5月6日：レンヌでレンタカーを借り、ぺレス・ギレックを経てロスコフへ

ブルターニュの入り口ともいうべきレンヌで車を借り、ブルターニュを周ります。

これが借りた車。

でかっ！オートマの5人乗りです。

まずは赤い花崗岩の海岸で有名なぺロス・ギレックを目指します。

ここは日本人には有名な場所ではありませんが、先日ＢＳ－ＮＨＫで紹介されていた場所で、イギリス南部と共通した花崗岩の土地なのです。それについては、また後日。


5月のフランスも新緑が美しい。


ぺロス・ギレックの街中に着いたのですが、海岸へはどう行くのかわかりません。


観光案内所で地図をもらい、カーナビに場所をうまく入力できました。


ぺロス・ギレックの海岸に着きました。


夕陽を浴びるとさらに赤くなり、「Cote de granite rouge（赤い花崗岩の海岸）」と呼ばれるそうです。

こんな感じの赤い花崗岩です。

このあたりでは、家の建材や道路の石畳などに多く使用されています。

ついで今夜の宿泊地、ロスコフへ。

ロスコフは港街ですが、地球の歩き方には載っていません。

ホテルの前に一台分、ラッキーなことに空いていました。

縦列駐車したのは何年ぶりか？

ホテルの前に、ロスコフのノートルダム寺院があります。

フランスはマリア信仰が盛んで、国内にノートルダム寺院はたくさんあります。


港です。


長い橋があるので行ってみます。


何の橋なのでしょうね？

ノートルダム寺院が見えているあたりが、私の泊まっているホテルです。

シーカヤックをやっていますが、寒そう(>_<)！

フランスはこのところ寒くて、ブドウの被害が心配されるそうです。

東側は雪の予報のところもあるのに、南仏はさすがに暖かいんだなァ。


今日は「海の幸」が食べたいということで、偶然みつけた店にやってきました。


たぶん魚がウリかな？と思ったのです。

どっひぇ～、メチャにぎわっています。これは期待大！

予約していなかったので30分後に予約してくれましたが、それでも席は空かず、更に30分待ちました


オマールエビがいます。

結構冷えますのでスープ・ド・ポワッソン（魚のスープ）が欲しいなと思ったら、

ありました(^_^)（8ユーロ）　これは大変生臭いイワシの香りがしました。こちらのスープはイワシの成分が非常に強いようで、味もマルセイユのものとはかなり違います。クルトンはガーリックが効いていて、チーズとともに投入すると、少しネットリとして更に美味しくなります。満足です。やや赤いソースが謎でして、マヨネーズとセロリとガーリックと若干チリも入っています。まさかスープに投入しろということ？　私はパンにつけて食べましたが、大変美味でした。

飲み物はフランス各地の特徴的なワインをそろえていますが、やはりブルターニュのものはありませんね。ブルターニュのビールはありましたが。

そこでワインはやめて、地元のシードル（7ユーロ）にしました。私は日本がリンゴでお酒を造れば、フランスのシードル以上のものが出来ると信じています。

こちらは海の幸一人前（40ユーロ）。

こちらの店で肉を注文している人も多かったですが、やはりブルターニュ来たらコレでしょう。

まずはカキをレモンで3個いただきます。

5月のためかやや痩せていますが、ウマし！＼(^o^)／

次の3個はエシャロットとビネガーのソースでいただきました。

日本では必発で生ガキにあたりますが、フランスでは何故かいつも大丈夫。

次はカニ。

カニは「crab」としか書いてありませんが、ボリュームありました。みそ、ウマし！

こちらはランゴスチンというフランスのエビです。

美味しい！でも数が多くて、残してしまった(>_<)

こちらはクルヴェットというエビ。

日本でいうとブラックタイガー的なもので、これも残念ながら残しました。

これはマルセイユでも売っていたビュロという貝。

美味しいのですが、他がスゴすぎて残してしまいました。

名前のわからない謎の貝。

ほじくり方がわからず、全残し(>_<)

まさかさっきぺロス・ギレックの海岸にたくさんいた、

あの貝じゃないでしょうね？

ここまで来て更に奥の方に、カニのハサミと足発見。

オマールではありませんが、さっきのカニのかなァ？

完食できず、これだけ残しましたぁ

後から思えばランゴスチンはもう少し行けたかな？あれ美味しいです