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7月31日:箱根に行って来ました [お寺&神社]

今までに経験した中でも最も暑いんじゃないか?[ドコモポイント]と思わせられた先週、
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新型ロマンスカーで箱根に行って来ました。

今月のウォーキングの「箱根権現の森と湯坂道」に参加するためです。
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モダンな小田原駅ですが、箱根登山電車はスイスベルニナ鉄道とは規模が違いますニャ[猫]

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小田原駅からバスで箱根神社の上まで行きます。

さすがに涼しい[パンチ]
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右上の白い花はノリウツギ。

神社の上の入口に着きました。
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ここで神社についてのレクチャーがあります。

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万巻上人という方が開祖のようですね。

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結構、外国の方が多いです。

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一木造りの万巻上人の像。

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おなじみのこの場所は、

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心霊スポットかつ撮影スポットになっており、

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順番待ちの行列ができていました。

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山や湖はヨーロッパにもあるわけですが、

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箱根の歴史的遺産はいいですね[犬]

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あとは大涌谷などの火山地形や温泉は、箱根に軍配が上がるかもしれません。

江戸時代は、この「芦之湯」という場所が箱根で一番だったそうです。
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太平洋戦争中は、ドイツの兵隊さんたちが宿泊していたそうです。

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バスで精進池に移動し、お昼御飯。

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ここから湯坂道と言われる旧道を歩きます。

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ひゃ~、天然のクーラーです。

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大きなお堂の中には、

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大きな磨崖仏がありました。

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元箱根石仏群(国指定重要文化財)

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鎌倉時代後期から室町時代前期のものです。

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曾我兄弟&虎御前の墓と「呼ばれている」ところ。

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カレバキツネタケ。

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カントウミヤマカタバミ。

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横に線が入るのが特徴のヒコサンヒメシャラ。

やはり暑い時は、涼しいところに逃げるのがいいですねぇ。
私の部屋はクーラーが不調で、扇風機で耐えています。

今年の夏はスイスに行こうと思っていたのですが、安い航空券を買い損なって断念しサンモリッツで甘んじましたが、やっぱりよかったです。来年は狙いたいと思っています。

7月22日:ビール出荷量6年連続減少 [その他]

先日、ビール売り上げの不調を伝えるニュースがありました。

1~6月、過去最低 6年連続更新 「第3」は好調
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ビール大手5社が11日発表した2018年上半期(1~6月)のビール類国内総出荷量は、前年同期比3・6%減の1億8337万ケース(1ケースは大瓶20本換算)だった。上半期としては、6年連続で過去最低を更新した。市場全体の縮小に歯止めがかからない中で、価格が最も安い第3のビールは好調だった。

まあ、酒の消費量が減ることは悪いことではありませんが。

以前も述べましたが、日本のビール事情はお寒いです。
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日本得意の自画自讃をしていますが、大手は問題ありですね。
⇒「かなりお寒い日本のビール事情(>_<)、ただし大手」
https://lone-wolf-dies-hard.blog.so-net.ne.jp/2017-12-24

日本のビールは、かなり偏っています。
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高倉健や小泉キョンキョンの「ビールはラガー![ドコモポイント]」のCMの印象が強いのでしょうか?

ラガーもいいですが、
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昔から長らく飲み続けられていたのは、エールビールですよ~

このようになった歴史的経緯は、サントリーの専務さんがお書きになった以下の書に述べられています。日本に初めて伝来したビールはエールです。
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ラガー一辺倒の現状は、富国強兵をめざす明治政府が普仏戦争に勝利したプロシアという強国に注目したことも一つの要因です。

そういえば、最近のビールのCMも「何だかな~」というものばかり。
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そこじゃニャいんだけどニャ[猫]

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意味不明[犬]

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良かったですね~[晴れ]

7月12日:鹿児島再訪 [旅行]

昨日は食事についてパスしたので、少し触れます。こちらの白水館はツインで38000円ですが、朝食・夕食(二人分)そして温泉がついています。

先日のイタリア・スイス旅行で一番宿泊費が高かったホテルは、
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コモ湖のほとりのMetropole Suissという4つ星で、ツインで1泊30415円で食事ナシ。もちろん温泉ナシ。ここの朝食は15ユーロですが、フランスのサントロペの4つ星ホテルは30ユーロでした(>_<) 当然、どちらも朝食は頼みませんでした。

ヨーロッパのホテルの朝食はごく一部を除けばパターンに乏しく、まず日本のビジネスホテル以下です。したがって朝食は外で食べた方が楽しく、安い場合も多いです。ミシュランガイド(フランス版)では30ユーロ以下でディナーが食べられる店を列挙しているくらいですから、朝食が30ユーロというのはべらぼう(=ボッタクリ)なのです。

ふん、冗談じゃないわ!( ゚Д゚)

日本のリゾートホテル、温泉旅館など夕食付きはよく見られますが、ヨーロッパでは宿泊費に夕食代が含まれているところは見たことがありません。この面からも、日本のホテルは質・コスパとも非常に優秀です。

ヨーロッパのホテルは、単に部屋を提供しているだけで何にもしていないのと同じ。ベトナムでは安い部屋でも冷蔵庫・クーラーは必須なのに、これらがないところもあります。機械的なリセプショニスト(=フロント従業員、バイト?)が多く、ベッドメークのオバサンたちの方がずっとリスペクトできるというのが印象です。

ヨーロッパでは街自体が楽しい事が多いですから、何か事情が無い限りはホテルは安く泊まり、良いレストランにでも行ったほうがよっぽど満足感が得られると思います。

白水館では「2泊目の夕食にイタリアンもありますがどうしますか?」と聞かれました。
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イタリアン?
まあ先週までイタリアにいたからね~(^_^;)、迷わず2日とも和食を頼みます。

だってイタリアンと和食じゃ、レベルが違うよ~
イタリアンって、どうせトマトとチーズとオリーブオイルとバジルでしょ?まあ魚介は美味しいけど、魚介は和食の圧勝だからね~

これは1日目の「お造り」。伊勢海老は南アフリカのものと言っていました。
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伊勢海老はお刺身ですと甘みがあります。フィリピンのガーリックオイル炒めも美味しかったですが、多分このお造りの海老は150g位でしょうから、フィリピン(Maribago Bluewater Resort & Spaのレストラン)ですとこれだけで3000円は取られますね。

ツインのシングルユースなんで、サザエの壺焼きとか全部二人前。
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翌日は「一人分でいいです」といっても、「おかわりして下さい」と二人分来ました。

鹿児島名物の黒豚のしゃぶしゃぶ。
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と全部で12種類の品が提供されましたが、イタリアンではどうなんでしょう?

芋焼酎もウマし(^_^)
イタリアにもグラッパという蒸留酒がありますが、口に合いません(>_<)

2日目の夕食は、昨日の記事でご紹介したとおり個室でいただきました。
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トロとシイタケの握り。2人分いただいてしまいました。

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二日目のしゃぶしゃぶは、鯛とカニ。

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ただ難をいえば赤出汁がイマイチでしたが、どうしてなのでしょう?

今日は指宿から鹿児島に向かいます。
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行きは空港からバスだったので、鉄道に乗りました。
駅員さんはアロハシャツ、いいですね。

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たぶんディーゼル車か?

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車窓からの景色もとてもいいです。

鹿児島中央駅に着くと、こちらに移動。
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城山ホテルです。

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日本消化器外科学会に参加。

城山ホテルからの桜島の眺めは、なかなか絶景です。
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ヴェスビオス火山があるナポリと姉妹都市だそうですが、景色は桜島の方がいいですよ~ 鹿児島は景色もいいし食べ物も美味しいし、古い建物や薩摩藩や幕末・明治の偉人関連の観光スポットもあり、なかなか良いところでした。

鹿児島空港で、九州のお醤油を買って帰ります。
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甘口、コク、ウマいということで、お刺身にはコレがベスト!

フランスでも甘口醤油の人気がありますが、キッコーマンにお砂糖を入れたみたいな薄い味で、九州のお刺身醤油とは別物です。

7月11日:指宿温泉にやってきました [旅行]

昨日から指宿温泉にお邪魔しています。
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今回は羽田→鹿児島はJALで来ました。
往復で18880円と安かったからです(^_^)

鹿児島空港からバスとタクシーで薩摩半島の南端まで移動します。
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ざっくり言ってこういう場所です。

今回お世話になるのは指宿白水館さんで、2泊ゆっくり温泉につかります。
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70年の歴史を持つ老舗で、ものすごく巨大な敷地です。

部屋はシービュー。
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向こう側に大隅半島が見えます。

日本にもこんなに大きなホテルがあるのかと驚きましたが、
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向こうの左突端のいわさきホテルが指宿最大で、こちらは2番目だそうです。
いわさきホテルはサッカー場を2面もっていて、日韓ワールドカップの時にフランスチームが合宿をした場所です。

ホテルの方のお話では白水館の敷地は加賀屋と同じくらいということですが、ということは加賀屋も相当大きなホテルだったのですね、わかりませんでした。

ここで羽生善治さんが勝って永世竜王になり、国民栄誉賞を受賞されたそうです。
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その他、小泉元総理が韓国のノ・ムヒョン大統領と会談をしたらしいです。
ロシアのエリツィン元大統領も来たことがあるとのことです。

昨日ホテルまでお願いしたタクシーの運転手さんと、本日2時間3000円で指宿を案内してもらう約束を取りつけました。
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運転手さんが指さしているチョコっと見えている山が開聞岳です。

この山です、お~ビュ~ティフル!
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鹿児島には知覧をはじめいつくか特攻隊の航空基地があるのですが、飛び立つとこの山に別れを告げ沖縄方面に向かったのだそうです。

日本最南端のJR指宿枕崎線 西大山駅と開聞岳(薩摩富士)。
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赤字路線ですが、高校生を始め地元の方にとっては大切な路線だそうです。

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このあたりはタバコも重要な産物。

浦島太郎の竜宮伝説の場所。
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「竜宮」というのは「琉球」のことらしいですね。

近くにはカメが産卵にくる保護地区もありますが、
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ここは多くのサスペンスドラマのロケ現場だそうです。

お店のオバチャンに焼酎をご馳走になります。
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鹿児島弁は難しいですが、オバチャンは「シットダウン!」と英語を話します(*_*)
カツオのみそ漬を買いました。

温泉を利用したかつての製塩所。
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ここで見えている岩山は遠くから見ると、

こんなふうに見えて、カシオ・オープンに来たタイガー・ウッズが、
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「Snoopy Mountain」と呼んだとか。運転手さんは大変詳しくいろいろなことを教えてくれて素晴らしかったので、チップはずみました。

運転手さんからもらったタダ券で、白水館内にある薩摩伝承館に行きました。
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ここは宿泊者でもタダではないらしいので、ラッキーです。

ここには素晴らしい薩摩焼があります。
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ボランティアガイドの方にお願いして詳しいお話を伺いました。

こういうものは明治時代に海外に「流出」したものとばかり思っていたのですが、そうではなくて明治政府の国策で外貨獲得のために積極的に作らせていたのだそうです。

有田、伊万里と同様、もとは朝鮮からの技術です。土は薩摩のもの。絵付けは素晴らしく、薩摩だけでは間に合わず京都、横浜、金沢にも絵付けを依頼していたとのことです。

1867年のパリ万博には幕府とは別に薩摩藩も出品します。
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幕府関係者の中には、帰国したら倒幕されていたなんて人もいたんですね。

これ以降フランスではジャポニスムが開花しますが、先日の国立西洋美術館の「北斎なんたら展」みたいな根拠の乏しい展示・解説はやめてほしいなァ。

セザンヌのサント・ヴィクトワール山の連作が北斎の影響だなんて言ったら、フランス人怒って戦争になりかねないですよ。相手は核兵器持ってますからね( ゚Д゚)

さて温泉は撮影NGなので、誰もいない時間のサブの温泉をパチリ。
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これとは別に元禄風呂と名付けられた10億円かけたお風呂があります。
露天風呂も遠くに海が見えてとてもいいです。

海外のリゾートホテルでインフィニティプールというのがあります。
プールの水面と背景の海とが一つに見えるように設計されているものです。

露天風呂も、ゆっくりつかると遠くの海がお風呂と一体化するようなインフィニティ露天風呂をぜひ設計して欲しいものです。ここの露天風呂は立つと海が見えますが、お湯につかると生垣で全く海が見えません。加賀屋の露天風呂がインフィニティ的ではあったのですが、お湯につかると目線に柵がありややガッカリでした。

と思っていましたら、ありました!インフィニティ風呂\(^o^)/
     ↓      ↓      ↓
景色と温泉がひとつに繋がる絶景!“インフィニティ風呂”がある宿16選
海や自然の景色と一体となり、まるで天空にいるような極上の癒やしを感じられるインフィニティ風呂。全国から厳選した16ヶ所の宿をご紹介!
https://travel.rakuten.co.jp/mytrip/amazing/infinity-bath/?l-id=Mytrip_Relatedarticle_03

ぜひ行ってみたいです。
なお指宿は地熱を利用した砂蒸し温泉が有名ですが、今回は利用しませんでした。

さて、夕食です。
このホテルはシングルという設定がなく、ツインのシングルユースで1泊38000円。
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泊まるのは1人ですよ~と連絡してあるのですが、食事は2人分来ます。

すごく高級ではないかもしれませんが、1人分でも十分な量で満足。
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美味しくいただきました。食事についてはまた改めてご紹介したいと思いますが、日本の温泉旅館のコスパはかなりいいです。ヨーロッパの観光地のク〇4つ星よりはるかに満足が得られます。

7月3日:コモ湖遊覧、ミラノに戻る [旅行]

今日はコモ湖沿岸のベラージオまで遊覧します。
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ホテルの目の前がボートの発着所になっています。

Slow boatとfast boatがありますが、slow boatはデッキがあります。
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なので各駅停車のslow boatでゆっくり遊覧。

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一応このようにキャビンで過ごすこともできます。

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湖岸にはゴージャスな邸宅、ホテル、別荘が数え切れないほどあります。

こちらはどなたかの邸宅のようです。
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コモ湖は、007カジノロワイヤルのロケに使われています。

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ベラージオに着きました。

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ベラージオの街並み。急な坂になっています。

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教会がありました。

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リストはここに住んでいたことがあるみたいですね。

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帰りはfast boatでサクっと帰ります。

船から見えたコモ湖のケーブルカー。
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行ってみることにしました。

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これがケーブルカー。

コモの街が一望できます。
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青い屋根があるあたりがドゥオーモ。

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頂上の見晴らしはいまいちですが、教会まで散歩して帰りました。

電車でミラノ中央駅に向かいます。
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4.8ユーロ、40分です。

ホテルは駅近のNYXホテルというところで、歩いて3分。
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新しい建物で部屋が広く、ミニバー付なのでものが冷やせて高得点です。

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夕食は運河のあるナヴィオリ地区に出かけました。

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暑い一日の最後は冷えた白ワイン。ピノ・グリです。

ポルチーニのリゾット。
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乾燥ポルチーニかな?まあ、シイタケも乾シイタケを使いますからね。

明日はミラノから羽田に帰ります。
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今回の旅のルートです。


【追記】

帰りの飛行機の中で見た「007カジノロワイヤル」
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コモ湖でロケをしています。

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このラストシーンもコモ湖です。
                         (2018年7月6日 追記)

7月2日:再びイタリア、コモ湖でくつろぐも意外と暑い(*_*) [旅行]

今日はベルニナ鉄道でティラノに戻ります。
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今回は普通列車の二等車にしてみました。

普通列車ですと32スイスフランと、観覧列車の二等より14スイスフラン安いです。
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しかも、このように窓を開けることができます。

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窓から身を乗り出して写真撮影することもできるわけです。

エンガディンカードを持っていればこの電車もタダ!
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結構途中下車して、トレッキングを楽しむ人も多いようです。
日本人もちらほら見られ、きっとサンモリッツのリピーターなのでしょうね。

ティラノ駅に着きました。ここはもうイタリアです。
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右のベルニナ鉄道から左のトレニタリアに乗り換えますが、街を少し歩きます。

といって大したものも見つからず、駅近のパスタで昼食。
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ウェイトレスさんに「私を日本に連れてって[黒ハート]」と逆ナンされました。
もちろん「OK![ドコモポイント]」と答えましたが(笑)

イタリアのピザとパスタはいいですね(^_^)
もっと食べたい! 次はリゾットも!

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こんな感じで、途中右側にコモ湖を見ながら列車は進みます。

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これが途中右側に見えたコモ湖です。

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コモ・サン・ジョバンニ駅に着きました。

コモ湖湖畔。真ん中に見えているホテルが今夜の宿。
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サンモリッツを出てくるときに、「コモは昨日は大変暑く今日も31℃の予想だ」と言われましたが、そのとおり何だか蒸し暑いです。

ホテルにもクーラーが付いていました。
ということは、そんなに涼しいというわけではなさそうです。

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コモのドゥオーモです。

ドゥオーモの前のレストランで夕食。
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スプリッツを頼んだのですが、オリーブが入っておらずオレンジが入っています。

スプリッツはヴェニス発祥と言われていますが、オリーブが入っていないと、視覚的にも味的にも物足りません。オレンジが入っているということは、おそらく赤いお酒としてカンパリではなくアペロールを使っているようです。ピザは4種のチーズ、キノコ、ベーコン(生ハムではなさそう)、アーティチョークが入っており、美味しかったです。

夕食が終わったら急いでホテルに戻り、コレを見ます。
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日本では夜中の3時から始まったと思いますが、こちらは夜の20時キックオフ。
日没が21時ですから、まだ明るいです。

ベルギーが強いことはわかっていましたが、2-0でリードした時は、
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「このまま勝ってくれ~」と思ってしまいました。

7月1日:ベルニナアルプスを満喫、でも・・・(>_<) [旅行]

ホテルのテラスから見たサンモリッツ湖。
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朝の気温は13℃。冷気が気持ちいいです。

山の上にはリフトの鉄塔が見えます。
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サンモリッツは2回冬季オリンピックを開催しており、冬はスキー客でにぎわいます。

屋根の上にサンモリッツではよく見られる赤褐色の地衣類が見えます。
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ダイダイゴケの色とは違うし、何でしょうか?あまり日本では見ないですね。

サンモリッツに2泊すると、エンガディンカードをもらえます。
エンガディンというのは、この辺の地方の呼び名です。
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大変な優れもので、バスやケーブルカーがタダになります。

さっそくバスに乗って移動します。
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景色が素晴らしいです。

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こういう湖畔で日光浴をしたり、ヨットやウィンドサーフィンをしていました。

今日は、標高3303mのコルヴァッチ展望台に登ります。
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お天気も最高です。

ケーブルカーの中で、ワンちゃんがすり寄って来て離れません[犬]
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やっぱりワンちゃんはいい人がわかるんですね~、賢いワンちゃんだニャ[猫]

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途中でケーブルを1回乗り換え、めざすコルヴァッチ展望台が見えて来ました。

上がパノラマテラスで、下がレストランのテラスです。気温は5℃。
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レストランのテラスにいるのは多くは中国の団体客で、日本人も少数います。
サンモリッツはシャモニー同様、中高年の日本人客が大変多く驚きました。

キャッホ~\(^o^)/、ベルニナアルプスです。
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左からピッツ・ベルニナ(4049m)、ピッツ・ツェルツェン(3971m)、ピッツ・ロセグ(3937m)。

では動画もご覧ください。
https://youtu.be/pUgoHASyp0M

ケーブルカーの中にいた2匹のワンちゃんたちです。
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向こうにマッターホルンとモンテローザが見えるはずですが、わかりません。

と教えてくれたのは、こちらの女性三人組です。
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70歳台後半か、もしかしたら80代かもしれません。ドロミテでもそうだったのですが、ヨーロッパではこういう年代の方がスキーや登山をやっておられ感心します。

こちらは日本人女性の6人組。
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「女三人寄ればかしましい」と言いますが、なかなか楽しそうでした。
でも中国の団体さんには勝てませんね。

帰りはケーブルを途中のMurtèl(画面中央)で降りて、トレッキングをします。
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最高の景色です。
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誰も歩いていません。下に見えるのはシルヴァプラウナ湖。

途中、雪渓をトラバースするところもあります。
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アイゼンはあったほうがいいですが、面倒なので先行者の足跡をたどれば大丈夫。

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林床検査科医としては、植物は気になるところですね。

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と言って、名前がわかるわけでもなく、

以下にダ~ッとあげてみます。
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これはプリムラのような感じの花です。

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日本のチングルマに似ていますが、下に萼(がく)みたいなものが付いてます。

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シャクナゲ系です。

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ヤマルリソウに似ています。

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リンドウ系。

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こうした植物は、太古の昔に高山に取り残されたんですね。

マウンテンバイクを押しながら登ってくるスイス人のカップル。
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男性は、私とすれ違う時だけ急にバイクをこぎだしました(*_*) 結構見栄っ張り?( ゚Д゚)
女性のほうはヘトヘトのようです。ここ下るのもアブナイんじゃ?

だいぶ降りてくると山小屋がありました。
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水は冷たく、10秒も手を入れていられません。顔を洗うと疲れが取れました。

ここにも赤褐色の地衣類が付いているのがおわかりと思います。
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たくさんの子器を持っていました。

朝、乗ってきたケーブルの乗り場に到着しました。
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歩き始めてから2時間半ですが、すべて下りなので可能だったのです。
年寄りは無理しないにかぎりますな~

休憩の後、再びバスに乗りセガンティー二美術館に行きます。
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このエンガディン地方を愛した画家の美術館です。

これがその美術館。
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サンモリッツ湖を見下ろす場所に、ロマネスクの教会のように建っています。

ここには日本語のイアフォンガイドがありました。
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写真撮影は、スマホはOKでカメラはダメとのことでした。
そう言えばウイグルの石窟寺院でも同様でしたが、どういうことなのでしょう?

ここで大変無礼なドイツ人を撃退したので、ご披露します。

この絵は上の写真の右隅にもありますが、順番でいうと展示の2枚目の絵です。
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私がイアフォンガイドを聞きながら見ていると、背中をチョンチョンと叩きながら微笑みかけてくる老人がいます。どいてくれというのです。そして自分は絵の前にある壁際の椅子に腰掛けイアフォンガイドを聞き始めました。

自分が絵を見るために人を押しのけるという無礼な態度です。

多くの日本人は「Sorry」とか言ってどいてしまいますし、私も以前はそうだったのですが、今回は睨みつけながら周囲の人にも聞こえるような声でガツンと言ってやりました。

  Wise men wait.
  It is only special kind of people who can not wait.

周囲の人の視線があつまります。その老人は無視するふりをしていましたが、奥さんに諭されてわずか2枚目のこの絵の所で退出してしまいました。

どうしてそういうことを言ったのかといいますと、ヨーロッパでは外国人に対し失礼な態度を取る人はたくさんいます。老人が多い印象がありますが、若者もいます。つい数日前もミラノのドゥオーモの前で、写真を撮りたいからそこをどいてくれと言われたばかりでした。実はこういう時に言い返す台詞を以前から考えていたのです。

参考にしたのはエルビス・プレスリーの「好きにならずにいられない」の歌詞の「Wise men say only fools rush in.」です。ただしこれは多少のリスクも伴いますから、状況に応じて使わないといけません。

ちなみにサンモリッツはドイツ語圏でして、わずかにロマンシュ語も話されているようですが、観光客もドイツ人が多く闊歩しています。

二階に展示してある三部作。
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無礼な老人を撃退したのは良かったですが、こういうことがないようにしたいものです。

6月30日:ベルニナ急行でサンモリッツへ [旅行]

旅の前半の目的のオペラ鑑賞が終わり、後半は山岳・湖水地方で避暑します。

イタリア(に限らずヨーロッパは車内ルールに無頓着な人が多い)の電車で指定席に他人が座っている話をしましたが、他にも注意すべき点について触れたいと思います。

昨日、マントヴァを見学した後にヴェローナに戻る時のことです。
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マントヴァ駅で帰りの切符を買います。

私が乗る電車は上から二列目に出ている16時28分のVerona P.N.行きで、
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3番線から出ると表示されています(写真の撮影時刻は16時5分です)。

ところが16時20分になっても、3番線の電光掲示板には何も表示されていません。
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「ありゃ、変だな?」と思い大きな電光掲示板を確認しに戻ると・・・

なんと1番線に変更になっていました(>_<)
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これについては3番線には何の表示もないばかりか、アナウンスすらありません。

要するに電車の発着ホームは前もって計画されているわけではなく、駅員すら電車が何番線に入ってくるのか直前にならないとわからない状態と思われます。

このような直前の変更はしばしばあり、駅員からも「発着ホームは直前に変わることがあるので確認してください」と言われたことがあります。

イタリアの鉄道(にかぎらずヨーロッパではあり得る。ただしイタリアはヒドイ!)はダイヤが正確ではないこともあるのかもしれませんが、毎日の業務であるにもかかわらずこういうズサンな管理が全国で脈々と行われています。お客さんに対するサービス精神も不足しているために、アナウンスや表示のような簡単であたりまえのことすらやろうとしません。客もそれに慣れているため文句をあまり言わないようです。

鉄道会社の職員はいい人も多いのですが、仕事をしない人もいます(←見たのは中高年の男性職員ばかり)。

もう一つは今日のことです。
今日はヴェローナからミラノに戻り、regionaleと呼ばれる各駅停車でティラノに行き、
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そこでベルニナ鉄道に乗り換え、スイスのサンモリッツに行く予定でした。

このregionaleは要注意です。
以前もパルマだったかモデナだったかに行く時にこのregionaleを使ったのですが、途中の駅で1時間も電車が動かず何の説明もなかったことがあります。

今日もティラノの手前で突然、電車が動かなくなってしまいました( ゚Д゚)

遅延も考えティラノでの乗継時間は1時間とってあるのですが、不安がよぎります。
今回は、しばらくして車掌さんが説明に来ました。
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車掌さん曰く、「Something has been broken in the train.」と。
え~っ、「さむしんぐ はずびん ぶろ~くん」だとおぉぉぅっ( ゚Д゚)!

以前仏像のツアーでヴェニスに行った時に、われわれが駅でエレベーターに乗ろうとしてガイドさんから制止されたことがありました。イタリアのエレベーターは途中で動かなくなり、中に閉じ込められることがあるのだそうです。「イタリアの機械を信じてはいけません」と言われたことを思い出しました。

幸い30分ほどの遅れで済みましたので、予定通りにサンモリッツ行きのベルニナ急行に間に合いました。

ヨーロッパの人たちにもこれを改善しようとする動きがあるようですが(特にフランス)、抵抗勢力によって改革が妨害されてしまうそうなのです。

こちらはティラノ駅内の様子。
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日本語で「ティラノ」と書かれています。

こんなものを掲示しても、日本人しか読めないだろうし・・・
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説明文も一切ないから、外国人は何のことやらわからんでしょうね。

これがベルニナ鉄道。
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中国人ツアー客と一緒になり、車内は半分以上が中国人で声がデカい(*_*)

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こういうところをループを描きながら高度をかせいで行きます。

ドイツ語、英語で説明の放送があるのですが、英語のわからない中国人はおかまいなく騒いでいるので聞こえません。英語国の観光客がついに「静かにして!」と大声でアピール。でも、英語国の人たちも相当うるさかったですけどね。

進行方向左側に座った方が景色がいいですが、右にもたまに絶景が来ます。
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いい景色のところでは、すぐこの中国のオバチャンが出てきます。

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オバちゃん、ちょっとどいてくださいよ~

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素晴らしい景色の中を進みます。

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車内販売もあります。

サン・モリッツ駅に着きました。
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サン・モリッツ湖が見えています。

駅からホテルまでは送迎をお願いしました。
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運転手さんはポルトガルのポルトの方だそうです。ポルトガルで国語と音楽を教える教師だったそうですが、スイスにやってきたそうです。ベルニナ鉄道で車内販売をやっていた女性職員は彼女だそうです。「彼女、可愛いじゃん!人柄もよさそうだし(^_^)」とほめたら喜んでいました。

ホテルはUnique Eden Hotel。
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部屋の窓からの景色です。
ここは標高1700mのところで、朝晩は涼しいです。