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9月13日:「秋の草花を楽しむ」 [植物]

なんとなく早めに秋がやってきたような今年のお天気。

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今日は、神奈川県立四季の森公園里山研究会の月例ウオーキングです。
テーマは、「秋の草花を楽しむ」。

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ミズヒキ(赤)とキンミズヒキ(黄色)。どちらもひっつき虫らしいです。

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キンミズヒキとその実。細かいトゲ状のものがついています。

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ヌスビトハギの花と実。実はひっつき虫です。

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ご存じイノコズチ。ひっつき虫の代表です。

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その他にも、ダイコンソウ、チヂミザサ、センダングサなどがあるそうです。
引っ付く原理の解説もしていただきました。

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恒例のカワセミウオッチャー・ウォッチング。
今日も、「来てます、来てます!」

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ヤマボウシに実がなっています。熟して赤くなると地面に落ちます。

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握りこぶしのかたちに似ているというコブシの実。
細いひもでぶらさがることもできます。

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ツリバナの実は5つに分かれます。同じ仲間のマユミは4つだそうです。
実が赤くなるのは、鳥に食べてもらうためとも言われています。

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紅葉の美しいニシキギ。枝には2~4枚の翼(よく)があります。
来週あたりは涸沢のナナカマドが最高でしょうな~

このところの秋の長雨で、公園ではあちらこちらでキノコさんたちが絶好調です。
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公園のきのこなどを紹介した「都会のキノコ図鑑」という名著もあるんですよ~

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木の上に生えているのは乾き気味のアラゲキクラゲです。

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コテングタケモドキ。

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テングタケ。この時期この公園には多く見られます。
傘の上の白く見える点状のものは、外被膜の名残りです。

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モリノカレバタケに似ていますが、ヒダの間隔がやや広めなのが一致しません。

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全部が黄色いのでキイロイグチ。

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この2~3mmのきれいな小さなキノコは、子嚢菌の仲間のビョウタケです。

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倒木に無数の不明硬質菌が生えています。

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こういう光景を発見すると感激します。

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ナラタケモドキです。
食用になりますが、県立公園なので採取はできません。

いよいよ秋のキノコが楽しめる季節が到来しました。
今から楽しみです。