻って、仕分けです。

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こちらのグループはいっぱい採りましたね~

私は控えめにこれだけ。
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これだけでも、天ぷら蕎麦を二日は楽しめます(^_^)


【追記】

   さっそくいってみました。
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   左上から時計回りに、アカイタドリ、ニリンソウ、ヨモギ、ミチノクヨロイグサ、
   オオイタドリです。

   写真にはありませんが、フキノトウもgood。
   フキノトウは、少し成長して塔がたったものでも十分美味しいです。

                           (2017年5月4日 追記)

5月2日:野尻湖にやってきました [山菜]

爽やかな5月がやってまいりました。
今日は、いつも山菜でお世話になっている野尻湖のLAMPさんへ行きます。

北陸新幹線は、進行方向右側の車窓からは赤城山、谷川連峰、榛名山が見えますが
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軽井沢をすぎると浅間山が見えてきます。

長野駅に着くと、山菜がたくさん売られていました。
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こしあぶらは1パック399円か~!(*_*) テンプラにすると最高です。

北信濃鉄道に乗り換えて、黒姫駅まで30分。
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リンゴの花がぼちぼち咲いています。

いい渓流だな~(^_^)
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カヤックの先生の話では、たまに竿を出している人を見かけるそうです。

黒姫駅に着きました。
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左が黒姫山、右が妙高山。

駅でピックアップしてもらい、
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LAMPに到着です。

今日はドミトリーに泊まります。
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素泊まり1泊3200円、朝食が700円、Wifi無料です(^_^)

こちらにお世話になってもう10年くらいですが、真面目な姿勢が評価されたのでしょう、最近も長野放送の取材とかあったそうです。

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昨年の11月13日、NHK-BSで「Cool Japan きのこ~Mushrooms~」が放送されました。

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その中でも紹介されていたのが野尻湖のLAMP(旧グランピア)。

番組では、アメリカ人の方がきのこ狩り初体験です。
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アメリカ人にとって野生のきのこは、「気持ち悪くて毒」というイメージだそうです。
まあ、日本でもそんな感じですけどね(^_^;)

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いつもの先生が教えてくれます。

番組では、いかにも他国ではきのこ狩りが行われないかの内容でしたが・・・(>_<)
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そんなことはありません。欧州でもさかんです。イタリアでもきのこ狩りツアーありました。最近は「日本礼賛ヨイショ番組」が大杉ですね( ゚Д゚)

ただし、日本のようにきのこのヌメリを楽しむことはないのかな~
確かに、シイタケ、マツタケ、ナメコの味わいは日本独特かもしれません。

個人的意見ですが、これらのきのこはポルチーニ、セップ茸の上を行きます(^_^)

なかでもきのこ狩りが一番盛んなのは、旧ソ連でしょう。
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たしか、世界のきのこ中毒死のトップは旧ソ連だったはずです。この方も言っていましたが、チェルノブイリ以降は放射能が心配されています。日本でも同じですが(*_*)

以前、ここ野尻湖でロシアの方と一緒になりましたが、ハナイグチという最高に美味しいキノコをバケツ一杯採っていったのにはビックリしました。

ロシア人よ! きのこはいいけど、四島返還プリーズね~(^_^)

散歩をしていると、なにやら摘んでおられる方がいます。
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ノカンゾウかな?

やっぱり!(^_^) 味噌和えにされるそうです。
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ちなみに私のイチオシは、LAMPの先生に教わったバター炒め。Goodですよ~!

ワカサギをすくっておられる方もいました。
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「春になると岸に寄ってくるんだ」と教えてくれました。

もう入れ食いというか、ひとすくいで数匹はかかります。
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大漁ですね。

出ました! 人類の敵、バスフィッシャー(>_<)
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風ヨ吹ケ~、ヒックリカエレ~\(^o^)/

こんなところにも!
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オ・ッ・コ・チ・ロ~\(^o^)/

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湖畔の道沿いの何気ない木の杭のてっぺんには、

地衣類のアカミゴケを見つけました。
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赤い子器から胞子が造られます。

ウバユリ。これから育って花が咲きます。
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この根っこは食べられます。

特徴的なエンレイソウ。
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以前は食用でしたが、最近は心臓毒があるということで毒草になっています。

大きなスミレかと思ったら、カタクリでした。
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Spring ephemeral(=はかないもの)と呼ばれ、間もなく消えてしまいます。

キケマンの花。たしか毒です。まあ平地でもたくさん見られますが。
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仏具の華鬘(けまん)に似ているそうですが、華鬘がわかりません(>_<)

毎回聞いては毎回忘れるこの草。不食です。
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教わったことを全部覚えていたら、先生の仕事がなくなってしまいますから(^_^;)

ミントが自生していました。どこかの庭からまぎれたのかな?
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まあ、ハーブといっても元はといえば雑草ですからね。強いです。

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散歩から戻ると、今日のグループが帰ってきていました。

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皆さん、たくさん山菜を採ってきたご様子です。

明日も天気が良さそうで、山菜取りに出かけます。今夜はマスターのいれてくれる美味しいコーヒーでも飲みながら、ゆっくり読書でもしますか。

4月29日:今年も野尻湖で山菜三昧 [山菜]

今年も山菜で、4月28日から野尻湖のサンデープランニングさんにお世話になりました。

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中央自動車道の岡谷ジャンクションで曲がり方を間違え、予定時間に遅れて到着(>_<)
しばらく見ない間に、洒落たイルミネーションが点灯していました。

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山菜ディナーのお品書きは、都会の料亭も真っ青の逸品そろいです。

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12時の位置にある三つ叉にわかれているものがトリアシショウマ、以下時計回りにリョウブ、?、ジュウモンジシダ、アザミ、ふきのとう、コシアブラ、ヨモギ、シシウド類、こごみ、ウバユリの根、ニワトコ、イタドリ、タラの芽です。真ん中にあるものは、左からサンショウ、ユキツバキの花、ミツバアケビの芽(=「木の芽」)です。

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これを自分でころもをつけ、揚げたてのテンプラを抹茶塩でいただきます。

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こちらは山菜を材料にしたシェフの一品料理。ツクシの卵とじ、カタクリのバター醤油炒め、イタドリのオリーブ油炒め等々工夫をこらした逸品が並びます。なかでも、「ヤマブキショウマのガーリック炒めクルミ添え」は素晴らしかったです。

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ご飯は、目にも鮮やかな緑色のリョウブ御飯。

ビールはマスターに頼んで入れてもらったエールビール。
ウマい!(^_^)

翌朝。いよいよ山菜採りへ。
先生と、助手のご子息がガイドに付きます。

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今日の生徒さんは全部で18名。
私以外、全員女子~[黒ハート]( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)

今年は、野尻湖の桜の開花が例年より早かったそうです。
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車2台に分かれて、残雪の上越へgo!

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ふもとは晴れですが山の上は時折雨もパラつく中、出発です。

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まずは意表を突くフジの花の採取。テンプラにします。
サンデープランニングでは、花のテンプラを多用しニセアカシアの花は美味。

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次いでウワミズザクラ。同様にテンプラ用です。
その他ユキツバキも採取。山菜採りの対象としてはかなりユニーク。

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タラの芽の取り方を教わります。
てっぺんを全部取ってはいけません。葉痕はネックレス状です。

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間違えやすいのはヤマウルシ。葉痕はハート型で維管束が縦に走っています。

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コシアブラが見つかるとウレシイです\(^o^)/

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昨日の御飯に混ぜたリョウブの新芽。テンプラもイケます。

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日当たりの良い場所には、ワラビがたくさん出ていました。

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ジュウモンジシダの若いものです。成長すると葉が十文字になります。

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若々しい緑のコゴミ。食べられるものは、小さい若いものです。

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こういう笹ヤブの下に、ネマガリタケのタケノコがあります。

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少し細いですが、こんな感じです。

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意外とたくさん採れました。

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タマキクラゲも見つかりました。食べられます。

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春の山は美しい!

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こういう雪の下から出てくるフキノトウは、ウマいのだ。

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皆さん、ウドをGET![黒ハート]するとテンション上がります。

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本日の我が家の収穫1。

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本日の我が家の収穫2。


【付記】

ネマガリタケの処理の仕方。

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このようなネマガリタケの、一番外の皮をむきます。

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するとこのようにむけ、タケノコの一部が露出します。

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続けてむいて行きます。

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最後まで皮をむくと、こうなります。

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根元近くは堅くて、包丁が入らないこともあります。少しずつ先端に向けたたいてゆくと、包丁が柔らかく入るところがあります。そこでカット。

味噌汁に入れたり、酢味噌であえたりするとgood!
ちなみに野尻湖周辺では、昔からサバ缶と煮るそうです。

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こんなの作ってみました。ネマガリタケ・ピザトースト。

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カタクリもさっそくゆでて、ポン酢でいただいてみました。
お~、good です!(^_^)

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フキ味噌。味噌の甘さとフキの苦さが絶妙です。

しかし何と言っても、山菜はテンプラが最高です!
楽しみ~\(^o^)/

今回はウドは、葉はテンプラ、茎はお醤油漬けにしてみたいと思います。
あと、山菜をイタリアン風にアレンジしてみたいですねぇ。

5月8日:山菜料理 [山菜]

上越で摘んできた山菜ですが、テンプラにしてお蕎麦と一緒にいただきました(^o^)/
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テンプラにすると、山菜のアクやトゲなどが気にならなくなります(^_^)
ころもは片方のサイドにだけ付けるのが、より風味が残って good ですよ~

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カタクリはおひたし、フキノトウはフキ味噌です。イケますぜ!

初めて野尻湖で山菜を教わって10年くらいたちます。
最初は東京に帰ると、その辺の草がみんな山菜に見えてしまった記憶があります(^_^;)

今年は伊勢原のアケビの芽も摘まなかったので、わが家のそばでヨモギを摘みました。
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こういう道端のヨモギは「犬のオシッコが・・(>_<)」と家内が嫌がります。
わが家のミニチュアダックスも、たいていは家内が散歩に連れて行ってたものですから。
今はもう17歳で、足が弱って歩けません。

この程度なら30秒で摘めちゃいます。
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夕方なので、影がなが~い。今年の連休はお天気に恵まれました!
右側の斜面で摘んだんですよ~

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お鍋を汚すのはもったいないのでフライパンでゆでちゃいます。

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水を切ったらベーコンを加え、オリーブオイルで炒めます。

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塩コショウは、後から考えると余計だったかもしれません(>_<)

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ヨモギとベーコンの油炒めの完成です。
ベーコンが強すぎてヨモギの香りがわかりにくいですな~
もうちょっとゆでたほうが、ヨモギがさらに柔らかくなったのかな?

よくわかる山菜図鑑100.jpg
山菜の本はたくさんありますが、これオススメしたいです。
写真が大きくわかりやすく、料理の仕方も詳しいです。親切~!安い(1500円)!