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1月24日:世界ふれあい街歩き「パリ モンマルトル地区」 [その他]

テレビ番組とりわけ衛星放送は、海外旅行の参考になるものが多く楽しめます。
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3月にパリに行こうと思っていて、2年前に録画したNHK-BSの「世界ふれあい街歩き モンマルトル編」を見直してみました。奥に見えているのはサクレ・クール寺院です。

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モンマルトルらしい階段のある裏道。

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語りは工藤夕貴。

右に立っている像は、サン・ド二(Saint Denis)です。
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ここモンマルトルで、キリスト教迫害により斬首された殉教者です。

斬首後に自分の首を持って北に向かって歩いて行き、力尽きた所がサンドニです。
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2015年11月のパリ同時多発テロの主犯が隠れていた所です。

サンドニは、パリではいろいろなところに祀られています。
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例えばノートルダム寺院では、三つある門のうち左の門の左から3人目にいます。

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               ↑ こちらです。

一方こちらは、サンドニにあるサンドニ寺院のタンパンのサンドニです。
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モン(mont)は「丘」、マルトル(martyr)は「殉教者」です。

話は戻って、モンマルトルのチーズ屋さん(fromagerie)でチーズを選ぶ老夫婦。
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後に、丘の上で画廊とレストランを営むご夫婦とわかります。

昨年ノルマンディのサン・マロでチーズを買って、初めてチーズ屋さんをのぞく楽しさがわかりました。

こちらはムーラン・ルージュ。
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クリシー通りというところにあります。

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現在の中の様子は、シャンゼリゼ通りのLidoとだいたい一緒ですね。

有名なフレンチカンカン。
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脚を高く上げるのが伝統です。

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そして、ムーラン・ルージュの踊り子たちを多く描いた、

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トゥールーズ・ロートレック。

こちらは、かつてのムーラン・ルージュです。
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モンマルトルはパリの田舎で、農業用の風車がいくつもあったそうなのです。

当時の内部の様子。
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舞踏会が行われています。

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やっぱり脚を上げています。

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ですからロートレックはこういう構図を、いつも見ていたのではないでしょうか?

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はぁ? 北斎漫画に影響されたってか!?(*_*)(>_<)( ゚Д゚)

ぜひ、フランス人の前でハッキリと主張していただきたいものです。

もちろん、ロートレックはジャポニスムの事は知っていました。
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ロートレックが、右上に「Japonais」って描いています。

このちっとも日本っぽくない画は、「Divan Japonais」と呼ばれる画です。でも、「divan」って椅子なんです。ロートレックは日本風椅子を描いたのでしょうか?
描かれている二人の男女は、名前も推定されているフランス人とのことです。

先日の国立西洋美術館で催された「北斎とジャポニスム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」展では、ギュスタヴ・モローも一例としてあげられていたのですが、「えっ?ホント?」という感じで全く同意できませんでした。これについては、後日機会を見て触れたいと思います。

夕暮れのサクレ・クール寺院前の階段では、
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多くの方が景色に見入っていますね。

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この階段の下の広場が、とってもイイんです(^_^)

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パリの夜景が一望に見渡せます。