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11月26日:羽村・多摩川と玉川上水の歴史と自然を歩く [お寺&神社]

今月のウォーキングは、羽村です。
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晩秋の小作駅をスタート。

羽村の取水場です。
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町田をはじめ多摩地区の水道がお世話になっているそうです。しかし、右上の地元の人達の水道は地下水を資源としているため、羽村市の水道料は安いとのことです。

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この辺りを治めていた有力武将三田氏の阿蘇神社。

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紅葉と本殿。

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ここは羽村市のグラウンドですが、先日の台風の氾濫で埋まってしまいました。

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三田氏のお寺、一峰院。

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山門に鐘があります。

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この辺りを描いた江戸時代の絵です。

多摩川は「丹波川(たばがわ)」となっています。
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山梨県の丹波(たば)から流れてくるのでこう名付けられたとのことです。

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右が多摩川本流。左が玉川上水の取水口。

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丸太を立ててここに板をはって水を堰き止め、左側に誘導するらしい。

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これを投渡堰(なげわたしせき)と呼ぶそうです。

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別角度から観察。ここが玉川上水の始まりです。

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ここには水神社も置かれました。

玉川兄弟。
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玉川上水を造ったので、玉川と名乗るようお上から命ぜられたらしい。

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ここのトイレの入口にキノコがありました。

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ナラタケです。美味しいキノコです。

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しばらく行くと大型のキノコがありました。

ハタケシメジ(食用)に似ているようですが、
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まるで菌輪を形成するかのような生え方が、非典型的とのことです。
胞子を顕微鏡で観察してからでないと、結論は出ないそうです。

晩秋の玉川上水。
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本来は水はきれいだそうですが、多摩川の水が濁っているのでこう見えています。

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江戸時代から続く田村酒造にやって来ました。

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煙突のある立派なお屋敷です。

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嘉泉(かせん)というお酒が主製品らしい。

今日は1月上旬の気温ということでしたが、地球温暖化の影響か東京近辺の寒さは昔に比べると楽です。


【追記】

ハタケシメジのように見えたキノコは「オオザラミノシメジ」という種類でかなり珍しく、ほとんどの図鑑には記載されていないそうです。キノコの先生より教わりました。
                              (2019.11.28追記)