7月26日:コロナ発生届けから「感染経路」が消えてます\(^o^)/ [病院]
「2月19日:日本はなぜコロナの空気感染を認めないのか( ゚Д゚)」の記事で、コロナの発生届けに「感染経路」を記載する欄があることをお示ししました。
https://lone-wolf-dies-hard.blog.ss-blog.jp/2022-02-19
↓ 感染経路が「飛沫なのか接触なのか(あるいはその他か)」記載せよというのです。
そんなこと、わかりっこないですね
武漢でコロナが流行した時、中国は「この感染はエアロゾル感染である」と言っていました。
せっかく中国さまが「空気感染」と言ってくれているのに、
↑ 首相官邸&厚労省は「飛沫感染と接触感染の2つ」と言い続けていました。
ようやく途中から「飛沫核」という言葉を後付けしましたが
とにかく、かなり非科学的かつ非現実的な人々が中枢にいることが想像されます。
↑ 最近のコロナ発生届けからは、感染経路を記載する欄は消えています。
そんなこと出来るわけないですから。
ってか、ほとんど「空気感染」でしょう。
厳密には「空気感染」ではないという意見もありますが、良く聞いてみると言葉の定義だけが問題にされています。
つ・ま・り、
コロナ感染は止められません。お手上げです
ワクチン打って、収まるのを待つのみです
https://lone-wolf-dies-hard.blog.ss-blog.jp/2022-02-19
↓ 感染経路が「飛沫なのか接触なのか(あるいはその他か)」記載せよというのです。
そんなこと、わかりっこないですね
武漢でコロナが流行した時、中国は「この感染はエアロゾル感染である」と言っていました。
せっかく中国さまが「空気感染」と言ってくれているのに、
↑ 首相官邸&厚労省は「飛沫感染と接触感染の2つ」と言い続けていました。
ようやく途中から「飛沫核」という言葉を後付けしましたが
とにかく、かなり非科学的かつ非現実的な人々が中枢にいることが想像されます。
↑ 最近のコロナ発生届けからは、感染経路を記載する欄は消えています。
そんなこと出来るわけないですから。
ってか、ほとんど「空気感染」でしょう。
厳密には「空気感染」ではないという意見もありますが、良く聞いてみると言葉の定義だけが問題にされています。
つ・ま・り、
コロナ感染は止められません。お手上げです
ワクチン打って、収まるのを待つのみです
2022-07-26 23:00
2月1日:N95というマスク [病院]
ある医師の方に、患者さんの胃液採取を依頼されました。
もちろん結核を疑っての胃液培養のためです。
その時に渡されたのが、「N95」というマスクです。
ウイルスも通さないというふれこみで、さすがにシッカリしています。
普通のマスクのように両耳で支えるのではなく、縦に2本あるゴムのベルトを後頭部に掛け強く口と鼻に押しつける形になるので、空気の漏れが少なさそうな印象です。
これをすると息が苦しいのかと思っていましたが、全くそういう事はありません。
3Mという会社で作っていますが、3MはMinesota Mining & Manufacturingの略です。
今年のインフルエンザの流行は猛烈で、統計を取り始めて以来最高の患者数だそうです。
マスクをはじめうがい、手洗いが推奨されてますが、安物のマスクがインフルエンザ予防にどこまで有効なのか?
外国ではマスクは使われないことは、結構患者さんもご存じです。
マスクは、「カゼをひいたときにマスクをしていないことで、あなたを白い目で見る人々からあなたを守る効果があります」と話しています。
もちろん結核を疑っての胃液培養のためです。
その時に渡されたのが、「N95」というマスクです。
ウイルスも通さないというふれこみで、さすがにシッカリしています。
普通のマスクのように両耳で支えるのではなく、縦に2本あるゴムのベルトを後頭部に掛け強く口と鼻に押しつける形になるので、空気の漏れが少なさそうな印象です。
これをすると息が苦しいのかと思っていましたが、全くそういう事はありません。
3Mという会社で作っていますが、3MはMinesota Mining & Manufacturingの略です。
今年のインフルエンザの流行は猛烈で、統計を取り始めて以来最高の患者数だそうです。
マスクをはじめうがい、手洗いが推奨されてますが、安物のマスクがインフルエンザ予防にどこまで有効なのか?
外国ではマスクは使われないことは、結構患者さんもご存じです。
マスクは、「カゼをひいたときにマスクをしていないことで、あなたを白い目で見る人々からあなたを守る効果があります」と話しています。
2019-02-01 22:28
1月23日:繰り返される検体検査管理加算Ⅳ不正請求 [病院]
検体検査管理加算Ⅳを悪用した不正請求が報道されました。
↓ ↓
↑ ↑
病院に「検体検査管理加算Ⅳの基準を充たす常勤医がいない」にもかかわらず「いる」と装い、それがバレることを恐れ病院幹部が勤務日数を水増ししていました。
このような不正請求は、いとも簡単に行われてしまいます。
しかも驚くべき事に、病院幹部が不正をシッカリ自覚しており、修正するどころかバレないように隠そうとして続けていました。
伊勢原協同病院の場合も、「臨床検査の適正化委員会(←笑)」で問題にしましたが、同委員会委員長および院長は適正化せず、患者さんや保険機構に不正請求を続け、後日返還を求められました。
医学部を卒業した人間が、こうした不正を進んで擁護し、利潤追求のために無垢な患者さんからお金を取り、指摘されてもなお継続していたことになります。
それだけではなく病院の各部門、事務系は言うまでもなく、臨床検査や病理診断を担当する医師すらも不正を知っていながらそれを擁護していました。
刑事告発は検察が不起訴の判断をしましたが、このような不正は起訴して司法のもとで厳正な裁判を行い、不正のメカニズムを究明することが後世のためにも必要でしょう。
「不正はなぜ起こり、なぜ続いたのか?」を分析し、現状のなまぬるい風習は改善しないといけません。
ただ返還するだけでは不十分で、捜査し起訴し裁判をするべきと思います。
社会によっては、有罪になれば責任者は懲役となります。
↓ ↓
↑ ↑
病院に「検体検査管理加算Ⅳの基準を充たす常勤医がいない」にもかかわらず「いる」と装い、それがバレることを恐れ病院幹部が勤務日数を水増ししていました。
このような不正請求は、いとも簡単に行われてしまいます。
しかも驚くべき事に、病院幹部が不正をシッカリ自覚しており、修正するどころかバレないように隠そうとして続けていました。
伊勢原協同病院の場合も、「臨床検査の適正化委員会(←笑)」で問題にしましたが、同委員会委員長および院長は適正化せず、患者さんや保険機構に不正請求を続け、後日返還を求められました。
医学部を卒業した人間が、こうした不正を進んで擁護し、利潤追求のために無垢な患者さんからお金を取り、指摘されてもなお継続していたことになります。
それだけではなく病院の各部門、事務系は言うまでもなく、臨床検査や病理診断を担当する医師すらも不正を知っていながらそれを擁護していました。
刑事告発は検察が不起訴の判断をしましたが、このような不正は起訴して司法のもとで厳正な裁判を行い、不正のメカニズムを究明することが後世のためにも必要でしょう。
「不正はなぜ起こり、なぜ続いたのか?」を分析し、現状のなまぬるい風習は改善しないといけません。
ただ返還するだけでは不十分で、捜査し起訴し裁判をするべきと思います。
社会によっては、有罪になれば責任者は懲役となります。
2019-01-23 20:00
11月22日:Bohemian Rhapsodyを見てきました [病院]
始まるのは20:25ですが、やはりBohemian Rhapsodyを見る方が多いですね。
IMAXというなかなかの音響の部屋で上映していました。
主役の俳優は、前半はどちらかというとミック・ジャガー似でしたが、
後半はフレディ・マーキュリーになっていました。
Live Aidの裏側の物語は知りませんでした。
この映画はブライアン・メイが監修しているらしいので、本当なのでしょう。
昨年撮影したレマン湖のほとりにたたずむフレディ・マーキュリーの像です。
コアなファンの中には、ザンジバルまで行かれる方もいるみたいですね。
IMAXというなかなかの音響の部屋で上映していました。
主役の俳優は、前半はどちらかというとミック・ジャガー似でしたが、
後半はフレディ・マーキュリーになっていました。
Live Aidの裏側の物語は知りませんでした。
この映画はブライアン・メイが監修しているらしいので、本当なのでしょう。
昨年撮影したレマン湖のほとりにたたずむフレディ・マーキュリーの像です。
コアなファンの中には、ザンジバルまで行かれる方もいるみたいですね。
2018-11-23 00:54
2月18日:やっぱり医師じゃないみたいですね(>_<) [病院]
先日、「『カゼに抗生物質』を乱用する事態を是正するのは、医師ではなく官僚か?」と述べましたが、いよいよ厚労省は具体的に動き始めたようです。
カゼへの抗生物質の使用を厳密にすべきことは、日本の医師も発言してきました。手術時の抗生物質の予防投与を適切に行うべきことも、外科医は発言してきました。
けれどもカゼへの不要な抗生物質投与は、いまだになかなか是正されません。
医師のなかには、収益のために不正を顧みない者もいます。
とりあえず3歳未満限定のようですが、800円の診療報酬は大きいでしょう。ただし小児科の先生方は、さほど乱用はして来なかったのではないですかね?これは一つの試みの始まりで、いずれは目に余る成人への乱用へとターゲットを広げる必要があるでしょう。ついでに、外来手術後の抗生物質の安易な投与にもメスを入れてもらいたいものです。
問題点や抵抗勢力も出てくるかもしれませんが、科学的に考察し「正しいこと」を行ってもらいたいものです
厚生労働省は誤った使い方によって薬が効かなくなる「耐性菌」の広がりを抑えるため、医師が乳幼児の風邪や下痢に抗生物質を使わずに適切な説明をすれば、医療機関に報酬を支払う新たな仕組みを設ける。4月からの診療報酬改定に盛り込む。
国内でよく使われている抗生物質には、セファロスポリン系のフロモックスやフルオロキノロン系のクラビット、マクロライド系のクラリスなどがある。肺炎などを引き起こす細菌を壊したり増えるのを抑えたりするが、ウイルス性の風邪やインフルエンザには効かない。耐性菌は人の体内や環境中に一定数存在する。抗生物質を使って他の菌を死滅させても、耐性菌は生き残り増えてしまう。
厚労省によると、2015年に全国の病院で見つかった黄色ブドウ球菌の48・5%が耐性菌だった。厚労省はこの割合を20年に20%以下とする目標を掲げ、17年には抗生物質適正使用の手引を作った。軽症の風邪や下痢に使わず、細菌感染が疑われる重症例に限るよう勧めている。
4月以降、風邪や下痢で初診の3歳未満に、手引に基づき抗生物質が不要と医師が判断した場合に病院や診療所側に800円が支払われる。幼いと副作用が出やすいため、この年齢層から始めるという。患者側は2割(未就学児)を支払う。保護者らが薬を求めれば、「ウイルスに効かない。副作用が出たり長引いたりする場合がある」「大部分は自然に良くなる」といった説明で理解を促す。
病院内で抗生物質を適正に使うよう教育したり、耐性菌の発生率を調べたりする医師、薬剤師らのチームを設置した場合の報酬も新たに設ける。厚労省の担当者は「抗生物質の使用を最小限に近づけていきたい」と話す。
カゼへの抗生物質の使用を厳密にすべきことは、日本の医師も発言してきました。手術時の抗生物質の予防投与を適切に行うべきことも、外科医は発言してきました。
けれどもカゼへの不要な抗生物質投与は、いまだになかなか是正されません。
医師のなかには、収益のために不正を顧みない者もいます。
とりあえず3歳未満限定のようですが、800円の診療報酬は大きいでしょう。ただし小児科の先生方は、さほど乱用はして来なかったのではないですかね?これは一つの試みの始まりで、いずれは目に余る成人への乱用へとターゲットを広げる必要があるでしょう。ついでに、外来手術後の抗生物質の安易な投与にもメスを入れてもらいたいものです。
問題点や抵抗勢力も出てくるかもしれませんが、科学的に考察し「正しいこと」を行ってもらいたいものです
厚生労働省は誤った使い方によって薬が効かなくなる「耐性菌」の広がりを抑えるため、医師が乳幼児の風邪や下痢に抗生物質を使わずに適切な説明をすれば、医療機関に報酬を支払う新たな仕組みを設ける。4月からの診療報酬改定に盛り込む。
国内でよく使われている抗生物質には、セファロスポリン系のフロモックスやフルオロキノロン系のクラビット、マクロライド系のクラリスなどがある。肺炎などを引き起こす細菌を壊したり増えるのを抑えたりするが、ウイルス性の風邪やインフルエンザには効かない。耐性菌は人の体内や環境中に一定数存在する。抗生物質を使って他の菌を死滅させても、耐性菌は生き残り増えてしまう。
厚労省によると、2015年に全国の病院で見つかった黄色ブドウ球菌の48・5%が耐性菌だった。厚労省はこの割合を20年に20%以下とする目標を掲げ、17年には抗生物質適正使用の手引を作った。軽症の風邪や下痢に使わず、細菌感染が疑われる重症例に限るよう勧めている。
4月以降、風邪や下痢で初診の3歳未満に、手引に基づき抗生物質が不要と医師が判断した場合に病院や診療所側に800円が支払われる。幼いと副作用が出やすいため、この年齢層から始めるという。患者側は2割(未就学児)を支払う。保護者らが薬を求めれば、「ウイルスに効かない。副作用が出たり長引いたりする場合がある」「大部分は自然に良くなる」といった説明で理解を促す。
病院内で抗生物質を適正に使うよう教育したり、耐性菌の発生率を調べたりする医師、薬剤師らのチームを設置した場合の報酬も新たに設ける。厚労省の担当者は「抗生物質の使用を最小限に近づけていきたい」と話す。
2018-02-18 22:16
3月17日:なんだよ、「強制返還」だったんかい!( ゚Д゚) [病院]
平成27年(2015年)6月、関東信越厚生局から伊勢協に通知がありました。
2015年3月17日に行われた適時調査の結果です。
偽証しまくった2012年12月12日の次の回の調査だと思います。
「も~、ダマされね~からな!(怒)」(←関東信越厚生局の影の声)
(クリックすると大きくなります)
その中に「Ⅱ 入院基本料以外の施設基準等」というものがあります。
そして、その5番目には「検体検査管理加算Ⅳ」について述べられています。
「臨床検査を専ら担当する常勤の医師が配置されていませんよ」との指摘
(クリックすると大きくなります)
「お金、返しなさい!」と言っています
(クリックすると大きくなります)
まあ最初の申請がアウトなんだし、当然の判断でしょうね~
これ(=【指摘事項】Ⅱ-5)に対する、厚生連のナイスなコメントです
↓
「自主返還を求められているが、事実上強制である」って・・、クスッ
そらそうよ! よくわかってんじゃん!!
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
【付記】
診療報酬不正請求は、我が国の保険制度を逆手にとり国民の信頼を裏切る行為です。
多くの不正請求はミスで終了しますが、それを指摘され改善を求められても継続すれば
罪に問われる場合もあると考えられます。
本来なら患者さんを守るべき医療機関の不正は、社会に与える影響が大です。
このようなことは告発しなければ、あと1か月余で時効となって責任追及できなくなり
善良な国民の損害は救済されません。
2015年3月17日に行われた適時調査の結果です。
偽証しまくった2012年12月12日の次の回の調査だと思います。
「も~、ダマされね~からな!(怒)」(←関東信越厚生局の影の声)
(クリックすると大きくなります)
その中に「Ⅱ 入院基本料以外の施設基準等」というものがあります。
そして、その5番目には「検体検査管理加算Ⅳ」について述べられています。
「臨床検査を専ら担当する常勤の医師が配置されていませんよ」との指摘
(クリックすると大きくなります)
「お金、返しなさい!」と言っています
(クリックすると大きくなります)
まあ最初の申請がアウトなんだし、当然の判断でしょうね~
これ(=【指摘事項】Ⅱ-5)に対する、厚生連のナイスなコメントです
↓
「自主返還を求められているが、事実上強制である」って・・、クスッ
そらそうよ! よくわかってんじゃん!!
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
【付記】
診療報酬不正請求は、我が国の保険制度を逆手にとり国民の信頼を裏切る行為です。
多くの不正請求はミスで終了しますが、それを指摘され改善を求められても継続すれば
罪に問われる場合もあると考えられます。
本来なら患者さんを守るべき医療機関の不正は、社会に与える影響が大です。
このようなことは告発しなければ、あと1か月余で時効となって責任追及できなくなり
善良な国民の損害は救済されません。
2017-03-17 10:00
3月16日:「自主返還」はS医師のせい! [病院]
伊勢原協同病院が不正に受け取った検体検査管理加算Ⅳの自主返還金額は、
ある資料によると以下のように報告されています。
下段は、前院長がS医師を臨床検査科に異動させ適時調査をすり抜けていた時期です。
この時期も、返金の対象になっていることにご注目ください。
この集計を、前院長は少しでも手伝ったのかな?
こんな仕事を、自分の責任でもないのにやらされる職員はえらいメーワクです。
コレを「自主的に返還」(笑)するわけですが・・、
↓
ご存じですか?
前院長ら厚生連は、この返還を「S医師の怠業のせいだ!」と言っています。
要件を満たしていないのは、S医師が「怠業」したからズラ!
ウチラは「損害」を被ったズラ! 被害者だァ!!
「損害」って・・(笑) もともと請求してはいけないものですが~( ゚Д゚)
自分は当直から逃げ回り、人には当直をさせていた人物はやはり違います。
さすがです!
ちなみにS医師の直属の上司って、院長なんですけどね
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
S医師:検査科の医師っていうことは、オレの上司は〇〇先生ですか?
院 長:違います。オレの上司は、直接コッチ(=院長)になると思う。
(2012年9月24日、臨床検査科への異動の伝達後、院長室にて)
【付記】
関東信越厚生局は、加算Ⅳは認めませんでしたが加算Ⅱとしては認めています。
返還金はⅣとⅡの差額と考えられ、上記金額は実際とは異なるかもしれません。
加算Ⅳはもともと請求してはいけないもので、厚生連の「損害」ではありません。
「損害」を与えたとすれば、それは不正申請を企画したり、不正を指摘されても
是正しなかった者たちの責任です。
そして・・・、
損害を被ったのは厚生連ではありません。
患者さんと保険者です
伊勢協の「自主返還」の通知の全文が、コチラです。
↓ ↓ ↓
平成28年 2月
神奈川県厚生農業協同組合連合会
伊勢原協同病院
施設基準にかかる医療費の自主返還について
拝啓、時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、平成27年 3月17日に実施された関東信越厚生局神奈川事務所による調査等に
おいて、当院が届出している施設基準の一部に要件を充たしていない項目がある旨を指
摘され、関東信越厚生局神奈川事務所と協議を重ねてまいりましたが、この度、平成22
年 4月から平成27年 5月までの期間に患者様がご負担済みの、指摘項目にかかる医療
費を自主的に返還させていただくことといたしました。
このため、裏面に記載いたしました項目金額について、返還させていただきます。
つきましては、裏面記載のお名前をご確認いただき、同封いたしました振替払出証書
を郵便局へご持参の上、返還金をお受け取りくださいますようお願いいたします。
なお、郵便局へは、振替払出証書とともに、認印と身分証明書(運転免許証・健康保
険証等)をご持参いただきますようお願いいたします。
本来ならば、直接お伺いして返還すべきところではございますが、多数の患者様に対
して速やかに返金をさせていただくため、このような手続をとらせていただきました。
お手数をおかけして大変申し訳ございませんが、どうぞご理解の上、ご査収くださいま
すようお願い致します。
今後は、このような事態が発生しないよう管理態勢をさらに強化してまいります。
ご不明な点がございましたら、下記までご連絡ください。
敬具
(連絡先)
お問い合わせ専用電話:XXXX-XXX-XXXX(通話料無料)
対応時間:平日の午前9時00分から午後5時00分
ある資料によると以下のように報告されています。
下段は、前院長がS医師を臨床検査科に異動させ適時調査をすり抜けていた時期です。
この時期も、返金の対象になっていることにご注目ください。
この集計を、前院長は少しでも手伝ったのかな?
こんな仕事を、自分の責任でもないのにやらされる職員はえらいメーワクです。
コレを「自主的に返還」(笑)するわけですが・・、
↓
ご存じですか?
前院長ら厚生連は、この返還を「S医師の怠業のせいだ!」と言っています。
要件を満たしていないのは、S医師が「怠業」したからズラ!
ウチラは「損害」を被ったズラ! 被害者だァ!!
「損害」って・・(笑) もともと請求してはいけないものですが~( ゚Д゚)
自分は当直から逃げ回り、人には当直をさせていた人物はやはり違います。
さすがです!
ちなみにS医師の直属の上司って、院長なんですけどね
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
S医師:検査科の医師っていうことは、オレの上司は〇〇先生ですか?
院 長:違います。オレの上司は、直接コッチ(=院長)になると思う。
(2012年9月24日、臨床検査科への異動の伝達後、院長室にて)
【付記】
関東信越厚生局は、加算Ⅳは認めませんでしたが加算Ⅱとしては認めています。
返還金はⅣとⅡの差額と考えられ、上記金額は実際とは異なるかもしれません。
加算Ⅳはもともと請求してはいけないもので、厚生連の「損害」ではありません。
「損害」を与えたとすれば、それは不正申請を企画したり、不正を指摘されても
是正しなかった者たちの責任です。
そして・・・、
損害を被ったのは厚生連ではありません。
患者さんと保険者です
伊勢協の「自主返還」の通知の全文が、コチラです。
↓ ↓ ↓
平成28年 2月
神奈川県厚生農業協同組合連合会
伊勢原協同病院
施設基準にかかる医療費の自主返還について
拝啓、時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、平成27年 3月17日に実施された関東信越厚生局神奈川事務所による調査等に
おいて、当院が届出している施設基準の一部に要件を充たしていない項目がある旨を指
摘され、関東信越厚生局神奈川事務所と協議を重ねてまいりましたが、この度、平成22
年 4月から平成27年 5月までの期間に患者様がご負担済みの、指摘項目にかかる医療
費を自主的に返還させていただくことといたしました。
このため、裏面に記載いたしました項目金額について、返還させていただきます。
つきましては、裏面記載のお名前をご確認いただき、同封いたしました振替払出証書
を郵便局へご持参の上、返還金をお受け取りくださいますようお願いいたします。
なお、郵便局へは、振替払出証書とともに、認印と身分証明書(運転免許証・健康保
険証等)をご持参いただきますようお願いいたします。
本来ならば、直接お伺いして返還すべきところではございますが、多数の患者様に対
して速やかに返金をさせていただくため、このような手続をとらせていただきました。
お手数をおかけして大変申し訳ございませんが、どうぞご理解の上、ご査収くださいま
すようお願い致します。
今後は、このような事態が発生しないよう管理態勢をさらに強化してまいります。
ご不明な点がございましたら、下記までご連絡ください。
敬具
(連絡先)
お問い合わせ専用電話:XXXX-XXX-XXXX(通話料無料)
対応時間:平日の午前9時00分から午後5時00分
2017-03-16 09:30
3月14日:「なんか似てませんか?」 [病院]
先週、韓国史上初めて在任中に罷免されたこの方。
なんと、裁判所にこう言われてしまいました(*_*)(>_<)( ゚Д゚)
↓
これって、ある人物にニャんか似てませんか?
「アブナイですよ」って言ってる時点で、違反してますニャ
「不祥事件等の発生が経営に重大な影響を与えると判断される場合には、
その内容を会員等に対し適時に開示する。」
※不祥事件とは
④その他本会の業務の健全かつ適切な運営に支障を来す行為、または
その恐れのある行為
「JAおよび組合員に対しては、経営状態に関する情報を正確に伝え、経
営の健全性を判断する材料を提供しなければなりません。経営層において
は、ディスクロージャーを徹底することで、不適切な経営の自己抑制を促
すことにつながります。」
「監督官庁に対して、誤った報告・提出しなければならない書類に虚偽の
記載をしてはいけません。」
「監督官庁の報告の際に、それを行わなかったり、若しくは虚偽の報告を
した役職員および本会は罰金刑に処せられます。」
「業務上の決定や判断をする際には、自己の判断を第三者に合理的に説明
できるかということを念頭におく必要があります。」
これって、なんかのギャグですか?
確かこの人物、神奈川県厚生連の「理事」だったのでワン?( ↓ )
なんと、裁判所にこう言われてしまいました(*_*)(>_<)( ゚Д゚)
↓
これって、ある人物にニャんか似てませんか?
「アブナイですよ」って言ってる時点で、違反してますニャ
「不祥事件等の発生が経営に重大な影響を与えると判断される場合には、
その内容を会員等に対し適時に開示する。」
※不祥事件とは
④その他本会の業務の健全かつ適切な運営に支障を来す行為、または
その恐れのある行為
「JAおよび組合員に対しては、経営状態に関する情報を正確に伝え、経
営の健全性を判断する材料を提供しなければなりません。経営層において
は、ディスクロージャーを徹底することで、不適切な経営の自己抑制を促
すことにつながります。」
「監督官庁に対して、誤った報告・提出しなければならない書類に虚偽の
記載をしてはいけません。」
「監督官庁の報告の際に、それを行わなかったり、若しくは虚偽の報告を
した役職員および本会は罰金刑に処せられます。」
「業務上の決定や判断をする際には、自己の判断を第三者に合理的に説明
できるかということを念頭におく必要があります。」
これって、なんかのギャグですか?
確かこの人物、神奈川県厚生連の「理事」だったのでワン?( ↓ )
2017-03-14 22:45
3月13日:関東信越厚生局の適時調査には、何と答えていたのか? [病院]
診療報酬不正請求疑惑を伝えた2014年9月24日の新聞報道以来、神奈川県厚生連は、
と主張していましたが、実際は報道の1ヶ月前に秘かに加算を取下げていました。
その後、主に身内の構成員からなる「検証委員会」をたちあげ、
と伊勢原市に報告。
加算Ⅳの要件を充たさなかった理由は「自分たちの申請が不正だった」のではなく、
と「臨床検査科医の責任である」と主張しました。
これでは2012年12月の「適時調査では何と報告してたんですかね?」という疑問が湧いて当然です。だって、クリアしてたんでしょ? さんざん自慢してましたよね?
その答えは、病院の文書に残っていました。
「ミスでした」と謝罪し収束を図るのが普通なのに、監督官庁にウソを報告し不正発覚を免(まぬが)れていたことを社会の「きびしい第三者の目」はどう評価するでしょうか?
このような作戦を指揮した者や、それに盲従した者たちの責任は重大です。
◇ ◇ ◇ ◇
以下に、2012年12月12日の関東信越厚生局による適時調査の模様を記録した伊勢原協同病院の内部文書をお示しします。
(それぞれクリックすると大きくなります)
この文書は「アブナイですよ」と不正請求を認識していた病院が、その発覚を恐れ監督官庁である関東信越厚生局に複数の偽証をした証拠です。
「厚生局の質問」と「病院の回答」をお示ししながら、個々の解説をしてゆきます
S医師は「4Nのとき」( ← 検査科に異動する2012年(平成24年)10月以前)に、
「外来」も「人間ドック」も行っています。「手術」にも助手として入っており、
病院の回答は事実と異なっています。
また「平成24年4~9月まで外科と兼務していた」とありますが、S医師が外科と臨床
検査科との兼務を元院長から求められたのは「平成22年4月から」( ← 検体検査管
理加算加算IVの不正申請に名前を使われた時)です。
この「兼務」とは口答指示であり、そもそも辞令も出ていないものです。元院長から
「病理の先生がみえるまで」と期限を限定されていたことは、次の病理の先生の赴任
後からは「会議録のチェックが一切行われなくなった」こととピッタリ附合します。
平成24年4月には新しい病理の先生が赴任しているので、兼任は終了していたはずで
す。病院が主張する「兼務していた」のなら、「会議録のチェック」も継続されてい
なければなりません。しかし実際は中断されており、病院の主張は矛盾しています。
しかもこの時期に、S医師は外科副部長に任命され辞令も出ています。したがって事
実上も「平成24年4~9月」の期間は臨床検査科と兼務はしておらず、100%外科の
業務しか行っていません。病院の言うことは誤りです。
病院が偽証した理由は、「平成24年4~9月」にもS医師の名で検体検査管理加算IVを
請求しており、この期間に「臨床検査科医」が実在しなかったことを隠すためです。
別稿でも述べましたが、「毎朝来て、実績等チェックしている」との回答は「S医師
には検査科医としての勤務実態がなかった」という厚生連の主張と矛盾しています。
厚生連は不正請求が明らかになる前の適時調査(2012年12月)においては、「S医
師には臨床検査科医として勤務実態があり、外科医としての勤務はごくわずか。した
がって加算Ⅳを認めて欲しい」と主張していたのです。これが不正請求報道後には
(2014年9月)、「S医師には臨床検査科として勤務実態がなく、そのために加算Ⅳ
を取下げた」と真逆に変貌していったことがわかります。
「S医師は外科では診療は『何もやっていません』」と病院は回答していますが、検
査科の業務こそ何もしておらず外科以外の業務の実態はありません。病棟回診、外科
カンファレンスと内科外科カンファレンス、内視鏡、ほほえみの丘での勤務、手術等
すべて外科での業務です。主治医として受け持った患者さんもおられます。給与明細
の所属は「外科」、時間外勤務の申請用紙の所属も「外科」です。
検体検査管理加算IVに関する施設基準には「臨床検査の適正化に関する委員会が設置
されていること」が求められています。監査官はこれを尋ねているのです。ところ
が、伊勢原協同病院は平成22年5月から加算を得ているにもかかわらず、この委員会
の「第1回」が平成24年10月になっているのは奇妙なことです。もし年2回の委員会
が開かれていたのなら、平成24年10月の委員会は「第5回」であっていいはずです。
これは、この委員会なしには適時調査はクリアできないと予測した院長が、平成24年
10月になって初めて委員会を創設(=偽装工作)したからと考えます。だからこそ
「第5回」ではなく「第1回」なのです。
当然、それ以前の記録(=伊勢原協同病院が加算IVを取得した平成22年5月から、
「第1回」委員会が開かれる24年10月までの議事録)のチェックが求められました。
病院が示した過去の議事録は、病院が「専ら臨床検査を担当する常勤の医師」として
届け出ていたS医師が全く出席していないものです。出席できるハズもありません。
S医師は、この委員会の存在すら知らされていなかったのですから。
すなわち病院が主張する「臨床検査の適正化に関する委員会」とは、「実際は」検査
科職員が「(業務に関する)個別のことの相談をした集まり」の記録であり、病院は
臨床検査科医が出席すらしていなかったこの集まりを「臨床検査の適正化に関する委
員会」に「代えていた」と判断するのが妥当です。
すなわち、この期間(平成22年5月~24年10月)において、実質的には「臨床検査の
適正化に関する委員会」は存在していなかったと考えられます。
そのことを裏付ける院長の発言の録音をお示しします。これはS医師が初めて「臨床
検査の適正化に関する委員会」の存在を聞かされた場面で、2012年(平成24年)
9月24日のことです
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
院 長:法律の条文みたいな書き方で、内容は理解できないかもしれないけど、新旧
で「新」のほうですね。
S医師:ふんふん。臨床検査に関する適正化に関する事項?
院 長:事務長にも言ったんだけど見つかりました。
S医師:精度管理。委員会ってなんですか、これ?「本委員会」って。
院 長:「本委員会」っていうのは、年2回委員会を開催するんですね。臨床、こう
いう「臨床検査の適正化に関する委員会」っていう・・
S医師:なるほど、なるほど。こういう委員会があるわけなんですね。
院 長:でそれを、年2回ぐらい開催しているということをうたって・・
S医師:明文化しているものなんですね?
院 長:実際はもっとなんか個別のことをやって、それに代えているようなところが
あるんだけれども・・
平成24年10月に初めて開催された「臨床検査の適正化に関する委員会」が「第1回」
になっていることこそ、関東信越厚生局の適時調査が迫りくることを知った院長が、
不正請求が発覚するのを逃れるために取った「偽装工作」の証拠であると考えます。
さらに院長は「臨床検査の適正化に関する委員会」取扱基準までも捏造し、病院に存
在しないはずの「臨床検査科医」を同委員会副院長にすえるなど、あり得ない矛盾に
満ちた行為をしています。厚生局の適時調査に備え、複数の偽装工作が企図されたと
考えます。
→「病院に妖怪が出る( ゚Д゚)」
http://lone-wolf-dies-hard.blog.so-net.ne.jp/2015-10-27
「疑惑の『臨床検査の適正化に関する委員会取扱基準』」
http://lone-wolf-dies-hard.blog.so-net.ne.jp/2016-06-14)
S医師は外科のカンファレンス(週に2回、朝と夜)をほとんど欠席をしたことがあり
ません。確かにカンファレンスの出席を記録した議事録はありませんが、カンファレ
ンスの記録がないことは多く、当時の外科(および消化器内科)の医師が証言すれ
ば、病院がS医師がカンファレンスに出席していた事実を隠したことが立証できると
考えます。
S医師は日本外科学会および日本消化器外科学会の定める伊勢原協同病院の認定施設
指導責任者であり(←学会認定証も外科外来に掲示されていました)、外科の業務に
恒常的に携わっていました。カンファレンスに出席していなければ大変なことです。
このような複数の「くい違い」はミスが偶然重なったものとは考えにくく、確固たる目的をもって「組織的な力が働いた」と考えざるを得ません
これらの偽証は、2012年9月に前院長が「不正の事実と違法性」を認める発言をした後に行われています。不正を隠そうとした「意図的」な行為と見られて当然で、アウトです
【付記】
不正をもくろんだ者たちには、関東信越厚生局よりも前にクリアしなければならない壁がありました。企画情報課長(当時)です。彼は他の誰もが絶大な信頼を置く「歩く施設基準」で、真実を知っていれば申請の不具合を指摘できたはずです。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
元事務部長:彼がある面では、ブレインですよね。ダメなものはこうしないとこれは
マズイですよってところをちゃんと全部情報くれるんで、それに合わせてこう
しようって。そんなに彼はブレてなかったと思うんで。検査を含めてすべての
基準を全部、いっぱい基準取ってますからね。全部いつもチェックを入れて、
充たないものについてはこうしないといけないと出してると思うんで・・。
おそらく何らかの形で、例えば「S医師は専ら検査科を担当する医師だ」とニセ情報を企画情報課長に流した可能性があるのでは?と思います。であれば「意図的」です。
この書類には、副院長Aの印鑑が押してあります。2013年(平成25年)10月の「臨床検査の適正化に関する委員会」でS医師が検体検査管理加算Ⅳの問題を提起した時に、副院長Aはこれらの偽証を既に認識していたとみられます。
同委員会委員長として、その後の委員会の運営とりわけ厚生連専務と共謀した委員会の「骨抜き化」に、大きな影響を及ぼしていた可能性があると考えています。
↑ 副院長Aは知っていた!
と主張していましたが、実際は報道の1ヶ月前に秘かに加算を取下げていました。
その後、主に身内の構成員からなる「検証委員会」をたちあげ、
と伊勢原市に報告。
加算Ⅳの要件を充たさなかった理由は「自分たちの申請が不正だった」のではなく、
と「臨床検査科医の責任である」と主張しました。
これでは2012年12月の「適時調査では何と報告してたんですかね?」という疑問が湧いて当然です。だって、クリアしてたんでしょ? さんざん自慢してましたよね?
その答えは、病院の文書に残っていました。
「ミスでした」と謝罪し収束を図るのが普通なのに、監督官庁にウソを報告し不正発覚を免(まぬが)れていたことを社会の「きびしい第三者の目」はどう評価するでしょうか?
このような作戦を指揮した者や、それに盲従した者たちの責任は重大です。
◇ ◇ ◇ ◇
以下に、2012年12月12日の関東信越厚生局による適時調査の模様を記録した伊勢原協同病院の内部文書をお示しします。
(それぞれクリックすると大きくなります)
この文書は「アブナイですよ」と不正請求を認識していた病院が、その発覚を恐れ監督官庁である関東信越厚生局に複数の偽証をした証拠です。
「厚生局の質問」と「病院の回答」をお示ししながら、個々の解説をしてゆきます
S医師は「4Nのとき」( ← 検査科に異動する2012年(平成24年)10月以前)に、
「外来」も「人間ドック」も行っています。「手術」にも助手として入っており、
病院の回答は事実と異なっています。
また「平成24年4~9月まで外科と兼務していた」とありますが、S医師が外科と臨床
検査科との兼務を元院長から求められたのは「平成22年4月から」( ← 検体検査管
理加算加算IVの不正申請に名前を使われた時)です。
この「兼務」とは口答指示であり、そもそも辞令も出ていないものです。元院長から
「病理の先生がみえるまで」と期限を限定されていたことは、次の病理の先生の赴任
後からは「会議録のチェックが一切行われなくなった」こととピッタリ附合します。
平成24年4月には新しい病理の先生が赴任しているので、兼任は終了していたはずで
す。病院が主張する「兼務していた」のなら、「会議録のチェック」も継続されてい
なければなりません。しかし実際は中断されており、病院の主張は矛盾しています。
しかもこの時期に、S医師は外科副部長に任命され辞令も出ています。したがって事
実上も「平成24年4~9月」の期間は臨床検査科と兼務はしておらず、100%外科の
業務しか行っていません。病院の言うことは誤りです。
病院が偽証した理由は、「平成24年4~9月」にもS医師の名で検体検査管理加算IVを
請求しており、この期間に「臨床検査科医」が実在しなかったことを隠すためです。
別稿でも述べましたが、「毎朝来て、実績等チェックしている」との回答は「S医師
には検査科医としての勤務実態がなかった」という厚生連の主張と矛盾しています。
厚生連は不正請求が明らかになる前の適時調査(2012年12月)においては、「S医
師には臨床検査科医として勤務実態があり、外科医としての勤務はごくわずか。した
がって加算Ⅳを認めて欲しい」と主張していたのです。これが不正請求報道後には
(2014年9月)、「S医師には臨床検査科として勤務実態がなく、そのために加算Ⅳ
を取下げた」と真逆に変貌していったことがわかります。
「S医師は外科では診療は『何もやっていません』」と病院は回答していますが、検
査科の業務こそ何もしておらず外科以外の業務の実態はありません。病棟回診、外科
カンファレンスと内科外科カンファレンス、内視鏡、ほほえみの丘での勤務、手術等
すべて外科での業務です。主治医として受け持った患者さんもおられます。給与明細
の所属は「外科」、時間外勤務の申請用紙の所属も「外科」です。
検体検査管理加算IVに関する施設基準には「臨床検査の適正化に関する委員会が設置
されていること」が求められています。監査官はこれを尋ねているのです。ところ
が、伊勢原協同病院は平成22年5月から加算を得ているにもかかわらず、この委員会
の「第1回」が平成24年10月になっているのは奇妙なことです。もし年2回の委員会
が開かれていたのなら、平成24年10月の委員会は「第5回」であっていいはずです。
これは、この委員会なしには適時調査はクリアできないと予測した院長が、平成24年
10月になって初めて委員会を創設(=偽装工作)したからと考えます。だからこそ
「第5回」ではなく「第1回」なのです。
当然、それ以前の記録(=伊勢原協同病院が加算IVを取得した平成22年5月から、
「第1回」委員会が開かれる24年10月までの議事録)のチェックが求められました。
病院が示した過去の議事録は、病院が「専ら臨床検査を担当する常勤の医師」として
届け出ていたS医師が全く出席していないものです。出席できるハズもありません。
S医師は、この委員会の存在すら知らされていなかったのですから。
すなわち病院が主張する「臨床検査の適正化に関する委員会」とは、「実際は」検査
科職員が「(業務に関する)個別のことの相談をした集まり」の記録であり、病院は
臨床検査科医が出席すらしていなかったこの集まりを「臨床検査の適正化に関する委
員会」に「代えていた」と判断するのが妥当です。
すなわち、この期間(平成22年5月~24年10月)において、実質的には「臨床検査の
適正化に関する委員会」は存在していなかったと考えられます。
そのことを裏付ける院長の発言の録音をお示しします。これはS医師が初めて「臨床
検査の適正化に関する委員会」の存在を聞かされた場面で、2012年(平成24年)
9月24日のことです
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
院 長:法律の条文みたいな書き方で、内容は理解できないかもしれないけど、新旧
で「新」のほうですね。
S医師:ふんふん。臨床検査に関する適正化に関する事項?
院 長:事務長にも言ったんだけど見つかりました。
S医師:精度管理。委員会ってなんですか、これ?「本委員会」って。
院 長:「本委員会」っていうのは、年2回委員会を開催するんですね。臨床、こう
いう「臨床検査の適正化に関する委員会」っていう・・
S医師:なるほど、なるほど。こういう委員会があるわけなんですね。
院 長:でそれを、年2回ぐらい開催しているということをうたって・・
S医師:明文化しているものなんですね?
院 長:実際はもっとなんか個別のことをやって、それに代えているようなところが
あるんだけれども・・
平成24年10月に初めて開催された「臨床検査の適正化に関する委員会」が「第1回」
になっていることこそ、関東信越厚生局の適時調査が迫りくることを知った院長が、
不正請求が発覚するのを逃れるために取った「偽装工作」の証拠であると考えます。
さらに院長は「臨床検査の適正化に関する委員会」取扱基準までも捏造し、病院に存
在しないはずの「臨床検査科医」を同委員会副院長にすえるなど、あり得ない矛盾に
満ちた行為をしています。厚生局の適時調査に備え、複数の偽装工作が企図されたと
考えます。
→「病院に妖怪が出る( ゚Д゚)」
http://lone-wolf-dies-hard.blog.so-net.ne.jp/2015-10-27
「疑惑の『臨床検査の適正化に関する委員会取扱基準』」
http://lone-wolf-dies-hard.blog.so-net.ne.jp/2016-06-14)
S医師は外科のカンファレンス(週に2回、朝と夜)をほとんど欠席をしたことがあり
ません。確かにカンファレンスの出席を記録した議事録はありませんが、カンファレ
ンスの記録がないことは多く、当時の外科(および消化器内科)の医師が証言すれ
ば、病院がS医師がカンファレンスに出席していた事実を隠したことが立証できると
考えます。
S医師は日本外科学会および日本消化器外科学会の定める伊勢原協同病院の認定施設
指導責任者であり(←学会認定証も外科外来に掲示されていました)、外科の業務に
恒常的に携わっていました。カンファレンスに出席していなければ大変なことです。
このような複数の「くい違い」はミスが偶然重なったものとは考えにくく、確固たる目的をもって「組織的な力が働いた」と考えざるを得ません
これらの偽証は、2012年9月に前院長が「不正の事実と違法性」を認める発言をした後に行われています。不正を隠そうとした「意図的」な行為と見られて当然で、アウトです
【付記】
不正をもくろんだ者たちには、関東信越厚生局よりも前にクリアしなければならない壁がありました。企画情報課長(当時)です。彼は他の誰もが絶大な信頼を置く「歩く施設基準」で、真実を知っていれば申請の不具合を指摘できたはずです。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
元事務部長:彼がある面では、ブレインですよね。ダメなものはこうしないとこれは
マズイですよってところをちゃんと全部情報くれるんで、それに合わせてこう
しようって。そんなに彼はブレてなかったと思うんで。検査を含めてすべての
基準を全部、いっぱい基準取ってますからね。全部いつもチェックを入れて、
充たないものについてはこうしないといけないと出してると思うんで・・。
おそらく何らかの形で、例えば「S医師は専ら検査科を担当する医師だ」とニセ情報を企画情報課長に流した可能性があるのでは?と思います。であれば「意図的」です。
この書類には、副院長Aの印鑑が押してあります。2013年(平成25年)10月の「臨床検査の適正化に関する委員会」でS医師が検体検査管理加算Ⅳの問題を提起した時に、副院長Aはこれらの偽証を既に認識していたとみられます。
同委員会委員長として、その後の委員会の運営とりわけ厚生連専務と共謀した委員会の「骨抜き化」に、大きな影響を及ぼしていた可能性があると考えています。
↑ 副院長Aは知っていた!
2017-03-13 20:40
3月11日:伊勢協が盗まれたもの [病院]
ルパンⅢ:とっつぁ~ん、元気してっか~?
銭形警部:な、なんだルパンか。こんなところで何してる?
ルパンⅢ:今度のことはコナン君から全部聞いたぜ。ご苦労なこった。
銭形警部:貴様のでる幕ではなかろう。
ルパンⅢ:そ~んな冷たいこと言うなよ~
オレたちだって2014年9月27日の記事には、チッた~出演したかったぜ!
銭形警部:アハハハ、あれは美味しいところをイタダキだ。
⇒「IKB48が盗んでいったもの」
http://lone-wolf-dies-hard.blog.so-net.ne.jp/2014-09-27-01
ルパンⅢ:ガラにもなくカッコつけやがって!
ところでとっつぁん、頼みがある。
銭形警部:ん?
ルパンⅢ:伊勢協が盗まれたもの・・・、取り戻してやってくれ。
2017-03-11 23:56