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2月7日:前院長の行為を、第三者はどう見たのか? [病院]

前回お示しした前院長の常軌を逸した行為は、第三者の目にはどう映ったのでしょうか?
道理が通じない相手とは交渉せず、外部の第三者の常識的判断を求めるほうが賢明です。

(1)神奈川県厚生連懲戒委員会(2014年10月30日)での討論

  前院長の主張とは異なる意見があります。以下の記事をご参照ください。

    「(続)外科系ドック外来は誰が担当すべきか?」
     http://lone-wolf-dies-hard.blog.so-net.ne.jp/2016-03-08
                 ↓
    170207第三者の意見2.jpg

     〇〇委員(相模原協同病院院長):確か組織図には「臨床検査科」として、
     名前がでていた。その立場を主張すれば、指示に従う必要はない。私でも
     「出来ない」と言われれば、それ以上は頼めない。  

  この意見に対し、前院長はひとつも反論ができませんでした。
  反論できなかったのに「合理的理由なく上司の指示に従わない」と主張したのです。

  (加えて、「懲戒委員会でのS医師の発言」もお聞きいただけると幸いです。)


(2)横浜地方裁判所の判断(2016年11月1日)

   公の委員会で説明もできなかった前院長の行為を、裁判所も注視しました。

  1.裁判所が注目した認定事実( (3)ア、イ )
    170207横浜地裁1-1000-846edited.jpg
               (クリックすると大きくなります)

  2.裁判所の判断
    170207横浜地裁2-1000-960edited.jpg
               (クリックすると大きくなります)

   横浜地方裁判所は、「S医師の懲戒解雇は無効」と判断しました。
   業務指示違反も認めませんでした。

  「合理的な理由なく上司の指示命令に従わなかった」って懲戒解雇したら、
   結局「合理的な理由がなかったのは自分だった」ってオチかニャ~[猫]

   ナイス、ブーメラン![犬]

   裏でコソコソやるのは、前院長&トリマキ(副院長A、専務ら)の常套手段です。
   密談が大好きで、なにかと密談に持ち込もうとし公開討論を恐れます。

  「臨床検査の適正化に関する委員会」への出席も、「時間がない」と拒否しました。



 【付記】

   前院長ら神奈川県厚生連は、控訴しています。

   院長の器ではない院長がいたことが、伊勢協の喜劇&悲劇です。