5月13日:野尻湖で山菜三昧 [植物]
今年も春の野尻湖にやってきました。
最近はもっぱら、一泊3200円のドミトリーを利用しています。
山菜ツアーに参加します。向こうに見えているのが野尻湖。
運転するのは、以前カヤックでお世話になった女性インストラクターさんです。
途中、落石のあるところを通過しました。
笹ヶ峰の駐車場に着きました。
今日の参加者は6名とガイドのお2人。
あいにくの小雨ですが、緑がきれいに見えます。
先端が三つに分かれているトリアシショウマ。
ハンゴンソウ。
木に巻き付いているイワガラミ。
葉が4枚あることで、ツタウルシと鑑別できます。
昨年のボルドーワイナリーツアーにご参加の女性お二人も参加。
先生からイッポンワラビの採取を教わっています。
ミズバショウの群落。
こちらはニリンソウ。
そのすぐそばに生えていたトリカブト。
食べたら死ぬで( ゚Д゚)
両者の比較です。
大変よく似ているので、花を確認して採取します。
コゴミ。コゴミのむこうにあるのはウバユリです。
ウバユリはこのくらいの大きさのものを、こうして掘ります。
この根を天ぷらにして食べます。
本物のゆり根よりは、パサパサして繊維が多いですが。
ドロだらけなので、小川の水で洗ってもらいました。
山の中なので崖も登ります。
途中、天然のエノキタケを発見。
エノキタケは冬の雪の中でも出てくる珍しいキノコです。
残っている雪の脇には・・・、
ナイスなフキノトウがあります。
待望のウド発見\(^o^)/
先生がかねてよりチェックされていたワサビの生えている場所。
一人1本だけ葉を採取。かじるとワサビの味がバッチリです。
珍しいヨブスマソウが見つかりました。
キャッホ~、アミガサタケです\(^o^)/
桜の季節に出る春のキノコです。
宿舎に戻り、毒草がないか最終チェック。
今日もわずかしか採っていませんが、本日の収穫です。
さてアミガサタケですが、フランス料理では高級食材と言われています。
昨年7月のボルドーワイナリーツアーでサルラという街で撮影したものですが、
こうした乾燥アミガサタケはよく売られています。
しかし私は、アミガサタケを美味しいと感じたことがありません。
先日、ローヌ川ワイナリーツアーのガイドさんに伺いますと、アミガサタケには明らかに味があり、リヨンでもクリーム煮が多くの店で出されているとのことでした。
また、山菜の先生もアミガサタケは乾した後クリーム煮にすると美味しいと言います。
やってみました。
1分ほど煮こぼして、
カボチャスープに浮かべてみます。
パクっ! う~ん・・・、やっぱりわからんね~(*_*)
いつかもっと大量のアミガサタケでやってみたいと思います。
2018-05-17 20:40