8月30日：「麦わら帽子は冬に買え」

「麦わら帽子は冬に買え」という言葉があります。
これは「株は安い時に買っておけ」という意味です。

下の図は、日経225、JR東、JALの株価の推移を表したものです。

日経225はリーマンショック以来のGDP低下にもかかわらず、すでにコロナ禍以前のレベルに戻る勢いです。しかしJR東、JALは戻っていません。

なにしろ4月、5月は緊急事態宣言で国内を移動する乗客は激減でしたし、飛行機はさらに国際線が90％以上飛ばないという状態でした。

私も今年前半は、フィリピン、タイ、エジプトでのダイビングを計画していましたが、全部キャンセル。飛行機が飛ばないので、航空券費用は全額返却か、フィリピンのLCCのようにクーポン券で返却（←2年以内に同社の飛行機に乗らないとパーです）です。

ちなみに10月末にフランスへ行こうと思っていましたが、先日中国国際航空からキャンセルの連絡がありました。こちらは全額返却でした。

今年の4月ごろから航空会社の株が下がっていることを知り、ピンク線で示す安い期間にJALとANAを1万5千株ほど買っておきました。JALが2000円以下、場合によっては1600円台で買えるなんてかつて無かったことです

すると、6月ごろ急に株価が上昇したのです（赤い矢印）その結果がコレ↓

伊勢協の退職金で「まあなくなってもいいや、しゃ～ないわ」的な感じで1万5千株買いましたが、わずか2ヶ月で450万の含み益とは！　しかしこうなると「オッシャ～、もっと上がるハズだ、こんなもんじゃないだろ～　目指せ1000万！」となるのが人情でして、利益確定もしませんでしたらアレヨアレヨと株価が下落　やり直しです

その後JR東に至っては3月のコロナ禍の最安値をさらに下回っていることを知り、夏場に少々買っておきました。株主優待でJRの切符が4割引で買えます。

さて航空・運輸株に春はやってくるのか？GO TOキャンペーンに、東京がいよいよ入るらしいじゃないですか。それを見越して上がんないかな～

8月28日のことです。来たぁぁぁ～っ、

朝からJR東は300円以上上昇！もちろんJAL、ANAも上がっています！

と思ったら、14時安倍首相辞任のニュースで
前日比でプラスだし、ま～いっか

今後も「麦わら帽子は冬に買え」の格言に従い少し買増しして、春を待つことにしたいと思います。2021年の旅はゲストハウスじゃなくて、ゴージャスリゾートです！