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8月29日:屋久島の森を歩く [植物]

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部屋から見た日の出です。

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日本のホテルの朝食は、外国の五つ星ホテルの朝食よりはるかにいいです(^_^)
野菜も十分とれますし、ご飯に明太子、納豆、焼き海苔、味噌汁があればOK!

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レストランのテラスからの絶景。この景色を眺めながら朝食をいただきました。

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遠くに見えているカッコイイ島は、火山島の硫黄島。屋久島は火山島ではありません。
台風の影響で波がしらが白いです。フェリーは今日も欠航だそうです。

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今日はガイドさんにピックアップしてもらい、白谷雲水峡に向かいます。

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途中、山の上から見た宮之浦。

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屋久島は自然世界遺産の島ですが、世界遺産になっているのは緑のところだけです。

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白谷雲水峡を白谷小屋まで往復します。

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ちなみにこのあたりの伏流水を採取したミネラルウォーター。硬度10の超軟水です。
これで焼酎を造っています。まぁ、久米島の超軟水(硬度1未満)には負けますが。

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登山道の入り口で協力金300円を払います。
ここは山ガールさんに人気で、本州に比べ若い登山者が多いそうです。

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ガイドさんの案内で登り始めます。石川県出身で、9年前に屋久島移住。
アジア、ヨーロッパの秘境も行きまくっているとのことです。

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屋久島は花崗岩が隆起した島で、美しい渓谷があります。土が少なくお米は取れないので、年貢は杉を加工した平木(ひらぎ、屋根などに使う板)で納めていたそうです。

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屋久杉は発育が遅く年輪が細かく、油分を多く含むため長持ちするそうです。
樹齢1000年以上のものも多いとか。屋久杉、スゴ杉る~(*_*)

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ジブリの「もののけ姫」のモデルとなった人気のスポット「苔むす森」。

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オニクラマゴケ。
(「コケ」という名が付いていますが、「コケ」ではなく「シダ」の仲間です。)

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タカサゴサガリゴケ。

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フォーリースギバゴケ。
Faurieは、日本の植物を研究したフランス人宣教師です。

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オオミズゴケの写真を撮るコケガールさん。

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帰りは本日の宿泊の「屋久島山荘」まで送ってもらいました。ガイドさんの話では、屋久島は光回線が来ておらずいまだにADSLだそうです。道理で遅いわけだ(>_<)

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「著名人来館者御案内」。他に清水国明の名前もありました。

じつは今日から第45回日本蘚苔類学会が、ここで開かれるのです。

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受付を済ませた後、近くの前岳というところに幻のフウチョウゴケの観察に行きます。

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到着すると、さっそく南国のシダのヘゴが出迎えてくれました。

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みなさん、道なき道を奥地へ進みます。

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どうやら見つけたようです。

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屋久島のコケの先生からレクチャーを受けます。先生のカバンの中にご注目ください。
こうして、いつも標本を採取できるように準備しているのです。

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これが幻のフウチョウゴケだ!
薄学な私には、何が何やらわかりませんでしたが・・(*_*)(>_<)( ゚Д゚)

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ホテルに戻って一風呂浴びて部屋から外を眺めると、目の前の安房川ではカヤックをやっていました。

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夕食。屋久島きたら、トビウオとさつま揚げは食べたいね(^_^)

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夜は、皆さんで記念講演を聞きます。

空は満天の星でした。