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12月3日:ミシュランガイド 東京 2018 [レストラン]

12月1日、「ミシュランガイド 東京 2018」が発売されました。
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本の裏表紙には「2017年12月8日初版」となっていますが、一足早く購入しました。

気になるのは、先日行った「アシエット」さんが掲載されているか?です。
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ありました!まだ調査員にはバレてないみたいですね(笑)

料理は美味しかったですし、シェフも良い方でしたからね(^_^) 職員の接遇態度は別として(>_<) でも12月になってもHPのワインリストはいまだに9月のままで、ワイン名の誤記も直されていません( ゚Д゚) 指摘されても関心はないということですかね?

2018年版で3つ星とされている店は12店、2つ星は55店、1つ星は166店のようです。
これらはたぶん公式にはネット上には公表されないと思いますが、本ブログでは3つ星店だけ載せてみたいと思います。

カテゴリー別では日本料理が6店で、麻布 幸村、神楽坂 石かわ、かんだ、虎白、まき村、龍吟、ついで寿司が3店で、すきやばし次郎本店、鮨 さいとう、鮨 よしたけ、フランス料理が2店でカンテサンス、ジョエル・ロブション、ふぐが1店で臼杵ふぐ 山田屋です。

これらの店では、すきやばし次郎本店はよくNHKの番組に出てきますね。30年以上前になりますが、ジョエル・ロブションだけ行ったことがあります。

余談ですが、フグは臼杵のものかは知りませんが大分駅付近に美味しい店が何軒もあります。値段も手ごろで、肝もいただけて、味、ボリュームともに驚きの質だと思います。

2014年版と比べて、料理のカテゴリーは増えて以下のように41種になっています。

穴子、居酒屋、イタリア料理、イノベーティブ、インド料理、うどん、うなぎ、欧風料理、お好み焼き、おでん、おばんざい、蟹料理、カレー、韓国料理、牛肉料理、餃子、串揚げ、精進料理、すき焼、寿司、ステーキハウス、スペイン料理、蕎麦、タイ料理、ちゃんこ鍋、中華料理、鉄板焼、天ぷら、どじょう、鳥料理、とんかつ、日本料理、ピッツェリア、ふぐ、フランス料理、ベトナム料理、ペルー料理、ポルトガル料理、焼鳥、洋食、ラーメン

青い字で示したものは2014年版でも掲載されていたカテゴリーで、黒字がその後追加されたカテゴリーです。2014年版にあって2018年版にないカテゴリーは、新日本料理、現代風イタリア料理、現代風スペイン料理、現代風フランス料理、ヨーロピアン です。つまり2014年版ではカテゴリーは青字の25種でした。

2014年には「現代スペイン料理」というカテゴリーはあっても「スペイン料理」というカテゴリーはありません。これらが十分推敲されて発刊されたのか疑問は残ります。

日本のミシュランガイドは「東京」以外には、「京都・大阪」「横浜・川崎・湘南」
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「関西」「北海道」「宮城」「富山・石川」「広島」「福岡・佐賀」などもあります。

ミシュランガイド日本版の疑問点は、11月3日にご紹介した「世界のミシュラン三ツ星レストランをほぼほぼ食べ尽くした男の過剰なグルメ紀行」にも詳しく書かれています。 

カテゴリーに「ラーメン」が入っているのは、今の世界の関心をみると妥当でしょう。

「アジアにラーメンよりうまい麺は存在するのか?」を考えてみると、自分が日本人であるためかもしれませんが、今のところ、麺、つゆ、具のいずれの点でもラーメンを上回るものには出会っていません。アジア、ヨーロッパでもラーメンは人気です。価格も手ごろですしね。

本家と同様にこのガイドには、ホテル42軒の評価も出ています。
でも高いホテルばかりで、ほとんど参考になりません。

参考までに列挙すると、マンダリン・オリエンタル、ザ・リッツ・カールトン、アマン、ザ・ペニンシュラ、シャングリラ、コンラッド、パークハイアット、椿山荘、ウェスティン、ニューオータニ、オークラ、フォーシーズンズ、帝国ホテル、ANAインターコンチネンタル、ヒルトン東京、星のや、ハイアットリージェンシー・・・などです。

この点では本家のフランス版が、パリはもちろん地方都市でもホテル選びに大変有用なのとは大きく違うところだと思います。

フランス版には、30ユーロ以下で美味しく食べられるレストランが載っています。
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フランスのレストランでmenu(=定食)が29ユーロと半端な価格のことをときどき見ましたが、これで謎が解けました。

例えばこれは、ノルマンディのエトルタのレストランの29ユーロのmenuです。
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冒頭にあげた「アシエット」もそうですが、ミシュランガイドでは「ビブグルマン」といって「コストパフォーマンスの高いレストラン」も掲載しています。東京2018年版でも多分300軒近く載っていると思いますが、本書はこの辺が役に立つかもしれません。