5月2日：野尻湖にやってきました

爽やかな5月がやってまいりました。
今日は、いつも山菜でお世話になっている野尻湖のLAMPさんへ行きます。

北陸新幹線は、進行方向右側の車窓からは赤城山、谷川連峰、榛名山が見えますが

軽井沢をすぎると浅間山が見えてきます。

長野駅に着くと、山菜がたくさん売られていました。

こしあぶらは1パック399円か～！(*_*) テンプラにすると最高です。

北信濃鉄道に乗り換えて、黒姫駅まで30分。

リンゴの花がぼちぼち咲いています。

いい渓流だな～(^_^)

カヤックの先生の話では、たまに竿を出している人を見かけるそうです。

黒姫駅に着きました。

左が黒姫山、右が妙高山。

駅でピックアップしてもらい、

LAMPに到着です。

今日はドミトリーに泊まります。

素泊まり1泊3200円、朝食が700円、Wifi無料です(^_^)

こちらにお世話になってもう10年くらいですが、真面目な姿勢が評価されたのでしょう、最近も長野放送の取材とかあったそうです。


昨年の11月13日、NHK-BSで｢Cool Japan きのこ～Mushrooms～｣が放送されました。


その中でも紹介されていたのが野尻湖のLAMP（旧グランピア）。

番組では、アメリカ人の方がきのこ狩り初体験です。

アメリカ人にとって野生のきのこは、「気持ち悪くて毒」というイメージだそうです。
まあ、日本でもそんな感じですけどね(^_^;)


いつもの先生が教えてくれます。

番組では、いかにも他国ではきのこ狩りが行われないかの内容でしたが・・・(>_<)

そんなことはありません。欧州でもさかんです。イタリアでもきのこ狩りツアーありました。最近は「日本礼賛ヨイショ番組」が大杉ですね( ﾟДﾟ)

ただし、日本のようにきのこのヌメリを楽しむことはないのかな～
確かに、シイタケ、マツタケ、ナメコの味わいは日本独特かもしれません。

個人的意見ですが、これらのきのこはポルチーニ、セップ茸の上を行きます(^_^)

なかでもきのこ狩りが一番盛んなのは、旧ソ連でしょう。

たしか、世界のきのこ中毒死のトップは旧ソ連だったはずです。この方も言っていましたが、チェルノブイリ以降は放射能が心配されています。日本でも同じですが(*_*)

以前、ここ野尻湖でロシアの方と一緒になりましたが、ハナイグチという最高に美味しいキノコをバケツ一杯採っていったのにはビックリしました。

ロシア人よ！ きのこはいいけど、四島返還プリーズね～(^_^)

散歩をしていると、なにやら摘んでおられる方がいます。

ノカンゾウかな？

やっぱり！(^_^) 味噌和えにされるそうです。

ちなみに私のイチオシは、LAMPの先生に教わったバター炒め。Goodですよ～！

ワカサギをすくっておられる方もいました。

「春になると岸に寄ってくるんだ」と教えてくれました。

もう入れ食いというか、ひとすくいで数匹はかかります。

大漁ですね。

出ました！ 人類の敵、バスフィッシャー(>_<)

風ヨ吹ケ～、ヒックリカエレ～＼(^o^)／

こんなところにも！

オ・ッ・コ・チ・ロ～＼(^o^)／


湖畔の道沿いの何気ない木の杭のてっぺんには、

地衣類のアカミゴケを見つけました。

赤い子器から胞子が造られます。

ウバユリ。これから育って花が咲きます。

この根っこは食べられます。

特徴的なエンレイソウ。

以前は食用でしたが、最近は心臓毒があるということで毒草になっています。

大きなスミレかと思ったら、カタクリでした。

Spring ephemeral（＝はかないもの）と呼ばれ、間もなく消えてしまいます。

キケマンの花。たしか毒です。まあ平地でもたくさん見られますが。

仏具の華鬘（けまん）に似ているそうですが、華鬘がわかりません(>_<)

毎回聞いては毎回忘れるこの草。不食です。

教わったことを全部覚えていたら、先生の仕事がなくなってしまいますから(^_^;)

ミントが自生していました。どこかの庭からまぎれたのかな？

まあ、ハーブといっても元はといえば雑草ですからね。強いです。


散歩から戻ると、今日のグループが帰ってきていました。


皆さん、たくさん山菜を採ってきたご様子です。

明日も天気が良さそうで、山菜取りに出かけます。今夜はマスターのいれてくれる美味しいコーヒーでも飲みながら、ゆっくり読書でもしますか。