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4月30日:上越で山菜 [山菜]

今日は山菜を採りに行きます。
野尻湖から車で北上し、新潟の上越方面へ行くプランを立てていただきました。

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おお、妙高の雄姿!

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春の上越に入っていきます。

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日当たりの良い斜面には、ワラビがたくさん顔を出しています。
生でかじってもみずみずしく、特有のネバリがありgoodです。

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上越にはカタクリが大量に出ています。
カタクリの掘り方は、球根を傷つけないことがコツだそうです。

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花、葉、根などすべて食べられます。

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残雪の傍らにちょうどよいフキノトウが出ていました。
昨日のディナーのフキノトウの味噌汁の苦味は絶妙でした。

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あまり知られていませんがゴマナです。

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興味深い植物があると、先生は撮影されます。
全部RAWモードで保存されておられるそうです。

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かつてのコゴミ。大きくなっちゃいました。
上からみるとキレイなんですよ~ こんなにあったら採りきれないよ~

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午前中に早くもビクは、いっぱいになってきました。

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お昼ご飯の後は、林の中に分け入ります。
ここからは「林床検査科医」の腕の見せどころです!

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モミジガサがありました。本来は、もっと水場に近いところにあるそうです。
「地下水が豊富なのかな?」とのことでした。

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間伐された明るい林床には、コシアブラの若い木がありました。
テンプラやあえもの、最高です。

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タラの芽は、全部は摘まないように心がけます。スーパーのものとは味が違いますよ~
タラの葉痕はこのようにネックレス状だそうです。

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ハナイカダの若芽も食べられます。

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キャッホ~! 出ました、ウド\(^o^)/!
この香りをかぐと疲れが取れますわ、herbal medicine ですね。

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林床には、山菜ではありませんがうつむいて咲くチゴユリも多く見られました。

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イワカガミ。

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致死的な毒草トリカブトもたくさんあります( ゚Д゚)
山菜のニリンソウとの違いの一つは、このように枝分かれしていることだそうです。

お~い! バスフィッシャーの皆さんよ~、
トリカブトのおひたしなんかいかがですか~\(^o^)/

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本日の収穫です。

帰りの電車までの間に、LAMPのシェフさんおすすめのエールビールをいただきました。
信州の地ビールメーカー、OH!LA!HO(オラホ)BEERのCaptain Crowです。
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おお~っ、柑橘系のgoodなflavorですね~\(^o^)/
シェフさんいわく、「グレープフルーツの皮の白いところの苦味」だとか。

素晴らしい! 言い得て妙です。

以前このブログでご紹介したYona yona aleも軽井沢のヤッホーブルーイングのものですが、これはYona yona aleにも劣らない素晴らしいエールビールです。
ぜひご賞味ください!

Save water!
Drink ale beer!


今日の御言葉:

     ザンクトガーレン80.jpg
         岩本伸久氏(ザンクトガーレン社長 ← 厚木の会社です!)
         http://www.sanktgallenbrewery.com/

5月13日:野尻湖で山菜ざんまい [山菜]

歩くスキーでお世話になった(3月30日参照)サンデープランニングに行って来ました。
毎年この季節は、野尻湖畔のロッジに宿泊させてもらって山菜を教わっています。
今年も新緑に会いにやってきました。

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木のぬくもりを大切にしたロビー&レストラン。

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宿泊は私だけです!山菜ディナーはテンプラ&和え物。
ビールは地ビールのヴァイツェンです。
大麦&小麦の美味しいビールですよ~

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遠くに残雪を望む新緑の斑尾に入ります。

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このあたりでは、コゴミはもうこんなに大きくなっています。

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今は群生するニリンソウがキレイです。
その中に山菜の女王といわれるミヤマイラクサ(=アイコ)を見つけました。

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カンゾウ(スコップの下)に続き、アイコ3本をゲット!
普段はビクをいっぱいにするのですが、今日は山菜観察をメインに行きましょう!

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いつもお世話になっている山菜&きのこ&スキーの先生です。
本職はカヌーで、日本の草分け。NHKの番組にも出演された方です。
来年、念願の山菜の本を上梓されるご予定とうかがいました。
今日は、ナルコユリとホウチャクソウの根っこの鑑別の写真を撮られるそうです。

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ナルコユリ、ホウチャクソウ、アマドコロ、ユキザサは見分けるのがむずかしいです。
特に小さいうちは・・・
ナルコユリの根は太く横走し、一部コブ状です。

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一方、ホウチャクソウの根はクモの糸またはタコの足のように広がります。
この所見は普通の本には出ていないのですが、
先生が昔のヤマケイの本に記載されているのを見つけられたそうです。
長野県北部のホウチャクソウは成書にあるようなイヤな臭いはなく、甘みもあります。

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カタクリはそろそろ終わり。実がついているものもありました。

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形が印象的なイカリソウ。おしべが黄色とは知りませんでした。

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このあたりのアケビは伊勢原と違ってミツバアケビです(4月1日参照)

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おもしろい形のヤブレガサ。
日当たりのよい斜面から、枯れ葉を押しのけるように多数出ていました。

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黄色いキケマンです。食べられません。むしろ毒草です。
ムラサキケマンは伊勢原にもありました(5月1日参照)。
ケマンは華鬘、仏具です。

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ハリギリ。タラに少しだけ似ていますが、タラより丈夫な木だそうです。

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やっぱりこれがないと! ウド、取ったど~\(^o^)/
テンプラ、味噌漬けにします。
この香りにつられてやって来たといっても過言ではありません。

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キャッホー\(^o^)/ カラマツ林の中にコシアブラです!
テンプラ用に少し採取。

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家に帰ったら上空をヘリが何台も飛んでいます。
町田のマグネシウムの工場で大変な火事があったそうですね。

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ウコギの葉を塩ゆでにし、水でさらして冷凍します。
先生に教わったのはウコギご飯ですが、今度ベーコンと油炒めにしてみたいです。

4月1日:ゴヨウアケビが伸びてます [山菜]

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いつもの駅への帰り道です。ゴヨウアケビが伸びてます。


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アケビの新芽は「木の芽」とも言われ人気の山菜です。


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アケビの花です。左が雄花、右が雌花です。


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葉っぱが5枚あるからゴヨウアケビ(Akebia x pentaphylla)。
3枚だとミツバアケビ(Akebia trifoliata)です。


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おや、誰か先行者が。


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帰りがけにちょっと頂いていきましょう。


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少し離れたところでは、ツクシとヨモギを摘んでいる方もいました。


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おひたしをマヨネーズ和えでいただきました。
今度は、ニンニクとパンチェッタで炒めてみたいですね。