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11月1日:パリでのレストラン選び [レストラン]

今回パリには4泊しましたが、最初の1泊は夜遅く到着したため寝るだけ、途中の2泊はおうちゴハンとLidoでのディナーでしたので、レストランに行ったのは1日だけでした。

今のところ、レストランはTrip Adviserのサイトで探しています。
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このサイトはパリでもル・アーブルでもイタリアのアオスタでも、たいていの街のレストラン探しとその予約に便利です。

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マルセイユの夕陽の見える素敵なレストランも、このサイトで見つけました。

今回行ったのは「La Bouteille d'Or(=金のボトル)」という所です。
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右側のところで、簡単にオンライン予約ができます。

ここにしたのは、ノートルダム寺院が見える絶好の場所だからです。
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セーヌ川をはさんで向こう側にノートルダムが見えます。

ライトアップしたノートルダム寺院が真ん前に見えることを期待していましたが、
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ん?(*_*) なんかノートル暗くね?

全くライトアップしていません(>_<)(*_*)( ゚Д゚)
手前はおそらく警察の建物かと思いますが、そっちの方がよっぽどハデじゃん!

こちらがLa Bouteille d'Or。
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写真左側にセーヌをはさんでノートルダム寺院があるのですが、

暗くて、バットレスの部分が少し見えるだけですね。
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店員さんに聞くと、いつもはライトアップしているとのことでした。

それでも右の方が一瞬ライトアップされるのですが、すぐに消えてしまいます。
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経費削減のおり、節電でもしてんのか?( ゚Д゚)

このレストランではたぶん2階の窓側が特等席なのでしょうが、
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予約したためか1階の窓側に座れました。奥には団体さんらしき人たちもいます。

39ユーロのムニュ(menu)(=決まったメニュー、いわば定食)を注文しました。

ムニュというと格下のように感じる向きもあるかもしれませんが、一定の食材をもちいてシェフが腕をふるうわけですから、ムニュが一番良いこともあるのです。高級レストランでは、ムニュしか提供しない店もあります。

でも、ア・ラ・カルトにオニオングラタンスープがあったので注文しました(^_^)
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まあまあ美味しいけど、コクではホテルオークラの足元にも及びません。

アミューズはあったと思うのですが、写真ナシ。

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アントレは、アヴォカドのムースの上に海老(crevettes)がのったもの。

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メイン(Plat)は、子牛の肉とジャガイモに森のソース(sauce Forestière)かけ。

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デザートは、赤い果実のティラミス(Tiramisu aux Fruits rouges)です。

飲み物と紅茶を入れて56.4ユーロですから、そんなに高くないかな。

ここのクチコミはこんな感じです。
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Trip Adviserのクチコミはとんでもない悪口も載っていたりするので、信頼性はあるのかないのかわかりませんが、なかなか面白いです。

食事の文句はありませんが、全体的に凡庸に思えました。
本当は、料理に詳しくもないのに凡庸などと言う資格はないのですが(^_^;)

もちろん凡庸だからダメというわけではありません。パリで食事をするのですから、レストランであってもブラッスリーであっても、どんなものでも大変楽しいです。

店員は日本の居酒屋さんのように忙しくしていて服装もカジュアルで、
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やはりここは大衆的なレストランですね。

フランスのミシュランの星付きレストランは、2年前のLe 39 V(パリ、☆)、今年7月のLa Grand'Vigne(ボルドー、☆☆)、今回のLes 7 Mers(サン・マロ、☆)に行きましたが、いずれもかなり印象的で満足のいくものでした。特にGrand'Vigneは凡庸さは全く感じませんでしたが、星付きレストランのファンの中には料理のサプライズを望む向きも強く、こうした要素は求められるようです。

今までミシュランのガイドブックは興味もありませんでしたが、やはり良いレストランを選ぶのには有用なようですね。次回は、これについての大変おもしろい本に出会いましたのでご紹介します。