7月1日:ベルニナアルプスを満喫、でも・・・(>_<) [旅行]
ホテルのテラスから見たサンモリッツ湖。
朝の気温は13℃。冷気が気持ちいいです。
山の上にはリフトの鉄塔が見えます。
サンモリッツは2回冬季オリンピックを開催しており、冬はスキー客でにぎわいます。
屋根の上にサンモリッツではよく見られる赤褐色の地衣類が見えます。
ダイダイゴケの色とは違うし、何でしょうか?あまり日本では見ないですね。
サンモリッツに2泊すると、エンガディンカードをもらえます。
エンガディンというのは、この辺の地方の呼び名です。
大変な優れもので、バスやケーブルカーがタダになります。
さっそくバスに乗って移動します。
景色が素晴らしいです。
こういう湖畔で日光浴をしたり、ヨットやウィンドサーフィンをしていました。
今日は、標高3303mのコルヴァッチ展望台に登ります。
お天気も最高です。
ケーブルカーの中で、ワンちゃんがすり寄って来て離れません
やっぱりワンちゃんはいい人がわかるんですね~、賢いワンちゃんだニャ
途中でケーブルを1回乗り換え、めざすコルヴァッチ展望台が見えて来ました。
上がパノラマテラスで、下がレストランのテラスです。気温は5℃。
レストランのテラスにいるのは多くは中国の団体客で、日本人も少数います。
サンモリッツはシャモニー同様、中高年の日本人客が大変多く驚きました。
キャッホ~\(^o^)/、ベルニナアルプスです。
左からピッツ・ベルニナ(4049m)、ピッツ・ツェルツェン(3971m)、ピッツ・ロセグ(3937m)。
では動画もご覧ください。
https://youtu.be/pUgoHASyp0M
ケーブルカーの中にいた2匹のワンちゃんたちです。
向こうにマッターホルンとモンテローザが見えるはずですが、わかりません。
と教えてくれたのは、こちらの女性三人組です。
70歳台後半か、もしかしたら80代かもしれません。ドロミテでもそうだったのですが、ヨーロッパではこういう年代の方がスキーや登山をやっておられ感心します。
こちらは日本人女性の6人組。
「女三人寄ればかしましい」と言いますが、なかなか楽しそうでした。
でも中国の団体さんには勝てませんね。
帰りはケーブルを途中のMurtèl(画面中央)で降りて、トレッキングをします。
最高の景色です。
誰も歩いていません。下に見えるのはシルヴァプラウナ湖。
途中、雪渓をトラバースするところもあります。
アイゼンはあったほうがいいですが、面倒なので先行者の足跡をたどれば大丈夫。
林床検査科医としては、植物は気になるところですね。
と言って、名前がわかるわけでもなく、
以下にダ~ッとあげてみます。
これはプリムラのような感じの花です。
日本のチングルマに似ていますが、下に萼(がく)みたいなものが付いてます。
シャクナゲ系です。
ヤマルリソウに似ています。
リンドウ系。
こうした植物は、太古の昔に高山に取り残されたんですね。
マウンテンバイクを押しながら登ってくるスイス人のカップル。
男性は、私とすれ違う時だけ急にバイクをこぎだしました(*_*) 結構見栄っ張り?( ゚Д゚)
女性のほうはヘトヘトのようです。ここ下るのもアブナイんじゃ?
だいぶ降りてくると山小屋がありました。
水は冷たく、10秒も手を入れていられません。顔を洗うと疲れが取れました。
ここにも赤褐色の地衣類が付いているのがおわかりと思います。
たくさんの子器を持っていました。
朝、乗ってきたケーブルの乗り場に到着しました。
歩き始めてから2時間半ですが、すべて下りなので可能だったのです。
年寄りは無理しないにかぎりますな~
休憩の後、再びバスに乗りセガンティー二美術館に行きます。
このエンガディン地方を愛した画家の美術館です。
これがその美術館。
サンモリッツ湖を見下ろす場所に、ロマネスクの教会のように建っています。
ここには日本語のイアフォンガイドがありました。
写真撮影は、スマホはOKでカメラはダメとのことでした。
そう言えばウイグルの石窟寺院でも同様でしたが、どういうことなのでしょう?
ここで大変無礼なドイツ人を撃退したので、ご披露します。
この絵は上の写真の右隅にもありますが、順番でいうと展示の2枚目の絵です。
私がイアフォンガイドを聞きながら見ていると、背中をチョンチョンと叩きながら微笑みかけてくる老人がいます。どいてくれというのです。そして自分は絵の前にある壁際の椅子に腰掛けイアフォンガイドを聞き始めました。
自分が絵を見るために人を押しのけるという無礼な態度です。
多くの日本人は「Sorry」とか言ってどいてしまいますし、私も以前はそうだったのですが、今回は睨みつけながら周囲の人にも聞こえるような声でガツンと言ってやりました。
Wise men wait.
It is only special kind of people who can not wait.
周囲の人の視線があつまります。その老人は無視するふりをしていましたが、奥さんに諭されてわずか2枚目のこの絵の所で退出してしまいました。
どうしてそういうことを言ったのかといいますと、ヨーロッパでは外国人に対し失礼な態度を取る人はたくさんいます。老人が多い印象がありますが、若者もいます。つい数日前もミラノのドゥオーモの前で、写真を撮りたいからそこをどいてくれと言われたばかりでした。実はこういう時に言い返す台詞を以前から考えていたのです。
参考にしたのはエルビス・プレスリーの「好きにならずにいられない」の歌詞の「Wise men say only fools rush in.」です。ただしこれは多少のリスクも伴いますから、状況に応じて使わないといけません。
ちなみにサンモリッツはドイツ語圏でして、わずかにロマンシュ語も話されているようですが、観光客もドイツ人が多く闊歩しています。
二階に展示してある三部作。
無礼な老人を撃退したのは良かったですが、こういうことがないようにしたいものです。
朝の気温は13℃。冷気が気持ちいいです。
山の上にはリフトの鉄塔が見えます。
サンモリッツは2回冬季オリンピックを開催しており、冬はスキー客でにぎわいます。
屋根の上にサンモリッツではよく見られる赤褐色の地衣類が見えます。
ダイダイゴケの色とは違うし、何でしょうか?あまり日本では見ないですね。
サンモリッツに2泊すると、エンガディンカードをもらえます。
エンガディンというのは、この辺の地方の呼び名です。
大変な優れもので、バスやケーブルカーがタダになります。
さっそくバスに乗って移動します。
景色が素晴らしいです。
こういう湖畔で日光浴をしたり、ヨットやウィンドサーフィンをしていました。
今日は、標高3303mのコルヴァッチ展望台に登ります。
お天気も最高です。
ケーブルカーの中で、ワンちゃんがすり寄って来て離れません
やっぱりワンちゃんはいい人がわかるんですね~、賢いワンちゃんだニャ
途中でケーブルを1回乗り換え、めざすコルヴァッチ展望台が見えて来ました。
上がパノラマテラスで、下がレストランのテラスです。気温は5℃。
レストランのテラスにいるのは多くは中国の団体客で、日本人も少数います。
サンモリッツはシャモニー同様、中高年の日本人客が大変多く驚きました。
キャッホ~\(^o^)/、ベルニナアルプスです。
左からピッツ・ベルニナ(4049m)、ピッツ・ツェルツェン(3971m)、ピッツ・ロセグ(3937m)。
では動画もご覧ください。
https://youtu.be/pUgoHASyp0M
ケーブルカーの中にいた2匹のワンちゃんたちです。
向こうにマッターホルンとモンテローザが見えるはずですが、わかりません。
と教えてくれたのは、こちらの女性三人組です。
70歳台後半か、もしかしたら80代かもしれません。ドロミテでもそうだったのですが、ヨーロッパではこういう年代の方がスキーや登山をやっておられ感心します。
こちらは日本人女性の6人組。
「女三人寄ればかしましい」と言いますが、なかなか楽しそうでした。
でも中国の団体さんには勝てませんね。
帰りはケーブルを途中のMurtèl(画面中央)で降りて、トレッキングをします。
最高の景色です。
誰も歩いていません。下に見えるのはシルヴァプラウナ湖。
途中、雪渓をトラバースするところもあります。
アイゼンはあったほうがいいですが、面倒なので先行者の足跡をたどれば大丈夫。
林床検査科医としては、植物は気になるところですね。
と言って、名前がわかるわけでもなく、
以下にダ~ッとあげてみます。
これはプリムラのような感じの花です。
日本のチングルマに似ていますが、下に萼(がく)みたいなものが付いてます。
シャクナゲ系です。
ヤマルリソウに似ています。
リンドウ系。
こうした植物は、太古の昔に高山に取り残されたんですね。
マウンテンバイクを押しながら登ってくるスイス人のカップル。
男性は、私とすれ違う時だけ急にバイクをこぎだしました(*_*) 結構見栄っ張り?( ゚Д゚)
女性のほうはヘトヘトのようです。ここ下るのもアブナイんじゃ?
だいぶ降りてくると山小屋がありました。
水は冷たく、10秒も手を入れていられません。顔を洗うと疲れが取れました。
ここにも赤褐色の地衣類が付いているのがおわかりと思います。
たくさんの子器を持っていました。
朝、乗ってきたケーブルの乗り場に到着しました。
歩き始めてから2時間半ですが、すべて下りなので可能だったのです。
年寄りは無理しないにかぎりますな~
休憩の後、再びバスに乗りセガンティー二美術館に行きます。
このエンガディン地方を愛した画家の美術館です。
これがその美術館。
サンモリッツ湖を見下ろす場所に、ロマネスクの教会のように建っています。
ここには日本語のイアフォンガイドがありました。
写真撮影は、スマホはOKでカメラはダメとのことでした。
そう言えばウイグルの石窟寺院でも同様でしたが、どういうことなのでしょう?
ここで大変無礼なドイツ人を撃退したので、ご披露します。
この絵は上の写真の右隅にもありますが、順番でいうと展示の2枚目の絵です。
私がイアフォンガイドを聞きながら見ていると、背中をチョンチョンと叩きながら微笑みかけてくる老人がいます。どいてくれというのです。そして自分は絵の前にある壁際の椅子に腰掛けイアフォンガイドを聞き始めました。
自分が絵を見るために人を押しのけるという無礼な態度です。
多くの日本人は「Sorry」とか言ってどいてしまいますし、私も以前はそうだったのですが、今回は睨みつけながら周囲の人にも聞こえるような声でガツンと言ってやりました。
Wise men wait.
It is only special kind of people who can not wait.
周囲の人の視線があつまります。その老人は無視するふりをしていましたが、奥さんに諭されてわずか2枚目のこの絵の所で退出してしまいました。
どうしてそういうことを言ったのかといいますと、ヨーロッパでは外国人に対し失礼な態度を取る人はたくさんいます。老人が多い印象がありますが、若者もいます。つい数日前もミラノのドゥオーモの前で、写真を撮りたいからそこをどいてくれと言われたばかりでした。実はこういう時に言い返す台詞を以前から考えていたのです。
参考にしたのはエルビス・プレスリーの「好きにならずにいられない」の歌詞の「Wise men say only fools rush in.」です。ただしこれは多少のリスクも伴いますから、状況に応じて使わないといけません。
ちなみにサンモリッツはドイツ語圏でして、わずかにロマンシュ語も話されているようですが、観光客もドイツ人が多く闊歩しています。
二階に展示してある三部作。
無礼な老人を撃退したのは良かったですが、こういうことがないようにしたいものです。
2018-07-02 08:40