9月9日：富士山きのこ観察会

今年も、富士山きのこ観察会に参加してきました。

いつも五合目の駐車場からスタートするので、今回は奥庭コースにしてみました。


こちらのコースを行かれる方の人数は少なめです。

最初に目についたキノボリイグチ。

ナメクジ？にかじられていますね。

奥庭山荘には、バードウォッチングの方が休憩していました。

奥庭コースはバードウォッチングを楽しまれる方も多いそうです。


コケモモ。


イワダレゴケ。


こちらは地衣類で、ハナゴケの仲間でしょう。

このキノコはコウタケにルックスは似ていますが、ケロウジです。

大変苦いそうで、かじってみようとすると「やめたほうがいいよ」と言われました。

裏はコウタケ同様に針状です。

たくさん出ていました。

この紫色の柄は・・・！

美味しいヌメリササタケです(^_^)

ムラサキシメジか！と喜んだのもつかの間、ムラサキフウセンタケのようです。

ムラサキシメジはもっと秋が深まってからで、さすがに富士山でもまだのようです。


こちらの方は「この辺はマツタケの匂いがする～」といって探しています。

出ました、ドクツルさん(>_<)！

「死の天使」と言われる強力な致死的キノコで、どこでもよく見られます。

これはショウゲンジという富士山では有名な食菌です。

たくさん出ていて、「今日はショウゲンジばっかりだ～」という声が多かったです。

これでショウゲンジの同定には、自信がつきました(^_^)

昨年の同じ時期に比べ、期待していたイグチ類はあまり見られません。

モリノカレハダケの菌輪。

あまりきれいではありませんが、こんな感じでキノコが輪を作っています。


大きなハナビラダケも採れました。

いつものようにお醤油、みりん、日本酒で佃煮にします。

これでご飯をいただけば、最高です＼(^o^)／